刃物研ぎ器(YCS-125)導入 | CLAYの日記

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老後の為の忘備録

 若い頃は時々包丁を研いでいたのですが、もう長いことほったらかし。

最後に研いだのはもう10年近く前だ。

 

 

 家内はシャープナー使ったり、或いは長男が下宿で使ってたお古を出して来たり。
まあそれなりにやってるみたいだけど、シャープナーで何時までもは駄目だから、かなり前から気にはなってた。
家内に話をすると「勿体無いじゃない」との事だけど、他にも研ぎたいのあるからコロナで吞み代浮いてる今の内に買おう(笑)
最安値は3,000円ちょっとのがあったけど、それなら家の両頭グラインダーの方がマシじゃないの?
砥石の側面で研ぐ方式で一番安いの。
もう廃番なのかあまり見かけない。

 

 

 この価格だとあまり期待できない…砥石も見るからに安っぽそうだし、電動機入力も50Wしかないし。
過度に期待しちゃ駄目だね。
寒風に吹かれて屋外の流しでせっせと手で研ぐこと考えると、屋内で砥石が電動で回ってくれるだけで良しとしよう。
ネット価格とほぼ同じで近所のホームセンターにあったので、11日(木)に娘の買い物に付き合う序に買ってきました。
山善のYCS-125。

 



 早速セッティング。
排水カップは無いので、鍋で受ける。
砥石に十分水を吸わせてから開始。

 



取り敢えず包丁3本研いでみるか。

 


 

 回転数は350rpmなのでやや遅い気もするけど、まあこんなもんでしょ。
刃物ガイドは案の定ほぼ役に立たず(笑)
時々ゴツゴツするので調べると、砥石に異物が混じってる。
注水カップからの水の出もネット上の評判通り。

 



当たり的にはまあまあだと思うんだけど、どうだろう。

 



 目が見えないので研ぐ時はほぼ手の触感だけど、まあまあでしょ?
でも「まあ前よりはマシかな?」程度で、家内の評価も同じでした。

 



 包丁3本研いで次はナイフ。
確かガーバーのもあった筈なんだけど…あまり使わないのでステンレスが多い。
手で研ぐのは大変だよね、きっと。
今回は左の切り出し小刀。
50年程前に父親に貰った物なんだけど、大人になってから気が付いた。
帯鋸から自作してるんだ。
昔はこれで鉛筆削ってたけど、今は刃も丸くなっちゃってあまり切れない。

 



 これもまあちょっとはマシになった程度。
付いてるのが中目砥石で、最後の仕上げをしていないからか、そもそも下手なのか。

 



 何だかんだで休み休み一時間近く(定格は30分)使ったら、本体がかなり熱くなってた。

所詮家庭用なので無理は禁物ね。

最後片付ける時に気が付いた。
砥紛滅茶苦茶沢山出てる!
これでどの程度持つんだ?

 



 見た限りは砥石は専用みたいなんだよね。
もう少し良いので使えるのがあったら良いんだけど。
気が向いたら探すか。
まあ取り敢えず値段なりに役には立ちそうかな。

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 12日(金)は休みだったので、切り出し小刀でもう一度トライ。

これなら研ぎ直したと言えるくらいにはなったんじゃない?と言うところまでできた。

全く技能不要の全自動とは行かないね。

折角なので、包丁もいつも使ってる一本を手で仕上げ研ぎしました。

昨日の研ぎに間違いは無い筈なので。

夜に家内が「昨日は変わらないと言ったけど、さっき使ったらよく切れました。」とのこと。

やはり仕上げは大事なんだね。