我が家で台湾風つまみ2つ
しじみ(蜆)の醤油漬け(鹹蜆仔)と枝豆と高菜の炒め物(咸菜毛豆)
まずは、台湾料理の名物の一つしじみ(蜆)の醤油漬け。
日本でも台湾料理店や町場の中華屋さんなどで見かけることもある。
本来は砂抜きしてよく洗ったしじみを24時間以上冷凍してから常温の漬け汁につけ、ひたすら貝の口が開くのを待つ(4時間くらいか)。
しじみは冷凍すると旨味が増すし、細菌も死滅するので本場ではこういう作り方をする。
ただ、二枚貝はノロウイルスが怖い。
ノロは冷凍では死滅しないので、我が家ではやはり加熱することにした。
*砂抜きしたしじみの表面の汚れをよく落とし、冷凍庫で凍らせる。
*翌日、鍋に入れたしじみに水を注ぎ、強火にかけふたをし、口が開いたら火を止め、しじみとゆで汁に分け冷ます。
*ゆで汁に醤油、紹興酒(老酒)、にんにく、生姜、赤唐辛子、少量の胡麻油、種なしの干し梅を加えてひと煮立ちさせる。
*これが冷めたら、保存容器に入れたしじみにかけ冷蔵庫でじっくり漬ける。
*1週間は楽しめる。
続いて
枝豆と高菜の炒め物
これも渋谷の台湾酒家・麗郷などでのむときには必ず頼むつまみだ。
*鍋に胡麻油を熱し、殻から出した枝豆を入れて炒め、水を少し加え、枝豆がしんなりしたら火を止め、豆を先に出す。
*再度、油をひき、ねぎのみじん切りと生姜を入れて香りが出るまで炒め、高菜を入れて炒め、水少々を加え、枝豆を加えて炒め合わせる。
*砂糖、塩、中華スープの素(ウェイパーなどでも)を加え、汁けが少なくなるまで炒める。
いずれもビールに合うが、そのあとは?
私の場合、紹興酒よりはるかに度数の高い酒がのみたくなってしまうので始末が悪い。