卵の卵黄と卵白で、卵黄の味噌漬け&淡雪そば。
久方ぶりに卵黄の味噌漬けを作った。
甘辛4種の味噌と酒、味醂少量を合せた味噌床に2~3日。
酒にもいいが、炊きたてご飯とも相性抜群。
残った白身は淡雪(泡雪)そばに使う。
卵白を泡立てたメレンゲをもみ海苔とともに温かいかけそばにのせたもので、江戸時代にはすでにあったという種物だが、いまでは普通の蕎麦屋で見かけることはまれだ。
まれといえば、全卵を泡立てて冷たいもりそばに青のりとともにかけ、辛汁につけて食べる磯雪そばも、同様だ。
本日、生そばは、市販の日本橋室町・紅葉川の監修らしき細めのもの、かけつゆは、昆布と鰹節、鯖節などでとっただしに作り置きの「かえし」を合せる。
かけそばの上に卵白のメレンゲをのせ、刻み海苔をあしらえば淡雪そばの完成。
卵白が余ってもしかたがないので全部メレンゲにしてしまったのだが、多すぎた。
それに海苔は卵の生臭さを抑えるので、花巻そばほどではないにしても多めのほうがいい。
インパクトには乏しいが、やさしい味わいの種物で、もっと広く食べられてもよさそうなものだが、卵黄の料理とセットで作らねばもったいないというのが難点か。
磯雪そばについては、
https://ameblo.jp/qpkokko71922/entry-12546108062.html
をご覧下さい。