「町場」たるもの
4月から社会人ドクターとして、
東京工業大学にて、研究調査にも従事し始めています。
ゴールデンウィークの最後の二日間をつかって、文献を探っていると、
気になる言葉に出会いました。
「町場の職人」
「町場」とは…
主に戸建て住宅建築を施主から受注した大工・工務店が下請制に頼らず施工する地域内でネットワーク的に組織される水平的生産組織。地域に居住する大工、左官、とび工などによる組織。
出所:NPO法人建設政策研究所「建設労働者の賃金の抜本的改善のために」p.13
1960年代後半に、ハウスメーカーやゼネコンといった大手資本が住宅産業に参入し、
町場ネットワークを資本の傘下に置くまでは(新丁場、野丁場と呼ばれる)、
家をつくり、直し、守るのは、町場の職人のネットワークでした。
1960年代後半までは、当たり前だった「町場」。
この時代の職人さんたちが、どんな暮らしをしていたのか?
どんな働き方をしていたのか?
他部門の職人同士は交流・優子追う関係があったのか?
節目節目には、みんなで飯を食ったり、酒を飲んだりしてたのか?
彼らの具体的な暮らし像に、とても興味があります。
70歳代以上の職人さんなら、当時の経験を伺うことができるでしょうか。
新築市場の成長は頭打、世の中の15%の住宅が空家である今。
ハウスメーカーやゼネコンといった大量生産を前提に構築され肥大化しすぎた船では、
より個別で多様な解答を要するリノベーション市場には対応しきれないと考えられます。
そこで、リノベーションが台頭する現代において、
もう一度台頭し得る組織の形が、現代版に姿を変えた「町場」だとわたしは考えています。
現代版の「町場組織」
と呼べるものが、既に、出現し始めています。
つみきの目指すところも、ここにあると考えています。
河野
東京工業大学にて、研究調査にも従事し始めています。
ゴールデンウィークの最後の二日間をつかって、文献を探っていると、
気になる言葉に出会いました。
「町場の職人」
「町場」とは…
主に戸建て住宅建築を施主から受注した大工・工務店が下請制に頼らず施工する地域内でネットワーク的に組織される水平的生産組織。地域に居住する大工、左官、とび工などによる組織。
出所:NPO法人建設政策研究所「建設労働者の賃金の抜本的改善のために」p.13
1960年代後半に、ハウスメーカーやゼネコンといった大手資本が住宅産業に参入し、
町場ネットワークを資本の傘下に置くまでは(新丁場、野丁場と呼ばれる)、
家をつくり、直し、守るのは、町場の職人のネットワークでした。
1960年代後半までは、当たり前だった「町場」。
この時代の職人さんたちが、どんな暮らしをしていたのか?
どんな働き方をしていたのか?
他部門の職人同士は交流・優子追う関係があったのか?
節目節目には、みんなで飯を食ったり、酒を飲んだりしてたのか?
彼らの具体的な暮らし像に、とても興味があります。
70歳代以上の職人さんなら、当時の経験を伺うことができるでしょうか。
新築市場の成長は頭打、世の中の15%の住宅が空家である今。
ハウスメーカーやゼネコンといった大量生産を前提に構築され肥大化しすぎた船では、
より個別で多様な解答を要するリノベーション市場には対応しきれないと考えられます。
そこで、リノベーションが台頭する現代において、
もう一度台頭し得る組織の形が、現代版に姿を変えた「町場」だとわたしは考えています。
現代版の「町場組織」
と呼べるものが、既に、出現し始めています。
つみきの目指すところも、ここにあると考えています。
河野
[インターンシップ日記①]習志野アトリエ 第二後期 解体作業
4月から長期インターンとして、つみきメンバーに合流した
大学院生の上田くんが、活動日記を書いてくれています。
今月から、河野にかわってたまに出演しますので、お楽しみに。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
先日から習志野アトリエ 第二後期の解体が始まりました。
いよいよ現場も始動です。


まず壁を壊し、その後に床をはがすと構造体が現れてきました。
まだそれとなく自分たちが生活していたときに歩き、触り、見ていた面がイメージできます。

それから構造体も解体し躯体と配管のみに。
水廻りとういことでこれだけの配管が相互にひしめき合っています。

そして、全て解体した後、その場で大工職人忍田さんと材料やディテールの打ち合わせ。
現場のリアルスケールで話し合えるのも改修ならではと思います。
普段目にすることのない壁や床の内側を開いてみると、
使っていたときには気付かなかったであろう電気、水道、ガス配管の道筋や床下がどうなっているのか想像と違っていたりするのが解体の面白さだと手を動かしながら感じました。
ですがそれ以上に、解体中リフォームされた跡が残っていたなど、そこに住んで生活していた人の痕跡を追い遡りながら想像力を膨らませ解体することが興味深かったです。
また、新築の場合、水廻りなら洗面台で手や顔を洗うなど、作り手が使い手の使い方を想像しながらそれに必要なように配管、構造体、仕上げと作り上げますが、
解体はその逆で、使われ方がわかっている上でその中身はどう納めているのか、作り手の意思や過程を見る事ができ、作る側の人間としてはとても直接的で大変勉強になりました。
また後日、現場の様子をレポートします!
つみきインターン
上田
大学院生の上田くんが、活動日記を書いてくれています。
今月から、河野にかわってたまに出演しますので、お楽しみに。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
先日から習志野アトリエ 第二後期の解体が始まりました。
いよいよ現場も始動です。


