DMC-S2用ケースの製作 | CLAYの日記

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老後の為の忘備録

テーマ:7.革細工
2016年06月12日 10時30分

Panasonic製LUMIX DMC-S2を買って以来の懸案だった、カメラケース(速写ケース)を作りました。
「長いこと放ったらかしかよ。。。」なんだけど、既述の如く2年半程ブランクがあったので問題無かったのと、どうにも良い構想が浮かばなかったのが原因。
GWの四国ツーリングと先日の野坂岳山登りでやはり必要性を痛感したので、課題の多い形状だけど取り敢えず作ってみようかと言う事で出来たのはこんな感じ。
 
 
ツーリングにしても山登りにしても私のスタイルは「変化点があれば写真を撮る」なのです。
つまりタイムスタンプの代わりなので、写り具合なんてのは二の次。
所詮安物コンデジなので、画質に期待しちゃいけない。
どうせ1/2.33インチCCDで被写界深度が深いから、ピントは気にしない。
構図なんて関係無い、2M画素で取って必要なら後からトリミングしてる。
勿論これの出来が悪いと言う訳ではなく、同等クラスとしてはその時点で画質含めてトータルで最高だった…でなきゃ態々自分で金出して買ったりしない。
でも使用目的はタイムスタンプ、後からGPSと組み合わせて位置を確認して記録に残すのが目的。
なので何かあればとにかくシャッターを切る、シャッターチャンスこそ全て…と言う要求項目を満たせるもの。
第一にケースから出さなくてもシャッターを切れる事。
これは単純にそのまま穴を空けた。
一番脆弱なレンズ部を保護していないのは問題だけど、普通は大丈夫でしょ。
普通じゃない時に壊れるのが常だから。
 
 
そして電源釦とシャッター釦が露出していること。
こんな感じ…急ぎの時にこれ以外の釦は触らないから、これで十分。
 
 
第二に外付けできること。
態々ウエストバッグから取り出すなんてのはシャッター切る回数を減らす元。
取付けも簡単に出来るように、今回はホック式にした。
 
 
想定最大サイズはザ・ノースフェイスのマウンテンバイカーのベルト40mmなので、これに合わせた。
 
 
これの場合は付けたらこんな感じ…ツーリング時のスタイルね。
 
 
山登りの時はウエストポーチ。
 
 
出来れば自分の視点に近い方が良いので、実際にはザックのチェストベルトかな?
 
 
手の自然な動きと言う事ではショルダーベルトかも知れない。
こうした時に底部がホックになるのが気になってたので作らなかったんだけど、本体軽いから大丈夫かな?
ベルトホックの外れも含めて、念のためにストラップはカラビナで固定が前提だけど。
 
 
そもそもの教育が機械屋なので、何かに付けて機械加工的な精度を求めてしまうのが毎度の失敗の原因。
レンズ穴は手持ちの製図用テンプレートの一番大きい○を使ったんだけど、革の遊びを考えるともう少し余裕が欲しかった。
位置を若干微調整したら、硬化剤で固めるつもり。

キーワード:レザークラフト 革細工 カメラケース 速写ケース 自作