映画「流浪の月」観たて!Tジョイ長岡 | シュミちゃんの「塵壺 新報社」

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越後長岡藩・軍事総督の河井継之助の諸国旅日記「塵壺(ちりつぼ)」(“ごみ箱”)に因み命名。
雑記、映画批評、まちづくりやものづくりのプレゼン、官民、教育機関、メディア等への批評、提言を
新潟県長岡市を軸に記述します。

映画「流浪の月」

Tジョイ長岡新潟県長岡市)れ観賞!

観客の年代層は、10代後半~30代ら辺が主流れ、女子が多かった気がすって。

 

う~ん、う~ん(心ん中れ、唸っちまったが)。

 

松坂桃李さんの役(文(ふみ))は、ご本人は、かなり努力さいたかもんがらろも、ちと造り込み過ぎなんじゃねっかとと(そうゆうとことかれ、ああゆう感じのカフェに、ゾロゾロと普通にお客が行くもんらかなと?)。

 

全体的に、韓国のカメラマンらしい画調、切り取り方になってたんは、感じたて。

そうゆう意味れ、日本れねえみてえな雰囲気ってゆっか。

そいが正解らったかは、難っちいとこらな。

 

終始、世界観は、陰鬱な流れになってて、もうちっと陽の展開があってもいんじゃねえかと(唯一、英語の歌のBGMれ、文と子供の頃の更紗(さらさ)の暮らしの日々を纏めてっとこは、正直、あんまピーンとこねくてさ。よくある時間経過の手法って感じれ。あん歌も、一体なんれつこうたがあろっかの。関連性が全くねくて。ちと響かんかったがよね、俺ん場合にはさ)。

 

子役が演技(表情等)を、巧みにこなすのは分かっが、なんか引っ掛かっちまって。そいが逆に、リアリティの消失みてえな(こんドラマにおいちゃ、そこって重要なとこなんじゃねと)。

例えばらよ、意表を突く演出としちゃ、プロの子役らねくて、素人のお子ちゃまが演じても良かったんかもらと(そうゆう演出技法って、羽仁進監督が、うめかったよね)。

 

ワアリイろもさ、職場、カフェ、実家(彼氏の実家と主人公の実家(メタファー的な庭の除伐等))、警察、現彼(かの)の描き方が、どことなくの、わざとらしさを感じてしまったがよね(説明を、回避しようとしてる強い葛藤が、あっながら、どうしょもねく入れ込んじまってる感みてえな)。後付け芝居みてえなさ。

こっちが、こうゆう風に感じっちまうと、つまりさあ、のめり込まん訳んが。それって、ドラマにとっちゃ、痛手なんじゃね。

あと、隣室同志の手鏡のコミュニケーションも、なんちゅうかなあ~

 

こんストーリーを彷彿とさせる事件が現に、こいまれ、あいこれあって、実話じゃねえんらよね。そいらをモチーフにしてがよね。よう見てねえがあろもさ。

 

たらの、ロリコン云々、猥褻らの、卑猥らのと糾弾すっろも、昔の日本じゃ、どうらの?女子が初潮(男は精通)を迎えっ頃は、もう立派な大人(元服)らった訳(てゆうか、赤ちゃんを産めがっけさ。自然の摂理らろ)。そん頃にゃ、お嫁に行ったがあねかて。

要は、時代の捉え方(意識)の問題なんじゃねと。そいがいっちゃんワアリイがあて。18才成人らねえこての(背いてがあて)。

 

映画パターン的にゃ、思い出したんが(リアルタイムれ観てねえろも)、フランス映画の名作「シベールの日曜日」かな(こん映画は、スッゲ良かったなあ~)。

 

日本の歪の部分れ、見えて来ねえ子供達の不幸が存在すっのは分かっが。ほんに、どうしょもねえ問題らよね。

根底にある大きな要因は、貧困れ(これが解決されっと、かなりちごう様相になってくっがろな。そいも、社会れ堂々と生きてゆける解決策が見出されりゃさ。イイ方法ねえがろっかのお~ ぜってえあるはずらて)。

俺個人としてもの、なんとかして欲ちい、解決して欲ちいとは思ってがろもの。こん問題はさ(農業にヒントがあんじゃね。自給自足らこての(腹も満たさいるようになっろ)。地方の空き家に住んれ、そこで暮らしたらどうらろと。官民金のバックアップもあってさ)。

穏やかに、日々楽しく、笑顔れ、平和に、幸せに暮らせるようにと願ってるて。

そんな問題意識を想起させっもんは、確かにあっがろもの。

 

あいこれと厳ちい言い方になっかもらろも、ある意味、李相日監督の、こん作品における演出力を顕わにすっ事になっちまったってゆっか(当時、リアルタイムれ、映画館れ観た映画「69 sixty nine」「フラガール」はの、中々良かったがあて)。

相当、監督本人が、戸惑っちまった、悩んでる感を受けてさ。今回。ちごうろっかな?

