11月22日 東京 食品実務者のための統計データ活用講座(品質・マーケティング編) | 広田鉄磨のブログ

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広田

 

食品実務者のための統計データ活用講座(品質・マーケティング編) [講習会詳細] | テックデザイン (tech-d.jp)

 

 

従来の品質保証・マーケティング向け統計学研修では 高度な統計ツールを駆使すれば必ず成功が約束されているといった言説がまかり通っていました 実際のところ統計学ツールはあくまでツールであってそれにどのようなインプットを与えるか次第でまったく異なる結果が提示されます。結果をどう読み解くのかについても洞察力を必要としますが、その洞察力には属人的な要素が色濃く出ることが多くなります。この講座ではデータの見方とその意味について解説します。

食品実務者のための統計データ活用講座
(品質・マーケティング編)

 

【日 程】

2023年11月22日(水) 10:30~16:30

【会 場】

関西大学 東京センター(東京駅直結)

【受講料】

36,300円(会場受講)

【備 考】

テキスト
会場受講:印刷・製本したものを配布
予習・復習用動画:あり

こちらの講習会は無料の予習コンテンツを受講することができます。
予習コンテンツの申し込みはこちら
※11/22講習会に申し込み済みの方は申請の必要はありません。受講方法はメールします。

講師: 一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズ 代表理事 広田鉄磨 氏

経歴: ネスレのグローバル組織で海外勤務を 13 年経験、地方や国によって大きく食品安全の概念や座標が異なることを体感。帰国後は その経験をもとに 厚労省の HACCP 教育ツール開発グループメンバー、農⽔省主導の JFSM 創設準備委員会メンバー、JFS-A,B 監査員研修のテキスト編集。関⻄大学特任教授として食品安全を教えるかたわら 自ら創設した 一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズの代表理事となって現在に至る。

Ⅰ.品管・品証向け統計学(10:30~13:00)
・品管・品証部門と統計ツールのつながりの今まで
・なにが見過ごされてきた問題群であったか
・初歩的なツールは現場こそが最適な運用者であるという意識変革を
・TPMでいうところのツールボックスミーティング手法の導入が必須
・高度な統計ツールの使用 ・そのための基盤整備

Ⅱ.マーケティング向け統計学(14:00~16:30)
・統計学手法を駆使すればマーケティングは必ず成功するといった図式が描かれていた
・収集するデータの信頼度についてはまったく問いかけられることはなかった
・仮説を立てるには基礎となるデータの信頼度が第一であり、信頼度を確保することにまずは注力しないといけない
・適切な統計学ツールをあてがうことで導き出す結果を妥当であって・意味あるものにしなければならない
・コンジョイント分析、リニア・プログラミングのデモンストレーション
・マーケットを観察する目を磨き上げておく

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<セミナーコンセプト>
 既存の研修群では統計ツールの初歩的なものから高度なものまでの全てを品管・品証部門で日常的に活用することを目的に実施されていましたが、現場で品質を作り込むことが一般的になった現在、初歩的な統計ツールは現場こそがそれをとりあつかい、品管・品証部門はもっと高度な活動へと自らを導いていくべきものではないでしょうか。
初歩的なツールは現場に任せて(現場がまだツールを十分に使いこなせていない場合にはトレーナー役として背中を押す)、品管・品証部門として、中級・上級の統計ツールを使いこなせるように自らを鍛えていくことが重要であり、今回のセミナーでは目標達成へのやる気を養ってもらうために、どのツールがどんなビジネスシーンで役に立つのかを明確にしていきます。
同じように、商品開発やマーケティング部署においても、実務に役立つ統計ツールを紹介するとともに、その活用についても自身の経験をもとに解説したいと思います。 
プログラムは部門で区分けをしていますが、食品実務者において様々な統計ツールの知識や活用法、得られるデータやその見方などは相互にリンクしており、参考になる内容ですのでご安心ください。