「慣れ」の怖さ | 税理士受験生のメンタルを支えていくブログ

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いろいろな悩みがあると思いますが、
少しでも参考になることがあれば幸いです。

GW終了、答練シーズンに突入ですね。

社会復帰もなかなかつらいところですが・・・

 

さて、本試験では未知の慣れない出題形式など、

今まで学校の勉強では見たことがないパターンが出ます。

受験生は学校慣れしてしまうので、戸惑うことも多いかと思います。

 

 

◆学校の問題に慣れすぎてしまう

9月あるいは1月から学校の問題を解きまくっているため、

学校の出題形式や言い回しに慣れてしまっています。

そのため、本試験の試験委員が書くような問題文や

見たこともない出題形式に戸惑うこともありがちです。

 

税理士試験では同じ出題を使いまわさない傾向が顕著です。

固定資産税のように理論が暗記一辺倒で改正論点も少ないものは

例外的で、ほとんどの出題が過去問と同じ問題を出しません。

正確に言えば、解答は同じになっても出題が異なっています。

 

もうひとつやっかいなことは、

出題者は落とすための試験作りに邁進してしまうのか、

試験のための問題のような、

実務でこんなことあるの?と思うような問題も出されています。

こんなんで合否決めないでよ、

と思ったことも何度かありました・・・

 

いずれにせよ、本試験の問題は学校とは違うため、

混乱したまま本試験終了とならないよう、

この直前期に少しでも対策を立てておきたいですね。

 

 

 

 

◆想定外の問題に振り回されないために

直前期は過去問に触れる機会が増えますので、

ただ過去問を解くだけでなく、

変な?問題に慣れたり、

変な出題がされたらどのように立ち回るか考えるなど、

作戦を考えておける時間帯でもあります。

 

経験的に気になるパターンについて、

私なりに思ったところを列挙します。

 

まず計算について。

 

解答用紙がいつもと違う特殊パターン。

いつも上から順番に解いていたり、

学校の解答用紙に慣れていると驚いてしまう。

なるべく過去問で当たっておきたいパターンです。

解答の順序や時間のかかり方など要チェックです。

また、どこを拾うべきでどこを捨ててよいのか、

取捨選択もできれば考えておきたいです。

 

それから、解答の判断根拠となる事実が

問題文の後ろの方で出てくるパターン。

これは問題文を一通り眺めてから解くようにすると

対処できる可能性が高まります。

いきなり頭から解き始めてしまう方は気を付けましょう。

これもできれば過去問で当たっておくといいですね。

 

あとは学校の答練でも出くわすと思いますが、

明らかに制限時間で終わらない量のパターン。

取捨選択を判断できるよう、

正答することが難しい問題を見分ける力、

どこまで解いたらいいかの判断力、

を養っておきましょう。

特に通信受講生の方は必ず時間を測って解きましょう。

 

次に理論について。

 

暗記は覚えていることが前提にはなりますが、

問題文をよく読んで解答範囲に注意です。

解答用紙の解答範囲も気を付けましょう。

書いていたら書ききれなくなったとか、

書くところを間違えてしまったとか、

タイムロスになることは本試験では厳禁です。

(私は何度かはまって落ちました・・)

 

応用理論は特にやっかいです。

何を問われているのかが分かりにくい、

やたら問題文が長い、

解答用紙が多い(その割に解答自体は短い)、

解答範囲が広すぎるかも・・、

など、毎年難解な問題が出やすいです。

過去問でなるべく当たっておきたいところです。

 

また時間切れにならないよう、

問題をひととおり読んでみて、

解答時間がどれくらいかかるか、

イメージできるようにしておけるとよいと思います。

理論暗記は暗記中心の作業になりがちですが、

答練やこれまでの演習問題で書いた時に

どのくらい書く時間がかかったかを見ておくと、

本試験のときに解答時間をイメージしやすいです。

私はTACの理論マスターに解答時間を書き込んでました。

 

応用理論は特に解答方法を普段から練っておくのが

本番で慌てないための対策になると思います。

必要以上に書いてしまうとタイムロスになりますので、

よい解答例を研究して、

解答パターンを用意しておくとよいと思います。

学校の先生やテキストが解答パターンを作っている場合も

あると思いますので、それなら活用するとよいでしょう。

 

あと、場合によっては箇条書き解答が優れています。

学校の先生との相談になるかもしれませんが、

箇条書きでいいなら端的に得点につながるセンテンスを

盛り込んで書けば時間効率がよくなります。

てにをはや接続詞を無駄に書くのは

採点する側にとっても読みづらく印象が悪くなります。

学校の解答例は丁寧に書かれているので、

箇条書き解答は慣れない方もいるかもしれません。

私は消費税法の応用理論は箇条書きして合格しました。

すべての問題に対して箇条書きとはいかないと思うので、

学校の先生に相談してみるのもよいと思います。

私のTACの先生はこの問題は箇条書きでもよい、

と講義のとき解説でおっしゃってくださったので助かりました。

 

 

理論暗記で手いっぱいで他に手が回らない時期ですが、

過去問に当たる時間や、応用理論対策をする時間も

勉強時間の計画に少しは組み込んでおきたいところです。

 

長くなりましたが、久しぶりに学習法の記事になりました。

参考になれば幸いです。