PICkit3クローン到着 | CLAYの日記

CLAYの日記

老後の為の忘備録

2018/03/28
23:07
 先月東京出張の折、帰りに秋葉原に寄ってPICkit3を買おうかどうしようか迷ってた。
6,000円以上したので「なんだか高いなぁ…半値位が妥当じゃないの?」と思って見送り。
ネットでググると「Amazonで買うべき」と言う記述があったんだけど、秋月よりも高いじゃないか。
「ど~言うこと?」と更に調べて判明した…パチもんがあるんだ!
これってIBMのPC/ATクローンみたいなノリ?
本家が特に規制していないみたいだから、PC-286みたいに何か引っ掛かりがあるとかじゃないよね?
評価を見ても特に問題は無いようだし、価格は私の予想の遥か下を行く1/4!
やるなぁ中国…これは買わなきゃ。
まあ日本の物作りが良かったのは前世紀までで、それも90年代後半は過去の実績に胡坐掻いてるだけだったと言うのは物作りに関わった人間の共通認識だ。
現在時点に至ってはトータルパフォーマンスで、中国どころか米国や欧州のかなり後塵を拝してるね、残念だけど。
物は発注して10日で届いた。
「MがWになってる!」とか言う書き込みも見たけど、それすらなく黒塗りの品。
 

 書込み用のアダプターも同時に発注しておいたけど、これは国内在庫だったのか先に到着してた。
WINGONEER PIC ICD2 PICKIT 2 PICKIT 3プログラミングアダプターPICKIT2 PICKIT3ユニバーサルプログラマーシート と言うの。
ゼロプレッシャーソケットの成形品の材質悪いね。
日本が国内で材料作れば良い物なんだけど、これが今の世界のスタンダード。
1980年頃に買ったのに比べたら粗悪品も良い所だけど、価格はソケットだけでこのアダプターの6倍だった。
この用途ならまあエエやろ…拘りは不要だ。
 

 問題はこのテの常で、取説が無いってことなんだよね。
しかも書いてる文字が小さくで読めないじゃないかっ!!
日本は爺婆の国なんだから、もっと大きく書いてくれ。
ルーペで読んだら読んだで、書いてあることがさっぱり判らん。
 

 「どうすべぇ…」と本体を鳥瞰してICの絵が描いてあることに気付く。
これってチップ毎にジャンパー変えるんじゃなくて、チップの位置を変えるの?
私の美的感覚とはかなり違うよねぇ。。。
と言う事で得心が行き、テスターで導通を当たって確認する。
PICは沢山出てるけど、8Pinと18Pinが使えれば十分だよね?
と言う事でソケットにマジックで位置を書込む。
ジャンパーはJ1が2(購入時は3)でJ2~J7は2-3(購入時のまま)で両方行ける。
 

 試しに書いてみるか。
教材のサンプルプログラムはHI-TECH Cと言う昔のなので、これをXC8に書き直しておいた。
と言ってもコンフィギュレーションワードの設定くらいだけど。
 

 一応ちゃんと理解して進めようと思ってるので、結構時間掛かるね。
書込みは秋月電子のを参考にした。
ドキドキワクワクで書込み終了…思ったよりも時間掛かったね。
 
 
 釦押したらLEDが点灯した。
これで動作確認は終了。
 

 まあ差し当たって作りたいのはエレキーくらいしかないんだけどね。
これは確か1980年くらいにハムジャーナル誌にZ80での製作記事が載ってた。
あれを見て以来ずっと作ろうと思ってたんだけど、40年近く経ってしまった。
いやまぁ違うのでもう少し複雑なのは沢山作ったんだけど、中々こちらには来られなかった。
四半世紀離れている間にすっかり忘れてしまったんだけど、もう一回やろうってのが我ながら奇特だよね。
先日友人にそんな事話してたら「アホちゃう?」と言われた(笑)