「暮らしをともにつくる小さな工務店」つみき設計施工社代表ブログ -20ページ目

秋田からのお祝い

いつもお世話になりまくってる、
建築の師匠で、秋田で活躍する建築家の渡邊ひろ さんからお祝いを頂戴しました。
とっても貴重なもので、大切なタイミングで頂きたいと思います。
いつも…本当にありがとうございます!!

今年はお仕事でもご一緒させて頂けるチャンスがあるかもしれないということで、
実現したら、本当に楽しみです。




そして
夜な夜な、習志野団地リノベーション第2工期の設計が進んでいます。
今回の設計対象は、2坪。
空間のつくり方、素材を組み合わせながら、空間のパターンを見つけています。




この小さな空間をスタディする上で気づいたことは、
スケッチと平面図だけで空間を捉えることが、むずかしいということです。
平面図、スケッチそして1/20の模型を行ったり来たりすることで、
徐々に具体的な空間が浮かび上がって来ています。

河野

p.s
新年早々インタビュー頂いたNECさんの記事が刊行されたので、
もうすぐこちらにも、UPします!とってもクオリティの高い雑誌で恐縮な感じです。。





千葉の森の中の睦沢町での一泊二日

なつめ縫製所さんからのご縁で
大きな旗づくりワークショップで、睦沢へ。
千葉の森の中で、とても美しい場所でした。

ワークショップも音楽会も、元気いっぱいのこどもたちと、
とても楽しい時間を過ごすことができました。
ワークショップの詳細は、きっとなつめ縫製所さんのブログ に書かれるので、
今日は省略。

夜は知り合いに教えて頂いたsouさんというcafe&guesthouseで一泊。
建物は、ご夫婦でセルフビルドで建てたそうで、
細部にこもった愛情に、とても感動しました。

人に教えたいような、教えたくないような場所。
本当に素敵な場所に偶然出会えたら、そう思うのだと知りました。









souを切り盛りする、素敵なご夫婦が、田んぼごしに手を振って見送ってくれました。

また来ます!



河野直



今の建築に必要なのは「新しい空間」ではない

今の建築に必要なのは「新しい空間のデザイン」ではなく、
「人を動かすビジョン」だと思う。

建築を通して、人の共感を生み、人を動かすビジョンは、
供給側の「都合」で分化した単一の職能:例えば「設計」だけでは、描くことができない。
建築をつくり、人や社会のために機能するまでのすべてのプロセスを眺めることができることができてはじめて、ビジョンを描くことができる。

ビジョンとは、建築を通してどのような社会や未来をつくるかであり、
建築やデザインとしいう手段を通して達成しようとする「目的」だ。
手段と目的を履き違えてはならない。


MITの石井裕教授のインタビュー記事 を読んで、もやもやしていることが、整理された。
以下、引用


'つまりですね、「デザイン」とはカッコいいとカッコ悪いだとか、そんなモノの外身の話でとどまる概念ではないんです。逆に言えば、古いデザインの枠組みは とっくに死んでいる。だってそうでしょう? まだ十分に流通できる製品をさっさと捨てさせて、次の新製品を買わせるために、「皮だけとっかえて」消費者の 欲望に火をつける。かつてのデザインは、そんな側面がありました。'

'そう、未来に対する明確なビジョン(理念)、それが求められるのです。どういう世界を作ろう。どういう未来を作ろう。どうやって皆を幸せにしよう。そのた めには何をしよう――そんな未来に対する明確なビジョンをまずは持つ。そのビジョンがあって初めて、本当に新しいもの、本当の新しいデザインが生まれてく る。'
(以上、上記リンクより引用)



とても嬉しいことに、4月から東京工業大学の社会工学科で社会人ドクターとして
建築の研究にも従事できることが、先日決まった。
このタイミングで博士課程を仕事と並行して始めようと決めたのは、将来、建築の教育に携わりたいと思っているから。

建築を通して「人を動かすビジョン」を描く力を養う、統合された教育を、社会に開かれた教育を生むことは、ぼくの夢のひとつかもしれない。

河野直