結論から言えば完成したのですが、
どこまでで完成というのか、と。
以前作った『手鏡』もそうですが、色を塗ったけど使えない。
何故なら、鏡を取り付けていないから。
無地の状態で買った時には、鏡やタイルは外れており、
最後に張り付けられるように両面テープ(とても危うい)が付いていたりします。
でもね、このテープ、粘着力が今一つではなく、全く役立たずでして。
結局くっつける何かを自分で用意しなければならないという。
そのため、そこをクリアしなければ使えず、
これは完成というのだろうか?と考えてしまいました。
注文を受けたものならば当然未完成ですが、
自分のために絵を描くことを目的として作ったものだと考えると、
やっぱり完成と呼んでしまう。
そこで、一念発起(?)してホームセンターに両面テープを買いに行ったのですが。
やっぱりテープじゃなくて接着剤のほうが良いのでは?
しかーし、この接着剤、目が回るほどの種類があり、
どこがどう違うのか同じなのか。
日本語で書いてあるのに理解ができない。
そのうち目が泳いできて、
明らかに頭がショートしてきたのが分かります。
お店の人にすがりやっと選べたのですが…、
『裏に書いてありますよ』と一言。
ホントだ
見た目だけで飛びつくのはやめましょう!
あらゆる分野での忠告だと肝に銘じて。
そんな困難を乗り越え、やっと完成しました。
ただ、いわゆる『まな板』と違い、
絵は描いてあるし、タイルは接着剤で貼ってあるし、
使うことを目的したものではありませんね。
『裏側にも絵が描かれていて、見えなくて勿体ないね』と言われますが、
確かに…。
なのでこのボードには置き物として人生を謳歌していただこうと思っております。
ボードの表には
太陽の光を浴びながら蝶々と戯れるお猿さん。
そして、その楽しそうな様子を少し離れた木々のあいだからのぞくモモンガ達。
ボードとタイルの質感、パステルと絵の具の質感の違いを心配しましたが、
逆に遠近感を際立たせ、
チョークアートなのに、タイルに描いたお猿さんが主役に見えるという
なんとも興味深い出来となりました。
『思っているよりやってみる!』
また一つ勉強になりました。
さて、次は何を描こうかな?