紀伊半島一周/AXIS90 | CLAYの日記

CLAYの日記

老後の為の忘備録

2006年07月15日(土)
 08時起床、08時45分出発。
今週もずっと仕事が遅く、準備が全然出来ていないので、続きの準備をする。
タイヤの空気圧を確認、エンジンオイルのチェックはしない…途中で買い足すつもり。
 荷造りで昨年よりも進んだところは、
1.リアトップボックスの導入:会社近くのモールで¥2,950。これしかなかったので選択肢は無し。
2.シュラフの廃止:夏場は不要と判った。でも心配なのでイスカのライナーSZを携行。容量1/5。
3.雨具の軽量化:軽ハイキング用にワ○クマンでヤッケを買ったので、容量約1/5。
 リアキャリアは制限荷重3kgだが、流石にそれでは…(笑)、軽めの物ということで、テント(除くポール)とライナー、グランドシート、アルミシート(t=1mmの)、ヤッケが入る。
お陰で床上のバッグは去年よりも一回り小さくなる。
メットインスペースは予備のガソリン1L、ウエス。
 

オドメーターは5,801km。
 
 
 実は去年半袖で走り腕が焼けて皮がボロボロ剥けて会社で恥ずかしい思いをしたのだ。
なので、今年は長袖…は嫌なので、日焼け止めクリームをコッテリと塗る。。。
ルートは8号線から365号線、306号線を通る。
 

田舎道を通るが、四日市まで来ると街中に入るので、途中でホームセンターに寄りオイルを購入、¥498。
 

オイル量を見るが、2/3あるのでそのままとする。
少し走って一回目の給油、11時47分。¥527/3.9L。
 
 23号線をちょいと走って42号線に入る。
琵琶湖一周のS君なら「鳥羽を通らなければ紀伊半島一周とは言わない!」と言いかねないが、今回は気楽な一人旅。
只でも出発が遅れたので、ショートカットで目的地を目指す。
多気群辺りで初めての道の駅”木つつ木館”…ここまで無かったのは珍しい。13時11分。
 

 昼食にする…カレーにしたかったが、無かったので山菜ピラフ。
ちょっと走って紀伊長島でも道の駅を発見…急に増えてる。
 

ほんとに多いぞ道の駅(笑)、ここでようやく海岸線に出る。
 

できれば海岸線か山の中かを走りたいが、ここまで来るのが長かった。
 

この辺でで給油、¥660/4.45L…だと思う。
田舎のスタンドなので、レシートも出ないので、場所もはっきりしない。
 
ようやく新宮に出る。16時30分…かなり遅いペースのような気がする。
 

熊野川はえらく大きいと感心したが、河口だ。
 

 17時17分、串本に入る。
夕方で曇り空なので、カメラの写りも暗い。
 

たしかこの辺で給油、ここもレシートが出ないので場所がはっきりしない。
給油量もはっきりしないけど、¥523だった。
キャンプ場近くになったので、串本駅前で風呂屋を探すために止まる。
…なんと、足元に蟹がいた…流石南国(笑)
 

 目的の風呂屋を発見、サンゴの湯。17時50分。
町営らしい、¥310は安いぞ。
取り合えず汗を流す。
 

んでもって近くのスーパーで食料を調達…一昨年とおなじオークワだ。
紀伊半島では幅を利かせているようだ。
ここから約5km走ると目的のキャンプ場。
無料なので、今回は予約もなんもなし…というか、そういうのは無し(笑)
GPS頼りに注意して走っていると、チラリと看板が見えた…こりゃあ判りにくいぞ。
 


19時丁度…日没までに着けるなんて、夢のようだ(笑)
入ってみるとなんだか大型テントが多いので、場所を間違えたのではないかと思うくらい。
水道に近いところで、ムーンライトⅠ型を張っている兄ちゃんが居たので、声を掛けて隣に設営する。
暑いのでビールを飲みながらだ。。。
レンガを探してきてペグ打ちの最中、兄ちゃんにハンマーを貸してもらう…親切だ。
 

