映画「東京2020オリンピック SIDE:A」観たが!Tジョイ長岡 | シュミちゃんの「塵壺 新報社」

シュミちゃんの「塵壺 新報社」

越後長岡藩・軍事総督の河井継之助の諸国旅日記「塵壺(ちりつぼ)」(“ごみ箱”)に因み命名。
雑記、映画批評、まちづくりやものづくりのプレゼン、官民、教育機関、メディア等への批評、提言を
新潟県長岡市を軸に記述します。

河瀬直美監督と言や、以前、映画「あん」を、たまたま観賞すっことになって。

そいが初。てうゆうか、そいしか観てんくてさ。

う~ん、そっらなあ~ そん時感じたんは、全体のタッチ(空気)が、俺とゆう男の立場からすりゃ、女性が撮った映画らよなあ~と(あいもそうらったもん、ジェーン・カンピオン監督の映画「ピアノレッスン」も。そいがあて)。

まあ、「あん」もの、桜れ始まって、桜れ終わるとゆうパターンがあろもの(てゆうか、このパターンが、やったら近年観る邦画れ目にすってゆうか。そうