「暮らしをともにつくる小さな工務店」つみき設計施工社代表ブログ -45ページ目

蜜蝋ワックスで無垢材テーブルのメンテナンス

つみきの自宅兼事務所には、
秋田杉の一枚板のお気に入りのテーブルがあります。
年月を重ねるほど、色味が深くなっていきます。

無垢の肌触りをそのままで使い続けたくて、
表面には塗料は使用せず、蜜蝋ワックスを塗って、使っています。

ちなみに、蜜蝋ワックスも、つみき印。
亜麻仁油と蜜蝋だけでできています。


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今日は、久しぶりに、蜜蝋ワックスをテーブルに塗込みました。
色味がまた少し深みを増して、愛着も深まります。

ケアしながら、愛着ある空間で、
働いたり、暮らしたりしています。

河野



1年前に書いた文章

facebookを見ていると、自分が過去に書いた投稿が、タイムラインに上がってくることがあります。
昨日、今から1年弱前にお手伝いさせて頂いたパリでの店舗内装のお仕事を終えて、帰国する際、シャルルドゴール空港で書いた記事が、ふと目に止まりました。

ぼくにとってとても大切なことで、それが言葉になって残っていることがとても嬉しかったので、忘れることのないよう、ここにもUPしておきたいと思います。



* * *


2012/8/31




東京行きのシャルルドゴール空港にて書いています。40日前日本を発ってパリに到着したのが、とても前のことの様です。

初めての海外での建築施工という新しい挑戦の中で、毎日が本当に濃厚なものでした。海外に来る事自体が初めてだった棟梁の相良さんにとっては、ヨーロッパでの暮らし自体が経験したことのないもの。先の見通せない要素がたくさんある中でも、棟梁である相良さんの手が決して止まることのないよう、円滑な現場になるようサポートしていくことがわたしたちのパリでの任務でした。これまでもこれからも、ともに歩んできたパートナーとして、施工のサポート、工程管理、コミュニケーション、暮らし、パリでの日々の仕事は多岐に渡りました。ひとつひとつが新しく緊張感と学びに満ちあふれたものでした。
現場は、相良棟梁のもとあと1ヶ月弱続き、素晴らしい店舗の完成へと進んでいきます。

毎日は完全燃焼で、部屋に戻るとくたくたでそのまま眠ってしまうほどでしたが、頭と体のエネルギーを充電しては使い切る日々はとても刺激的で幸せなものでした。何より、施工が始まって以来全く休むこともなく、夕食の後も次の日の段取りを組むべく現場へと戻る相良さんの、誰よりも責任感と熱意をもって現場に献身する姿を見ては、自分たちももっと頑張らねばという思いがいつも湧きました。

見知らぬ土地であるパリにおいても、場所や道具、段取りなど、仕事をするべき環境が整えば、相良さんは、日本で見るそれと変わらぬ、美しい大工仕事を見せて下さいました。世界のどこにおいても変わらぬ、余計なものの一切が削られた洗練された技術。大工技術とは、人と木の根源的な関係の中にあるものだと、サンジェルマンでの施工現場や、シャロンヌ木工房の木工職人たちとの交流の中で、気づきを得たことも大きな収穫です。

人や、暮らし、自然を、心の余計な油を拭って見つめれば、それらはとてもシンプルなものだと思います。世界や社会が複雑に見えるのは、積み重なって絡み合った本質的でないものに惑わされた自分の心と頭がまだまだ洗練されていないからだと思うのです。達成感とパリを離れる寂しい気持ちの混ざり合った複雑な感情の中で、パリを発ち東京に向けて国境を越える前に、そんなことを感じています。

河野 

素敵な、リフォームのご相談

先週末から今週にかけて、とっても素敵な方から
ともにつくるリフォームのご相談を、いただいています。

一昨日お話させていただいたのは、
DIYで賃貸マンションの躯体を傷つけずに、木の素敵な住空間をつくる、
若いご夫婦からのご相談。
話していく中で、賃貸でも「好きな空間」をつくれる、素敵で新しいアイディアが生まれています。
これから、ご提案書に落とし込んでいくのに、私たち自身、とってもわくわくしています。


そして、今日は、習志野へ行ってきました。
マンションの1Fに、住居とは別に、ワクワクする図工室のようなアトリエをつくる
ご相談を頂きました。
お話していく中で、アトリエ空間のイメージとなる、いろいろなキーワードが出て来て、
それがすごく共感できて、これから、ともに形にしていくのが、本当に楽しみなんです。
まずは、傷んだ部分の解体をしてから、空間のイメージを広げていくご提案をしました。


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共通していたのは、
お話をお伺いしながら、
でも、わたしたち自身が、ワクワクしていたこと。

幸せなお仕事の、予感がしています。
設計、楽しみながら、がんばりたいと思います。



河野