ETCの取付け/ワゴンR | CLAYの日記

CLAYの日記

老後の為の忘備録

2017/08/13
22:06
 家内の2015年式ワゴンR(DBA-MH34S)にETCの取付けです。
実家に帰るのに時々使うと言う事なので…早く言えよ。
とにかく価格最優先、ETC2.0は1万円の補助があるけどそれでも旧型のが安いし、面倒な申請とかは嫌だ。
近所のカー用品店幾つか回った最安値はFURUNOのETC本体と書き込み費用、取付け金具で税込み10,238円。
ネットで調べるとPanasonicのCY-ET925KD(セットアップ作業付き)とスズキ車用取付金具、エーモンの低背ヒューズE578の3つセットで8,883円をお勧めされたのでポチる。
極めて速やかに配達されるが、家内がお盆休みに入らないので数日放置。
 

作業に掛かり出してからフと思う…低背ヒューズは常時電源とACC電源の2個必要なんじゃないの?
ここで今更ながらに取説を引っ張り出し調べる。
運転席右側のヒューズボックスの上段右端の15AがACC電源、下段右から5番目が室内灯(=常時)。
 

10Aの低背ヒューズ買うか…と思いつつ15Aの低背ヒューズ見て思う。
「車載スペックがこんな半田のチョイ付けで良いの?」
 

昔車の部品メーカーさんに「車の場合は絶対にチョイ付けは駄目!!」と言われたんだけど、これで通用してるならそれでも良いか…作ろう(笑)
E578の筒型ヒューズは不要だから捨てて、反対側の電線切って流用する。
10Aのヒューズの端っこを削って端子出して半田でチョイ付け。
こんなもんでしょ…車程度の振動なら大丈夫かな。
自信の無い方はエーモンのE577を購入するのが良いです。
 

これをETCのケーブルに圧着端子で接続してビニルテープで絶縁処理。
+B(常時)が10A、ACCが15A。
 

次にハンドル下カバーの取り外し。
これは差し込んであるだけなので力任せに引き抜くだけ。
下写真の丸の所が掴みやすい。
 

外した状態は下の通り。
爪で引っ掛かってるだけ。
 

ETC取付け口の加工。
高さは2段階になってるけど、小さい穴で良い。
下写真の赤で囲んだ所は残す。
 

取付金具にETC本体を貼り付けてカバーにネジ止め。
前後方向はETC本体のお尻と取付金具をツライチにしました。
 

次に運転席側ドアのゴムを取り外す。
これは引っ張るだけ。
その後ピラーのカバーも引っ張って外す。
先ず上部、その後真ん中くらいにもフックがあるので2か所。
 

アンテナはこの位置に貼り付け。
視界に入り難い助手席側を推奨との事だが、カメラを跨ぐのは面倒臭いのとカード挿入ランプが見え辛いのは嫌なので運転席側。
 

ケーブルは天井側は押し込んで、ピラー部はウインドウォッシャー液用のホースの上側を通す。
その直下が空いているのでそのままケーブルを通せば引っ掛からずに下まで落ちる。
 

電源のアースを接続する。
運転席左側に端子を見つけたので、ここに共締めする。
 

常時とACCの電源を接続(ヒューズを差し込む)
調べたところ何れも上部が電源側なので、ヒューズから出た電線が上になるように差し込む。
下でも問題は無いが、室内灯のヒューズが切れてもETCが使える、その他のトラブルが発生した場合でも幾分かは原因特定の手間が省けるなどの利点があるので上側にすることを推奨。
 

カバーを足元に転がして配線処理。
毎度の事だけど「10tトラックに付けるのか?」と思う程の長さなので馬鹿には出来ない。
もう少し暇があればケーブル短く加工するんだけど、今回はコンベックスベースをカバーに付けて、インシュロックタイで束ねて固定する。
 

この状態で電源を入れて動作確認。
音声案内を確認。
その後ETCカードを挿入して、アンテナのランプが付くことを確認。
最後にキーを切って「カードが残っています」の音声を確認。
動作に問題が無ければカバーの取付け。
ETC本体はこんな感じ。
 

最後に実走行して確認。
上手く動作しなかったら目も当てられないので、ETC/一般から進入する。
本当はスマートICから入れば不動時にはエスケープして料金払わずに済ませられるのでそちらがお薦め。
でもここまで来たらもう失敗なんて無いでしょ?…と言うのが危ないんだけど(笑)
帰りはスマートICから出ました。
 

これの通行料金220円も含めて合計9,103円。
写真撮ったり取説調べたりヒューズの加工したり、暑いので作業効率上がらず弟達と話しながらチンタラと2時間掛けて作業。
真面目にやれば1時間掛からないと思うけど、取付けは夏場以外にしたいね(笑)