前回の続き
先日のLOGOSキャンドルランタンにムラエのMGT-4を入れると言うの、駄目だった。
https://ameblo.jp/qt6zaq/entry-12499578775.html
先日白山に行った時の前泊で使った。https://ameblo.jp/qt6zaq/entry-12523415419.html
先ずやはりランタン本体が熱くなり過ぎて、安全上とても使えない。次に箱の上に置いておいてひっくり返って落下したんだけど、それだとオイルが殆ど漏れてしまった。
それにしても、なんでこんなに熱くなるんだ?
燃料は両方パラフィン系なので熱量は変わらない筈だから、やはり火点の高さと炎の大きさなのか?
大雑把に計算してみようか。。。
私が持ってる百均のタブキャンドルのサイズはφ3.6cmxH1.2cmなので体積は12.2cm3。
比重を0.82、発熱量を46.0KJ/gとして
12.2cm3x0.82g/cm3x46.0KJ/gx0.24cal/J=110Kcal/個。
燃焼時間が4時間だから、28Kcal/h。
対してMGT-4は私のエエ加減な実測によるとφ3.6cmxH2.0cmなので容量は20.3cm3。
発熱量はパラフィン系だから同じとすると同様の計算で184Kcal。
燃焼時間を同じく4時間として46Kcal/hなので蝋燭の64%増しだ。
更に火点が高いとなると、そりぁ熱いよねぇ。。。
なのでこの案は却下、折角買ったMGT-4は他に使い道無いか?
とか思いつつ見てたんだけど、熱量はあるんだよねぇ…当たり前だけど。
と言うか、アルコールの熱量が少ないんだよね。 という事は、もう熱源として使った方が良いんじゃないかな。
世間では百均の燃料や蝋燭で炊飯とかやってる。
ダイソーの燃料は固形もジェルもメタノールが主成分らしい。
概ね私が使ってるケンエーと同じとして、24.8KJ/gとしようか。
ダイソーの燃料は下記を参考にして
https://camphack.nap-camp.com/1470
固形式だと25gx24.8KJ/gx0.24calx(3,600sec/880sec)=608Kcal/h
ジェルだと27gx24.8KJ/gx0.24calx(3,600sec/780sec)=741Kcal/h
…まあそんな感じかな。
太い目の針金で五徳の様なものを作る。
ジェルだと27gx24.8KJ/gx0.24calx(3,600sec/780sec)=741Kcal/h
…まあそんな感じかな。
太い目の針金で五徳の様なものを作る。
試しに焼酎を燗にしてみる。
(私は酒は何であれ常にストレート派なのです)
10分で上燗。
火力強過ぎる感じだけど、アウトドアなら丁度良いかもね。
10分で上燗。
火力強過ぎる感じだけど、アウトドアなら丁度良いかもね。
欠点は外炎が底に当たると煤が付くこと。
レインボーオイルは煤が出ないという事だけど、完全燃焼しないとやはり煤が出る…しかも強烈に。
アルコール燃料と比べての欠点だね。
スキレットはどうやろ?と試してみる。
30分で蓋が熱くて触れないくらいになった。
これで料理は無理ね。
なので酒を燗した後作った料理の保温か、面倒臭がりの私なら缶詰温める用途だね。
という事で次実践の機会があれば確認予定。
次回へ続く