これは2023年㋅㏮㈭に「2023年5月のマナカ(manaca)」の記事を投稿したときに気づいたことです。
アメブロの画像フォルダにアップロードしたPNG形式のきれいな図の画像が、境界線がぼやけて字がにじんで汚い色の図に改ざんされてしまいました。以下に並べて比較してみると、改ざんされていることが一目瞭然です。
改 ざ ん 後 の 画 像 |
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オ リ ジ ナ ル の 画 像 |
※ アメブロの画像フォルダにアップロードしたらまた改ざんされてしまうので、上記の画像は別のサーバーにアップロードしたものを表示しています。「改ざん後の画像」はアメブロの https://stat.ameba.jp/user_images/20230615/19/quaoar/be/4d/p/o0480020015299556000.png で表示される画像を保存してそのまま別のサーバーにアップロードし直したものです。(【㋇㏥追記】iPadのsafariやアメーバアプリで上のリンクを踏んだら改ざん前のきれいな画像が表示されました。しかし同じ環境で元記事を表示するとそこに貼られた画像は改ざん後の汚い画像になります。どうなっているのかさっぱりわかりません。)
拡大して見ると、本来は背景の純白であるべき場所がにじんで薄汚れていることがもっとよくわかります。
これだけを見るとJPEG形式に変換されてしまったのかと思うかもしれませんが、そうではなく改ざん後の画像はWebP形式になっています。URLの拡張子は .png のままですが実体はWebP形式であり content-type: image/webp になっています。WebP形式自体は非可逆圧縮も可逆圧縮も扱えるから別に構わないですが、アメブロは変換の際にPNG形式の画像を勝手に非可逆圧縮してWebP形式に変換したようです。バカなの? 頭狂ってるんでしょうか。
こんな仕打ちをされたら、もう今後まともに記事は書けません。これはだめかもわからんね。
ちなみにオリジナルの画像を試しに私が自分でWebP形式(可逆圧縮; lossless)に変換したものを下に載せておきます。見てのとおり、オリジナルの画像と区別つきません(losslessだから当たり前だ)。PNG形式をWebP形式に変換したいなら本来はこのようにlosslessでやるべきです。
画像形式にあまり詳しくないと、そういう難しいことはできなくてもやむを得ないのではないかと思う人がいるかもしれないけど、これは業務や趣味で画像データを扱う人にとっては難しい話ではないし莫大な費用がかかるわけでもない基本的なことです。
アメブロはいったい何がしたいんでしょうか。データサイズを小さくしたいのではと思った人がいるかもしれないけど、小さくなってないし(下表のように、むしろ巨大化している)。
画像データ | データサイズ |
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オリジナルのPNG形式の画像 | 1,894 バイト |
私が正しくWebP形式に変換した画像 | 2,416 バイト |
アメブロが改ざんしたWebP形式の画像 | 13,722 バイト |
なら自分でWebP形式に変換した画像をアップロードすればいいだろ、と言いたい人がいるかもしれないけどそれはできないです。JPEG, GIF, PNG 以外の形式をアメブロの画像フォルダにアップロードしようとしてもできずエラーになります。(下図では拡張子が.webpになっていますが、拡張子だけ.pngに変えても実体がWebP形式だと同じくエラーになります。)
もしも今だけ実験的に変なことをやっているけどそのうち直る、というならまだ対処のしようがあるかもしれません。しかし過去の記事を確認したところ、最近アップロードした画像だけでなく、10年以上前にアップロードして当時は正常だったPNG画像も今は改ざんされて汚くなっていました。これは直ることは期待できそうにないです。
1,000,000歩譲って今後きれいなPNG形式の図をアップロードできないことを受け入れるとしても、何年も前の記事で公開した画像が今になって改ざんされたのではたまったものではありません。ピクセル数を数えれば値を読み取れるようなグラフの画像もあったけど、にじんでしまってはそれもわかりにくくなります。画像を管理する機能がこんなんでは、このアメブロというブログサービスはもうダメです。