「ちょっとだけエスパー」は、どちらかといえば、ほのぼのとしたコメディタッチの作風だとばかり思っておりましたが、さすが野木亜紀子です。どんどん凄い展開になってまいりました。


エスパーになれるカプセルには、どうやら副作用もあるようで、すでにディーン・フジオカ扮する桜介には、すでに兆候が出ており、宇野祥平扮する半蔵によると、エスパー全員から、独特の匂いが感じると、犬が言っているそうです。


宮﨑あおい扮する四季は、過去(実は未来というのが、面倒なのですが)の記憶が次第に蘇り、実は夫は、岡田将生扮する兆であり、しかも自分は死ぬのです。


彼らを待ち受ける未来は、決して明るいものではなく、兆には兆の正義があり、同じく未来のことを知った、北村匠海扮する市松たちにも、彼の正義があります。


元々死んでも構わない人達と言われた、大泉洋扮する、文太たちエスパーも、このままで終わるわけがなく、そして何より四季本人が、捨て身の行動を取りました。


いよいよ最終回です。これまた見逃せません。







この間の、「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」の蜷川幸雄を見ていて、ひとつ思い出したことがあります。


今日のタイトルに、反応する方は、もうほとんどいないと思います。これは、「大都会 闘いの日々」のなかの傑作です。


「大都会」の第一部は、倉本總がメインの脚本家として参加しておりますが、そのなかでも、この回は凄かった。何より、芸能界はここからいくらかでも進んだのでしょうか?


ゲストは高橋洋子、エヴァのひとではありません。朝ドラ、「北の家族」(こちらも居酒屋ではありません)のヒロインです。


マヤは、歌手になるために、北海道の美唄から上京しました。そんな時、ある芸能関係者が殺害されます。ここまでは明かしても良いと思いますが、殺したのはマヤでした。


マヤは、デビューのために、いわゆる枕営業を強要されておりました。それが原因で殺害してしまったのです。そして、テレビの生放送で、その事を公表しようとしておりました。


その生放送に立ち会う、テレビプロデューサーが、なんと!まだ役者だった頃の蜷川幸雄です。では、生放送はどうなるか。


これが見事です。マヤの大好きだった、ちあきなおみの「喝采」が、ここで生きるのです。


ちなみに、このドラマにおいて、ハッピーエンドはほとんどありません。どこかで見られるようでしたら、ぜひ。



昨日、「FNS歌謡祭」の後編が放送されました。


かつて、とある名物プロデューサーが仕切っていたころ、この歌番組は、生放送、生歌、生演奏に拘りました。


それは、歌番組としては、極めて当然で、極めて真っ当なのですが、一部のアイドルグループの、驚愕の歌唱力が明らかになりました。普段、口パクばかりやっているつけが回ったのです。


今では、録画は勿論、口パク、カラオケは当たり前になりました。ファンのほうも、彼ら彼女らが、ダンスしていれば、例え唄っていなくても満足するのでしょう。


コマーシャルがやたらと多いので、録画をして、私が興味のない方々を、スキップして見ると、一時間もあれば充分でした。知らない方々もたくさんおり、オーディションで選ばれたというグループも結構出ておりましたが、歌唱力はオーディションの対象ではないのか?という方々もいらっしゃいました。


逆に、旧ジャニーズでも、ここまで歌が巧いのかと、驚かされた方々もおりました。もっとも、私が感心したのは、デーモン木暮閣下と氷川きよしのコラボなど、結局ある程度のベテランのコラボでしたが。


はっきりと言えるのは、過去の名場面などで、尺を稼ぐなら、前後編に分けたりせず、一回で放送すべきだということです。


※ひとり、「おっ!」と思ったのは、SUPERBEAVERの渋谷龍太で、加藤登紀子のカヴァーが実に良かったことです。選曲もなかなかでした。