朝日らしい わけのわからん記事 | 広田鉄磨のブログ

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朝日らしい わけのわからん記事

 

アニマルウエルフェアは字面通りとれば「いい」かもしれないが 卵産まなくなれば 最後は殺処分されるんなら どこがどう違うのか?

 

健康な卵って どんなものなのか? 勝手な定義を作り上げ 大衆を惑わすことが 著者の目的なのか

 

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(経済気象台)経済か人の命か

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 生きるために食べるべきで、食べるために生きてはならぬ。ソクラテスの禁欲主義的な古い言葉をかみしめていると、昨今かまびすしい「経済か人の命か」という議論の方向性が見えてくる。

ここから続き

 経済活動は「人の命第一」という土台の上に成り立つ。当たり前の話だが、人は容易に事の本質を見失ってしまうようだ。とくに食に関しては、私たちの生活に直結するだけに簡単に見過ごすわけにはいかない。

 少し前の話だが、元農林水産相が大手鶏卵業者から多額の賄賂を受け取る事件が発覚した。この贈収賄のきっかけとなったのが、「アニマルウェルフェア」(動物福祉)といわれる飼育法の新たな潮流だった。

 鶏舎にニワトリをつめこみ、ひたすら卵を産ませるのではなく、家畜を開放的な環境で飼養してストレスを減らす。一部の心ある生産者がしている手法が主流になると、これまでの投資を根本から見直す必要がある。死活問題につながる危機感が政治家への賄賂につながった。

 時をほぼ同じくして鳥インフルエンザの流行で、何万羽ものニワトリが各地で殺処分されるというニュースが連日報道された。

 不自然な形での飼育が原因なのは明らかだ。スーパーでは卵は安売りの目玉で、賃金が増えない家計を支えている。しかし本来は、だれもが健康な卵を食べたいのだ。

 日本は単位あたりの農薬使用量が世界トップクラスの「農薬大国」でもある。子どもの発達障害の原因が農薬にある疑いも指摘されている。

 賄賂や接待にまみれ経済の「奴隷」になるのではなく、懸命に生きている国民の命を守る責任は、いうまでもなく政府にある。(山猫)

 

 ◆この欄は、第一線で活躍している経済人、学者ら社外筆者が執筆しています。