 

彼氏(横浜流星さん)の描き方も、どっか唐突感があってさ。あれっ?そうらったの?DV?って。なんか都合いいような見せ方になってるちゅうか(実家れの鏡の前の会話の場面とか)。なんらかジンワリと入ってこねえんらよね。こちら側に。まあ、だっけ、云なら、どっかれ暴れる、破綻すっがあろと気付いてくってゆっかの。ほしたら、案の定。想定通りってなってきてと(そんでさ、ドラマ的にゃ、手首切っよか、更紗の背後れ、喚いて走って来て、マンションの通路から飛び降りて、墜死した方が、もっと心を抉ったかもなんじゃねと。映像的インパクトとしても(映画表現て、そうゆう事が必要んがあねかて)。ひっでえハードな言い方になっろもの。れも、人間て現実、追い込まいて狂うと、そこまれやったりすっがよね)。

 

なんかさあ~ そんげん事れ、先が読めてくような物語をさあ~ う~ん、敢えて作んねくてもいんじゃね。ほんに、暗中模索してんのが、見え隠れすっがあて。

観っ前は結構、期待してたんに。こん作品を(広瀬すずちゃんが出演してるってゆうんが一番大きな目的らろもの)。

 

良かった点は、そのすずちゃんが、怒りをぶちまけるシーンに、特に、ジーンとなったが。

こん時の演技は、うっおっ、さっすが彼女らねと。

そいとね、やっぱ、思うんに、彼女が出てる場面にゃ、存在感がビシ~ッてあって、心高まるみてえな。どっかちごうがよね(俺が意識してるだけらかもらろも)。

 

しっかしさあ~ 彼女も、なんれこん作品に出演すっ気になったがろかね。新境地の開拓ってことんがあろっか。そいとも、こうゆうリアルなテーマの社会派ドラマにこそ出たかったんかなあ~(俺はの、映画「ちはやふる」の続編が観ってえ~)。

そいにしても、彼女って何歳んが?まら、18、19かと思うてたて。あどけねえっけさ。実は、もう大人なんらね。こん映画れ分かったろも。

 

女子って、生い立ちが多く絡んれくっか知らんろも、もう私を目茶々々にしってえ~アッブネエ爆弾願望(解放願望か)を持ってっとこがあっがよね(既に子供ん時から)。

らっけ、こん映画の少女から大人の女性への移ろいの複雑な心境(性の意識)は、理解出来ってゆっか。分かってやんねえとと(押し殺されてんじゃね。ず~っとさ。そこが間違いってゆうか)。

女性らから、どうのこうのとゆう、どうあれとゆう定石は、全く当てはまらねえと思うんさ。

今の時代ってゆうかの、もう当ったりめえに、女性は日々、お酒も呑むがらし、どんげんもんらったって、うんっめっうんっめっゆうて食うがらしとか、あいこれ、まら問題もあっが、もう対等、自由んがっけさ。

 

そんげんこともあっからさ、(愛の形)最後の逃避行(道行か?)は、俺は理解出来っし、なんらか変に、妙に爽やかれ。背景が透き通っような快晴とゆう(そうら、リアルタイムれ観てねえろも、映画「秋津温泉」れラスト、桜吹雪舞う快晴の下、自害するヒロインを、ちと思い出したて)、あいはあいれ、好きなラストシーンれもあっがよね。そこは、ちと、救わいたとこらかも。

 

ほいにしてもさ、広瀬すずちゃんからストーカーさいるってやつ。俺が、そうされてえよ。

ヤッタア~ ヤッタア~ ヤッタア~ うっれちい~ ヤッホオ~!俺、広瀬すずちゃんから、ストーカーさいてがあれえ~ スッゲエろお~!どうらっ!ってなんじゃね普通(そりゃ、もう、あちゃこちゃに自慢すって)。ええっ~ ホントらかよ、なんれ、おめえ~が、広瀬すずちゃんに?ゆっるせねえ~!ほう~ おめさんがかの?おめさん、モテっがあのお~ とか、身の周りれ、声が上がってくっこての(超悔しさ混じりの)。

スッゲ、贅沢なことらねかの。あっりえねえろう、そんらけれも。どいがらて。

うっらやまちい野郎らなあ~ とゆうことになっねかの。

 

そうらっけ、広瀬すずちゃんと、逃避行(道行き)なんて、一体どんげん贅沢な野郎②なんらと。そいばっか頭に残ってるてとも。

俺も、すずちゃんと逃避行してえよと。させてくれよと。

 

あとはさ、音楽も、まあ~た印象薄くて。全く記憶に残んなくてさあ~ どいがあ~(日本映画って。まあ、アメリカ映画とかもそうらしなと)

先述の「秋津温泉」は、メロディがちゃんと記憶さいてるもん(そいがスンバラシイがあて)。

映画観て、音楽(エンディングソングも含む)が残んねえと、なんか損した気分になっがよね。どっかさ。ホントらて。そいじゃ、サントラCDも売っれねえこっての(アメリカ映画(ミューズィコォー映画)「ラ・ラ・ランド」のサントラCDは、こうたがよね。観た後直ぐ!スッゲ良かったあ~ こうならんきゃらこっつぁの。商業映画んがらっけさ)。

 

そいと、俺としちゃ、広瀬すずちゃんに、ちとダークなイメージうを持つことにもなっちまったて(そいはそいれ、イイことなんかもしれん。今んとこね)。

一つの意識変化、そうらなあ~ まあ衝撃とゆうもんかも知んねえて(そうらそうら、そんせいか、お姉さんの広瀬アリスさんの表情に見えっとこが垣間見らいたってゆうかの。ほら、アリスさんて、どことなくミステリアスらっけさ(すずちゃん同様、綺麗な方らよね。好きらて。ゾクッとする大人の色気もあってさ)。納得すってゆうか。そこは、血い分けた姉妹らもんね)。

 

傾倒的にゃ(内容は、ちごうろもの)、近年なら、俺はの、名作ってことれもねえろもの、当時、リアルタイムれ映画館れ観た映画「愛しのアイリーン」が、グッと心に残っててさ。かんなり強くパワフルれ、過激んがあろも、切ねくて、泣けてくっとこがあんさ。愛おしくなんさ。

らっけ、総体的に、どうせこん物語を撮んなら、もっと激しくても良かったんじゃねとゆう思いも、どっかあっがいの。

 

映画「流浪の月」

Tジョイ長岡れ上映中!

 

 

 

 

 

ほんじゃね

 

令和4年 6月1日

 

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