昨日、ある方とコメントのやり取りをしているなかで、原作を読みたくなり、ちょうどピッコマで、一部ですが無料で読めることがわかりました。


第2巻まで読むことが出来ましたが、皆さんが原作を絶賛している理由がよくわかりました。そして、原作を愛する方々が、ドラマを絶賛する理由もです。


似ている似ていない、それだけではないのです。マンガは、どうやっても二次元の世界です。そこに、命を吹き込みました。何より、原作の世界を、俳優、スタッフが深く愛していることを痛感いたしました。


ヒロト、なっちゃん、ヒデキ、よもぎ、みんなが生きているのです。私が驚いたのは、岡山天音は、ヒロトとさほど似ているとは思えないのですが、ドラマのヒロトは、ヒロトそのものなのです。これは凄い。


また、私が何度も絶賛した森七菜ですが、なっちゃんの動きは、マンガに寄せているとばかり思っておりましたが、そうではないのです。原作のなっちゃんがしそうな動きを、森七菜が演じているのです。


原作の良さを壊さず、生身の俳優だからこそ出来ることをする。そりゃ絶賛されるわけです。


改めて感じたのは、舞台の阿佐ヶ谷が、絶妙のチョイスだということです。同じ中央線沿線でも、吉祥寺でもお隣の高円寺でもなく、あえて阿佐ヶ谷を選んだというのは、わかる人にはわかると思います。


今日で最終回ですが、これは続編はありですね。


※先日の「土スタ」で、吉岡里帆が原作の大ファンだと話しておりました。よもぎを演じるのが、嬉しくて仕方ないという感じでした。


それともうひとつ。


根岸季衣のばあちゃんが、まんまばあちゃんでした。これには笑ってしまいました。

今週の、「ひらやすみ」は、まいりました。


吉村界人扮するヒデキは、実は会社のなかでは、落ちこぼれておりました。


彼は、高級輸入家具を販売する会社に勤務しているのですが、思うような成績を上げられず、ついには彼の後輩がテコ入れに来て、これがまた業績を上げ、ついにはヒデキに向って、小生意気な口を聞くようになりました。


また、ヒデキも、あせりがあるため、とてもものが売れるような接客ではなく、後でクレームまで来るしまつです。


岡山天音扮するヒロトは、ヒデキのことを心配するのですが、なんで一所懸命働いている自分が、こんなに苦しい思いをしているのに、定職につかず、バイトで食いつないでいるヒロトが、こんなに楽しそうなのよと、ついにはヒロトをブロックしてしまいます。


ヒロトは、心配になり、ヒデキの店に訪れるのですが、その時現れた後輩の、ヒロトを値踏みするような目つきを見ましたか?こいつに買えるわけがないと、小馬鹿にしておりました。いるんです、こういうやつ。


金持ちだけに媚びへつらい、お客を明らかに区別する。こういう輩が私は大嫌いです。


けれども、ヒデキには妻がいて、子供も産まれました。簡単に仕事を放り出すわけにはいかないのです。ヒロトとは、背負っているものが違うのです。


ヒデキは、これからどうするのか、残り僅かになりましたが、「ひらやすみ」を教えてくれた方に感謝いたします。これは、本当に拾い物でした。


※ヒロトが受けたような接客を、私はかつて伊勢丹の本店の、某ハイブランドで受けました。


私には手が届くようなブランドではありませんが、私が連れていった女性は、仕事帰りでTシャツ姿でしたが、本気で買うつもりだったのですよ。


予算はその時100万でした。残念でしたねえ。その後、その女性は、同じ伊勢丹のヨウジヤマモトで、VIP扱いされるほど、上顧客になりました。

この曲のことは、過去にもちらりと書いたことがあります。


太田裕美✕松本隆✕筒美京平の名曲なのですが、太田裕美のファンくらいしか知らないでしょう。


「ピッツァハウス22時」です。


松本隆さんが読んだら、「そんな阿呆な」と笑われるかもしれませんが、私はこの曲は、「木綿のハンカチーフ」のふたりのその後だと、勝手に思っております。


「木綿のハンカチーフ」において、遠距離恋愛をしていたふたりは、結局別れました。しかし、その後、彼女のほうが上京して、色々あって復縁したのですが、結局うまくいかなかった。そんなふうにも取れる曲なのです。


だから、この曲も、「木綿のハンカチーフ」同様、男女の言葉が交互に紡がれます。場所は小さな古いイタリアンで、今は昔の賑わいもありません。そこにふたりは、何度も訪れていたのです。


さりげない言葉の端々に、ふたりの今の気持ちが出ております。そのなかで、男性の言葉のほうに、こうあるのです。


「君からの手紙の束も今はない」。


それでも、彼女ももう泣くことはありません。ふたりとも、すっかり大人になったのです。そう、都会の絵の具な染まったのです。


レコーディングのとき、太田裕美は、思わず感極まり、泣いてしまったそうです。あるところで、声が震えているのがわかります。それでも、そのまま発売したそうです。


YouTubeでも聴けます。ぜひ!