フロントブレーキ再び/AXIS90 | CLAYの日記

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老後の為の忘備録

テーマ:3.車と単車
2015年10月24日 22時47分
 ほぼ終了したので、カウルの取り付け。
クランスケースカバー3の内部は振動防止のスポンジが付いている。
細かく言うとエアクリーナーよりも発泡倍率の低い(密度の高い)振動吸収性に優れたもの。
でもまあここは構造体でもないし「何でもエエやん」なので、クリーナーに使った余りで適当に貼り付ける。
 
 
 全体の確認。
フロントタイヤが回らない…これが所謂”引きずり”と言うヤツなのだろうか。
もう引きずりどころではなくて、ウンともスンとも言わない(笑)
この車両は元々そのケがあって、新車時はディスクがかなり熱を持ったりしてたんだけど最近は大丈夫だった。
はっきり言って原因解らずなので、諦めて分解掃除に入る。
ユニオンボルトを一度緩めてから軽く締めて、それからフロントブレーキを外してパッドを取り出したらブレーキレバーをキコキコ動かしてキャリパーピストンを押し出す。
この時に確認したけれど、0.5mm程度バックラッシュも掛かっていて良い感じ…なのに何故駄目?
まあ汚いのは汚いけど(笑)
 
 
 キャリパーブラケット内部もフルードのカスが沢山。
頻繁に交換しろと言うのは、このカスが析出する前に入れ替えろと言う理解で良いのかな?
 
 
 と言う事で分解掃除する。
キャリパーブラケットのミゾ(キャリパーピストンシールが入る所)はマイナスドライバー等でカスを綺麗に取る。
 
 
 ピストンはこびり付きが激しいので軽くワイヤーブラシで落としてから、仏壇の金属磨きを拝借。
爪で当たって引っ掛かりが無い程度に円周方向に磨く。
縦に磨くと油が滲み出る可能性があるのと、そもそも円周方向に磨くのが作業性が良いでしょ。
 
 
 綺麗にしたら組み付け。
キヤリパーピストンシール、高いね。
純正品の品番が4ML-W0047-00と言うのは突き止めたけど、互換品を見つけられなかった。
9割以上が販管費とは理解するけど、安いタイヤが買えるぜ。。。
自分しか乗らないなら絶対に再使用する(笑)
今は子供たちも乗るから仕方ない、交換だ。
 
 
 再度のブレーキフルード充填。
既に独自の”吸出し法”を確立したので、問題は無い筈。
エア抜きで効果の程も見えないままに際限無くレバーをキコキコする、意味は理解できても意義を感じられない虚しい作業とはオサラバ。
この様にリザーバータンクを手の平で覆い、少し開けた隙間から口で吸いだすのである。
 
 
 昨日退社途中でホースを買ってきた。
今回は更に進歩して、これをブリードスクリューに繋いで下から吸い上げようと言う算段だ。
 
 
 効果はもうバッチリ!
ほぼ下写真の状態まで油が上がって来たらエアを噛んでいないかの確認だけど、全く問題無し。
 
 
 最後にブリードスクリューを軽く締めてからレバーを握った状態にして、ブリードスクリューを少し緩めてキャリパー内のエアを抜いて終了。
この方式の問題点はブレーキフルードが少々苦いと言う事(笑)
健康に良いとも思えないけど、残り寿命の方が短い私が日曜整備士する程度なら問題無いでしょ。
と言う事で綺麗になったので、手でタイヤを回して確認。
引きずりも無く軽く1回転はするので、これで良いことにする。
 
 
 この状態でエンジン掛けてテストラン。
実は気になってるのがこの部品。
後輪外してアレコレやってたらポロッと上から落ちてきた。
 
 
 何だろうと思いつつ調べていたらまた1個。
う~ん、、、何だろう(笑)
マニュアルにも無いし構造部品ではなくて単なるカラーみたいだし、そのまま。
問題があれば直ぐに判るだろうし、問題無ければ無くても良いと言う事。
とは言え娘が待ってるんだけど実験台にするのは気の毒なので、暫く私が乗って確認だね。
フロントもリアもブレーキが驚くほど軽くなって効きも良くなった…新車時に近い感じかな?
フロントフォークも見たかったんだけど、今回はここまで。
キーワード: 原付 バイク フロント ブレーキ キャリパー フルード 交換 整備 エア抜き