まず壁を壊し、その後に床をはがすと構造体が現れてきました。
まだそれとなく自分たちが生活していたときに歩き、触り、見ていた面がイメージできます。

それから構造体も解体し躯体と配管のみに。
水廻りとういことでこれだけの配管が相互にひしめき合っています。

そして、全て解体した後、その場で大工職人忍田さんと材料やディテールの打ち合わせ。
現場のリアルスケールで話し合えるのも改修ならではと思います。
普段目にすることのない壁や床の内側を開いてみると、
使っていたときには気付かなかったであろう電気、水道、ガス配管の道筋や床下がどうなっているのか想像と違っていたりするのが解体の面白さだと手を動かしながら感じました。
ですがそれ以上に、解体中リフォームされた跡が残っていたなど、そこに住んで生活していた人の痕跡を追い遡りながら想像力を膨らませ解体することが興味深かったです。
また、新築の場合、水廻りなら洗面台で手や顔を洗うなど、作り手が使い手の使い方を想像しながらそれに必要なように配管、構造体、仕上げと作り上げますが、
解体はその逆で、使われ方がわかっている上でその中身はどう納めているのか、作り手の意思や過程を見る事ができ、作る側の人間としてはとても直接的で大変勉強になりました。
また後日、現場の様子をレポートします!
つみきインターン
上田
近況報告
こんばんは、つみきの河野です。
ひさしぶりの投稿です。
先週末は盛りだくさんでした。
土曜日は、下井草での珪藻土ワークショップ、
日曜日は、市川大野の畑での体験農園イベントでした。

50名を越える参加者さんを迎えて、4年目の春の畑を迎えることができました。
住まい手とともにつくる建築の仕事と、農あるわたしたちの暮らしのことが、
greenzのインタビュー記事として掲載されました。
仕事も暮らしも、長く続けていきたいから。
「つみき設計施工社」河野夫妻がつみ上げる”つくる”&”たよる”暮らし[暮らしのものさし]
先週から、習志野でのマンションリノベーションの第二工期がスタートし、
せわしい日々が始まっています。
大工の忍田さん、左官のmarumo工房金澤さん、建具の斎藤さん、縫製の夏目さん、そしてわたしたちの
チームで、建築工事を進めていきます。
第一工期に続き、素敵なプロジェクトになりそうです。
乞うご期待!
河野
p.s
先月から長期インターンとして、うえだくんがつみきの一員として活躍しています。企画、設計、施工 - 建築が人の暮らしに届く一連の現場から、どんな成長を見せてくれるか、とても楽しみにしています。
近い日程で、もう一名、中長期インターン生を募集する予定です。建築が人の暮らしに届く一連の現場を、つみきとともに体験し、本気で学びたい方を、募集します。
ひさしぶりの投稿です。
先週末は盛りだくさんでした。
土曜日は、下井草での珪藻土ワークショップ、
日曜日は、市川大野の畑での体験農園イベントでした。

50名を越える参加者さんを迎えて、4年目の春の畑を迎えることができました。
住まい手とともにつくる建築の仕事と、農あるわたしたちの暮らしのことが、
greenzのインタビュー記事として掲載されました。
仕事も暮らしも、長く続けていきたいから。
「つみき設計施工社」河野夫妻がつみ上げる”つくる”&”たよる”暮らし[暮らしのものさし]
先週から、習志野でのマンションリノベーションの第二工期がスタートし、
せわしい日々が始まっています。
大工の忍田さん、左官のmarumo工房金澤さん、建具の斎藤さん、縫製の夏目さん、そしてわたしたちの
チームで、建築工事を進めていきます。
第一工期に続き、素敵なプロジェクトになりそうです。
乞うご期待!
河野
p.s
先月から長期インターンとして、うえだくんがつみきの一員として活躍しています。企画、設計、施工 - 建築が人の暮らしに届く一連の現場から、どんな成長を見せてくれるか、とても楽しみにしています。
近い日程で、もう一名、中長期インターン生を募集する予定です。建築が人の暮らしに届く一連の現場を、つみきとともに体験し、本気で学びたい方を、募集します。
近く、募集記事をUPします。事前に興味がある方がおられましたら、info□tsumiki.main.jpまでご一報ください。 河野