AnkerMake M5 | CLAYの日記

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老後の為の忘備録

 前々から3Dプリンターが欲しかったのですが、2024年6月2日(日)の夜にセールしてたのでポチりました。

幾つかの候補があり、安い目のにしようかと思っていたのでラッキーでした。



 

 2023年3月発売で今年の3月には新製品のM5Cが出ていますが、こちらは廉価版。

新型機はABSも使えるようですが、セール価格は1万円しか違わなかったので迷わずM5。

材料が付いてくるか不明だったので、グレーのフィラメント1Kgも買っておきました。

 



 6日(木)の夜に開封して組み立てまで済ませておきました。
組み立てると言ってもベースに支柱を取り付けるだけなんですけどね。
ネット上では「20分で組み立てられる」とありますが、よく確認しながらじっくりと。

 



 振動が心配だったので床置きにしたかったのですが、蹴り飛ばしそうです。
また騒音も心配なので、ホビールームの机の上にしました。
書斎のパソコンで作図⇒OneDriveで共有⇒ホビールームのパソコンでスライスして印刷と言う流れです。

 



 8日(土)は午前中自治会で午後も遅くから試験運用。
PLA線は「硬くなる所まで入れる」とありましたが、材料が溶け出てこない。
ちょっと押し方が足りなかったようです。

 



 などと言う試行錯誤をしながら、先ずは定番のベンチマークを走らせることにしました。
そう、ネット上でよく見るあの船です。
印刷過程を見ると、全くのソリッドではなく少し間引いてくれているようです。

 



 完成です。
宣伝通り45分で印刷出来ました。
若干の波打ちがありますが、調整無しでこれは立派だと思います。
ベルトのテンションをもう少し張ると良くなるかも知れません。

 



 ニーズとしてはあれこれ自作したいので、3DCADが必要です。
これは実質無料で使えるFUSION360が定番らしいのでこれをインストール。
9日(日)の午後から参考書を買いに行ったのですが、田舎故3軒周って見つかりませんでした。
仕方がないのでYoutube見ながらあ~でもないこ~でもない。
今回作りたいのは下の。
自転車のバーエンドバーのエンドキャップです。
片方無くなってるので。

 



 本来はパイプに入る方は若干の寸法誤差に対応するため、外径を小さくしてリブを立てます。
でもド素人が初見のソフトウェアじゃ、無理な話ざんしょ。
プリンターの精度と積層ピッチのギザギザに期待してガチンコです。
物性を調べるとPLAはABSよりも粘りが少ないのでちょっと心配。
何とか出来ました。

 



 いざ印刷!
あの船に比べれば簡単な物なので、予定時間はたったの3分。

 



出来上がりは下写真。

 



 外周に少し溝があります。
円だけどくるくる回ってるじゃなくて往復してるのかな?

 



折角なので3個作りました。

 



最初なので精度を確認しておこうと思います。

 



 1個に付きそれぞれ3点測定。
測定結果は下記の通り。
Z軸はかなりの精度ですが、XY軸は若干ばらつくね。
速度を落とせば精度は上がるのかな。

 



 試しに取り付けてみます。
場所はこれ。
叩き込んでいる内に隣のエンドキャップが振動で浮いてきました。
こりゃ失くす筈だよねぇ。

 



 なので両方交換。
両方とも木槌で叩き込んでカッチリ勘合でした。

 



 まあまあ何とか使えそうな感じ。
これから思いつくままニーズに合わせて作っていこうと思います。
FUSION360にどれだけ習熟できるかに掛かってますが。
バイクの部品などを作るなら、3Dスキャナーが必須だろうからそのうち買わなきゃ。
これが後300年進歩すると、スタートレックのレプリケーターになるのかな?