華麗なる競演 | ねことアートと彩ある暮らし

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今日を愉しむ絵描きのブログ

6月。

 

来る来る、と言いながらなかなかやってこない梅雨。

 

そして、6月なのに五月晴れな天気。

 

で、夏のような気温にエアコンが大活躍です。

 

外でも日陰だとまだ過ごしやすいですけどね。

 

 

さて、今日は世界のお祭りシリーズをお届けしようと思いますが、

 

いや、お祭りじゃないかも。

 

イベント?かな?

 

『ロイヤルアスコット』って知ってますか?

 

そのすじの人(変な意味ではなく)はご存知かもしれません。

 

イギリスで毎年行われる(今年は6/19~6/23)王室主催の競馬です。

 

かつて、アン女王が「この場所こそ、競走馬が全力で走るのにふさわしい」

 

と、ウインザー近郊のアスコットに競馬場の建設を命じ、1711年に創設されたと言われてる、

 

王室所有の競馬場がアスコット競馬場なのですよ。

 

『ロイヤルアスコット』はイギリスでは『ロイヤルミーティング』と呼ばれていて、

 

エリザベス女王は毎年必ず臨席し、

 

その他のイギリス王室の方々も同席するのが通例という、ロイヤルな競馬。

 

そして開催期間中は女王と王室関係者が毎日ウィンザー城から馬車に乗り、馬場の真ん中を横断して入場するんだとか。

 

カッコよすぎてビックリです!

 

また、主催者(王室)が華やかなら、ゲストもすごい!

 

4種類ある観客席は、それぞれ独自の服装規定が定められているそうで、

 

一番厳格なのは、ロイヤル・エンクロージャーという特別席。

 

一般人は到底立ち入ることのできないエリアで、

 

女性は帽子、男性はトップハットを必ず着用し、ドレスコードで観戦。

 

また、競馬の前後には贅沢なピクニックを楽しんだりするようです。

 

豪華なパーティーの競い合いも伝統になっていて、

 

銀の食器を持ち込んだり、シャンパンで乾杯したりなど、

 

到底野外とは考えられないほどの本格的なものもあり、

 

日本の普通の競馬を考えると、ほぼクレイジーのレベル。

 

実は私、競馬場のある町で生まれ育っていまして、

 

幼稚園の遠足は『競馬場』。(←これ、どーかと思う)

 

当時は今みたいにデートで競馬(ちょっと古いか?)という感じではなく、

 

ワンカップ片手に赤鉛筆を耳にかけたオッサンのたまり場みたいま感じだったので、ね…。

 

まー、休日には特に近づいちゃいけない場所でしたよ。

 

そう考えると、アスコット競馬場で繰り広げられるものは『競馬』というより『宴』。

 

ところ変われば、ですね。

 

『競馬』より『人』を見に、ロイヤルアスコット行ってみたいものです。

 

 

 

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