昨日はちゃんとお墓詣りをして、
しっかりぼた餅をいただきました。
ついつい、お彼岸のことばかり頭にあり(なんてったってぼた餅がありますから)、
十五夜のことをすっかり忘れていまして。。。
実は今日が『中秋の名月』と言われる、いわゆる十五夜です。
が、満月は明日のようですね。
雨予報ですが、キレイなお月様は見れるのでしょうか?
そういえば、『中秋の名月』というのは、
実は中国から伝わってきたものだそうですね。
唐の時代からお月様を楽しむ習慣が流行り、
これが今のお月見の原型となったようです。
そしてこのお月見は中国では『中秋節』と言って、
春節(中国の旧正月をお祝いする節)の次に大きいお祭り(今年は9/22~24)で、
家族や親しい友人を招いて、月餅を食べ、月を見るという風習ができました。
ではなぜ、月餅を食べるのか?
丸い形を月に見立てているようですが、
月の神様へのお供え物だったとか
唐の皇帝の勝利を祝う食べ物だったとか、
諸説様々です。
どうやら、『月』に関係していたというのは濃厚のようです。
そんな月餅、
小麦粉やラード、砂糖、卵などで作った皮で、
細かく刻んだ松の実、ナッツ、クルミと小豆あんを密で固めたものを包んで、
平たく丸めたものですが、
本場中国のものは、黄身の塩漬けを使うので、塩分を感じるそうですよ。
あんこ好きな私としてはもちろん月餅は好きですが、
実は祖母が大好きでして。
大好きなものはクリームソーダ(必ず2杯飲む)と月餅。
3個一気食いしても食べたことを忘れてしまうほどの月餅好き。
今でも何かの折には月餅を買っては仏壇に供えています。
月餅に限らず、中国の伝統菓子は何とも可愛くて、
食べるのがもったいない。
と言いつつ、次から次へと手が伸びる…。