Palm100(2)(旧ネタまとめ) | CLAYの日記

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老後の為の忘備録

導入!(2001年06月23日)
 なんて書いても、実際のところホントの緊急導入(しかも予算重視)で、特に思い入れがあった訳でもなく、シグマリを含めた過去の機械のように愛着が湧くかどうかも不明です。というよりも、買った瞬間からなんとなく胡散臭い感じがして、あまり好きになれそうに無いので、評価も辛口になるでしょう。。。
 
 先ずパッケージを良く見ると、「1,000件以上のアドレス云々」とあります。あれ?m105は8MBで10,000件以上じゃ無かったの??2/8MBでなんで1/10なの???
パッケージはH165*W255*D95mm、中身はスカスカ。
本体とケーブル、表紙を含め60Pの取説とCD、注意書きです。私ならきっと1/3の箱にするでしょう。
きっとm105と共用なのでしょうが、これもコストの内と考えるとあまりに華美で大きなパッケージには感心できません。
 
 
 本体の方は家に帰ってしげしげ見ると、更に貧弱且つコストを掛けていなさそうな感じ。カシオペアとほぼ同額とはとても思えません。
尤もあちらは元々¥6万以上の値付けだったので比べるのに無理がありますが、これで¥2万弱では「パーム、儲けとるなぁ、、」という感じです。本体チャチ臭い、スタイラスは一体成型で、先端まで同じ材質だ。画面も小さいぞ!良いのは小さいことだけ。

設定する
 取敢えず本体に(カシオペアから回収した)単四電池を装着、スタイラスの位置やオーナー情報の設定を実施。
その後にパソコンに「Palm Desktop」の導入を行います。この辺まではスイスイと。
でもマイクロソフトOutlookに同期するのにはどうすれば良いのやら?
取説には「Microsoft Outlookを使用される方は云々」の記述があるので、出来ることは出来るのでしょうが、どうすれば良いのかが書いてありません。

 うーん、しまった。こいつぁーまいったってなもんで、早速インターネットで調べると、どうやら有力3ソフトがあって、別売りされているらしい。。。しかも約¥5k~¥1.2万のお値段。コスト最優先で導入したものに、そんな追加費用を払う気はないので、別途対策検討することにする。
でもどーしても駄目だったらどーしよう、、、取敢えず試用ができるという「Desktop to go」を手配。
…したのですが、試しに使ってみるとアドレス帖が上手くリンクされません。
Outlookでは、会社名の読み順になっているのに、Palmでは上手く表示されない。
でも調べたところによると、試作品にはOutlookと同期するソフトが添付されていた模様。まさかPalmがプライドだけでこれを外したとは思えないし、有料ソフトを出しているメーカーからクレームが入ったのか?少なくともユーザーオリエンテッドでないことだけは確か。なんか胡散臭いなぁ。。。
Outlookに慣れた身では、「Palm Desktop」は使い辛そうだし。。。うーん、どうしよう。

液晶保護フィルムを貼る
 悩んでも仕方がないので、考えをまとめる為に取敢えず暇潰しをしようかと思い、液晶保護フィルムを貼る事にしました。シグマリの時のが余っている(シグマリオンの周辺機器等を参照)ので、これを使うことにして、取敢えず幅を測って切って…むむ、待てよ、これってオシャレ(らしい、私の感覚では理解できないけど)にもフェイスプレートが交換できるとか。
試しに外してみるとやはり液晶部分が大きい、、、シグマリの半分以下のセセコマシイ画面が幸いして、余りでもう一枚作れる。再トライだ!
これ幸いにと下のR部を汚い鉛筆の下書きだけでこれまた汚く鋏で切り取りましたが、フェイスプレートを被せると…ホラ、綺麗な仕上がり。えっへん。

 問題は保護用前面カバーが取り付け難いこと。取り付け用の棒が曲がって上手く取り付けられない。
私は本体との間に定規をねじ込み、曲がらないようにして無理矢理入れました。
フェイスプレートも保護カバーはないみたいだし、これって行く行くは使わないのが正しい使い方なの?

名刺データをダウンロードする
 1985年位から、貰った名刺情報を電子化してパソコンで管理する方式にしています。
1985年~ N88Basic/PC98による自作データベースソフト
1986年~ Ninja2/PC98によるカード型データベース(以降Ninjaは3、3Proと続く)
1990年位~Lotus1-2-3
1992年位~Excel(MS-DOSからWindowsに変ったため)
1997年位~Access(95から現在は97)
常に売れているアプリケーションを使い、有力ソフトが出た場合には速やかにデータを移すという方式により、初期からのデータを今でも保存してあります。
約1,400件程度ありますが、生きているのは500件余りです。
ということで、データを一元管理してして、Outlookに対しては生きデータだけをExcel形式に落としてインポートする方式を取っています。
Palmでもトーゼンできる筈だと思い、「Palm Desktop」を見るとcsv形式からのインポートが可能とか。
早速Excelデータをcsvに変換し、「Palm Desktop」に入れて「Hot Sync」すると読み込むことが出来ました。
先ほど失敗した並びの順も取敢えず正しく出ました。
 
 うーん、やはりどうしてもCE機と比べてしまいますが、遅い・見辛い・使い難いの3拍子揃ってます。
遅い:CE機やザウルスはあいうえお順のタグがあり、当たりを付けるのが速い。
見辛い:画面が小さい。。。取敢えず文字は最小に設定する。
使い難い:慣れるように努力する。
ですね。こんなもんなのかなぁ。。。逆に良いところは小さい、ソフトの動作のキレが良い、でしょうか。
小さいのはm100個体の特徴でしょうし、キレが良いのは悪く言えばソフトが単純でたいしたことをしていないということでしょう。