【1】より続く。 ※【前篇】としていましたが、3回構成に変更したため【1】とします。
そして前回、地図を貼り忘れました~。
では、念願の五月橋、
いよいよ渡らせていただきます。
突然ですが、問題です。
この主塔に、トラス構造の三角形がいくつあるか答えよ。答え:不明。
…的なレベルの(大謎)、堂々たる主塔。
これを背に、颯爽と…と言いたいところだが、ひとつ困ったことが。
実はわたくし、
コイツが苦手なのよ(苦笑)。
このグレーチング、そしてエキスパンドメタルといった、下が丸見えのヤツ。コレがなかなかきつくって。要は「怖い」のですわ。もちろん、木製の床版とかと比べれば、全然コッチのほうが安全なのはわかっている。わかっちゃあいるが、無理なもんは無理(笑)。故に、実はこういう「シースルー系」、これまで短めのものしか渡ったことなかったのである。
この橋をひと目見たときに床版がグレーチングであることはわかったので、「ヤバいなあ~…」と思ってはいた。しかーーし。ここまで来て、渡らないなんて選択肢は無い。心を殺して、粛々と渡るのみ。
考えてみたのだが、下が見えるのが怖いっつうよりも、
この「流れが感じられない、底なしに深そうな水の様相」に本能的な恐怖を感じるのじゃないかな、と思う。
たぶん、下が砂とか田んぼ、あるいは流れのある渓流とかだったら、
そこまで恐怖は感じないと思うのよ、オクサーン(凡くまさんトリビュート)。
なので、こんな写真も、
撮るときは心臓バクバク(笑)。
愛でる余裕もなし(笑)。極力、下を見ないようにして渡ったのでありました。
…って、
真上向いとるやないか!
ああ、すいません、ネタですよ(笑)←わかっとるわ
あ、でもシースルー恐怖症はマジですよ!
というわけで、
おっかなびっくり、なんとか渡って参りましたよ~。
ここまで来たら、もうイタダキですわ~。
ここで、今さらながら主塔左右にある銘板をチェック。
まず、向かって右。
「五月橋」。お名前きました~。
そして向かって左。
「昭和二十九年九月竣功」。
今回のツーヤオ…失礼、八百津遠征で見てきた橋は、すべて昭和28年~29年に竣功している。これはもちろん、昭和30年竣功の丸山ダム建設に伴い、このあたりの道路がリセットされた証左。
そして時は巡り、新しいダムの完成が迫り、今また道路地図は書き換えられようとしている…。
さあ、
ドキドキの渡橋タイムは終了。そこはもう、ツーヤオじゃなくって、
瑞浪市ですのよ、オクサーン。
【3】に続く。