 速攻で夕飯(レトルトカレー)の後、兄ちゃんと23時半頃まで話し込む。
大阪在住の新婚さん、バイクで日本一周やニュージーランド一周をした猛者らしい。
0時就寝、海岸沿いで風もソコソコあるので蚊もいない。
シュラフも不要なので、インナーはまたもや枕となる。
 
 朝5時20分起床。
朝食を作って手早く食べ、その後ウツウツとする。
…が、昨日風下を向いて設営したテントは東向きだった…暑いぞ。
オイルの点検をして、補充をする…今回の距離であれば、満タンにしておけば補充無しで行けたか?
兄ちゃんと話をしながら撤収を始め、8時過ぎに出発。
 

 帰りはどの経路にしようかねぇ。。。
串本海中公園を通る…時間があれば見たいが、9時開園だ。
時間が惜しいので素通りする。
 

 道の駅イノブータンランドで休憩。
大阪経由では帰りたくないので、この際峠越えのを選ぼう、29号線に入り龍神を目指す。
 
 
 奇絶峡⇒道の駅”備長の郷”で休憩、土産を買う。
その後走ると…また奇絶峡!(笑)
 

うーん、、、相変わらず方向音痴だなぁ…往復10kmのロス。
 

 龍神で比較的まともな(笑)、ガソリンスタンドで給油。
¥594/4.1L…レシートが出たので記録が残った(笑)
 
 
 機械の給油も完了したので、人間もチャージプレーク。
昨日の昼に食べられなかったカレーだ…昨夜のメニューもカレーだったが(笑)
 

 暑くなってきたので、日焼け止めクリームだけではなんとなく不安になる。
手袋を外してよく見ると、やはりくっきりと土方焼けしてる(笑)…何も無いよりは素晴しい効果であるが、100%という訳ではないようだ。
いざという時用にホームセンターで買った安物のナイロンジャンパーを持ってきているのだった。
これを着て手袋をしなければ、逆に手だけが焼けると言う、一見名案のようで実は制御の難しい方法を思いつく(笑)
この季節にナイロンのジャンパーは厚くて死にそうだが、後々の恥ずかしい状況を考えると背に腹は変えられない
 
 
 護摩壇山⇒高野山と峠越えのルートを進む。
30km/hしか出ないぞ…標高1,280m!苦戦する。
 
 
頂上付近にあった護摩壇タワーの天辺は、きっと滋賀県最高峰の伊吹山(1,337m)と同じくらいだろう!(多分)
まさかここまでスクーターで上がることになるとは思わなかったぞ。
 
 
 下りは快適なんだけど、カーブが多くてやはり距離を稼げない。
雰囲気は良い感じ。
 

途中でキャンプしてるのを見かける…テントの貸し出しもやっているようだ。
でもこの場所にテントはねぇ、、、宿泊したのなら凄い度胸だ。
 
 
 いよいよ下界に降りてくる…橋本だ。
ここで既に14時40分、かなり遅いペースだ。
 
 
奈良県磯崎郡で給油、¥578/4.41L。
 

 この辺で空が曇り、冷たい風が吹く…雨の予兆だ。
雨が振り出す前に雨具を着るというのが去年の教訓だ。
先日営業停止処分になった高利貸屋の無人機の建物の軒に止め、ヤッケを羽織っているところで雨が来た。
バッチリのタイミング…の筈だったが、バイクは濡れた(笑)
走り出す、暫く快調…だが、なんか変、雨が染み込んで来る。
よくよく考えてみると、このヤッケは撥水とは謳っているが、防水とは謳っていない。。。
じんわりと染み込んで来る…無いよりはマシだからこのまま行く。
…やはりここは荷物をケチらずにちゃんとした雨具を持ってくるべきだった。
 
 ここからはまあ見慣れた道だ。
信楽経由で帰る。
 
 
19時40分、帰宅。
 

1日目334km、2日目405km、合計739km。

 
経路は下の通り。