国立劇場の終演が16:35。で、歌舞伎座の夜の部二幕目の「勧進帳」が17:40スタート。何とか幕見で観たいのだが、休日なので果たして席が残っているかどうか。

でも、一か八か賭けてみよう!と国立劇場を飛び出した。早足で駅へ向かい、半蔵門→永田町=赤坂見附で銀座線に乗り換え。やってきたのが、なんとレアな1000系車両。
{70A97065-7014-48C2-BA9A-87B3E57FDCC1:01}

これは間に合っちゃったりして…なんてワクワクしながら、銀座駅からはほとんど走って歌舞伎座へ。うわっ‼スゴい並んでるけどどうだ!?

ダメでした~
{8EE525A9-F0EB-413E-B0DD-C8AC17CD254A:01}

ま、そうですよね~。後でTwitterで見たら、14:30くらいで鈴ヶ森が立見、勧進帳も70番代とか。そりゃムリゲーでした。

ということでスゴスゴと帰路に着く。延長戦というか、はしご歌舞伎は中々難しかった(^_^;)
{19A81AE4-7BD7-4E8B-B006-78764F9513CF:01}

明日11/24、リベンジに行くか。ちょっと迷うところ。吉右衛門さんの義経は観たいんだけどなあ。

幕間を挟んでいよいよクライマックスの「奥殿」の場。藤十郎さんの登場だ。
{C949BB06-D3E9-4570-B27F-DECE9E628E35:01}

先の二幕では、1階でも空席が目立ったていたのだが、ほとんど埋まっていた。みんな藤十郎さんがお目当てなのね。

一度観ているが、今度は前の場から気持ちが続いているので、それぞれの演技がどういう心持ちでやっている(やろうとしている)かが伝わりやすかった。ま、素人にはそんな気がしただけなんだけど(^_^;)

我が子の死を嘆き、嘆きつつ「出かしゃった」と褒める。このクドキの部分は、歌舞伎座の時より抑え気味だったように思うが、むしろよかったと感じました。隣のおばあちゃん、ハンカチを目に当てて泣いてらっしゃる。(それまで結構寝てたんだけどね)

この後は、縁の下で、悪役・仁木弾正と荒獅子男之助の対決があって、橋之助さんの仁木弾正がなかなかの迫力。

ここで短い幕間を挟んで、最後の2幕は物語の解決編。若君派と仁木弾正の悪い側とが、門註所で対決。若君派が敗訴しそうになるところへ、細川勝元というヒーローが登場。これが大岡越前よろしく、悪人側を論理的に問い詰めて、見事な逆転勝訴となる。こういうの中村梅玉さんにぴったりだなあ。
最後の場では仁木が討たれて、判りやすい悪が滅んでめでたしめでたしという勧善懲悪ストーリー。爽やかで気分よく終わるのだが、政岡の悲劇がどっかいってしまうのが何だかな~と。

いや、でも通しで観るのは本当にいいですね。歌舞伎座大好きだけど、この点では国立劇場は素晴らしいと思います。
{9FE81421-4B0F-44B9-8532-0554F135C55A:01}

3連休初日の土曜日は、楽しみにしていた歌舞伎観劇。
ちょっとだけ早起きして、会社用のズボンまとめて5本洗濯し、ポカポカあったかい日差し晴れのベランダに干して、気分よくお出かけニコニコ

場所は半蔵門の国立劇場。半蔵門は、学生時代、27~8年前にバイトしていた思い出の場所。毎週月曜日には、ダンボール箱満杯の雑誌を台車に載せて、国立劇場の裏道を郵便局まで押して歩いたなあ。
あの頃は、自分がここで歌舞伎を観るようになるとは思わなかった。

この日の演目は、通し狂言「伽羅(めいぼく)先代萩」。伊達騒動を元にしたお家騒動モノで、特に、若君毒殺計画のさなか、我が子を犠牲にしてしまう乳人・政岡の耐え忍ぶ姿と、嘆きが見所の「御殿(奥殿)」の場が有名だ。

奥殿の政岡は、坂田藤十郎さん。歌舞伎座で昨年観ているのだが、今回は通しでやるので、その前に何があったのか、その後にどうなったのかが観られるのがとても楽しみ。
{B7FE0AA7-506D-4CB9-A9EA-558282AB4CA7:01}

で、その「竹の間」は国立劇場では初上演とのことだったが、これがとても判りやすいひらめき電球  悪役は悪役らしく、若君を大事に思う政岡と、若君、そして政岡の子千松との関係もしっかり演じられていて、ここを観ておくと、次の「奥殿」にすっと入っていけるし、各人の心持ちも受け入れやすい。絶対続けてやった方がいいと思う。

幕間に外に出てみた。
{CDF8CC91-D118-4C4D-A262-D7D3850F56DF:01}