【旧・田河内隧道篇】より続く。今回、緑画像オンリーです(爆)。
西側旧道より到達した旧・田河内隧道。
これで前回のリベンジは果たした。満足したわたくしは速やかに次の目的地へと去った。のだが。
前回、つまり2015年8月23日には、東側旧道にもアタックを試みていた。
隧道篇で既報のとおり、隧道東側は閉塞しているのだが、この時はそんなことも知らず(ってか、覚えておらず)、無残な敗走に終わった西側旧道突撃の後、
速やかに東側へ回ってきた。
矢印を付けるまでもなく、旧道入り口はお分かりかと思う。
西側の惨めな失敗にハラワタ煮えくりかえっていた(笑)わたくし、今度こそは!と(今思えば、無駄な)気合を入れ直して
即刻突入!
藪とかカンケーあるかボケェェエ!!!
…ぐらいのテンションで(笑)。
道の左手には、川の流れがあるようだ。藪で見えないけど。
…東側旧道進入から5分。
思えばこのあたりが、「もっとも道っぽい」部分だったかと。
そこから3分、
左手の川に、古びた砂防ダムが。
さらに2分…。
唐突に道、終了。
くそ、やっぱこうなんのかよ…。
この時は、わたくしもヘアピンを疑った。ここらが左手の川の源流近くで、左にヘアピンでターンして谷向こうに移る線形はいかにもありそうだった。が…
そんな痕跡ナッシン。旺盛な真夏の植生が、観察を阻む。
もしかしたら、この場所が東側坑口だったのかもしれない。が、なんか匂いを感じなかったわたくし、ヘアピン説(笑)に賭けてみよう、と決めた。が、ここの激藪はとても突破できない…。ここを迂回して対岸に渡るには…。
アレだ。
…というわけで、
先ほど見かけた砂防ダムを伝って、対岸へと渡った。
写真右手が上流方向、すなわちヘアピンを疑ったポイントがある方向。対岸にとりついて少し登ってみて、平場なぞがあろうものなら…素敵。
しかしこのシビアな取り付き…気を引き締めて登る。
結論を申せば、
対岸にとりついて、およそ15分ほど激藪の斜面をガサガサと探し回ったが、隧道坑口はおろか、道らしき痕跡も発見できなかった。
かくして、西側に続き東側旧道も敗退確定…。
酷暑の中、東西合わせておよそ1時間以上も激藪を這いずりまわったあげくのこの結末には、もちろん大いに落胆した。まさにこの時以来の屈辱。そういえばコレも8月(笑)。
…という、まあ失敗をご笑覧いただこうというこの最終回のはずだったが、書くに当たって今さら発見したのだが、
ゼンリン地図を見たら東側旧道が描かれていて、しかも
あの時わたくしが疑った通りに、折り返しているではありませんか!
マジか!?探索が甘かったと!?いや、もっと登らなアカンかったのか?
なぜか地理院地図と逆に、ゼンリン地図には西側旧道が描かれていないので、アバウトに書き込んでみたのが上のやつ。隧道位置は、およそこんな感じなんだと思われる。
…東側旧道が、この線形で正しいのなら。
うーん…
求む!チャレンジャー(笑)
わしゃあもうエエわ(爆)
以上、完結。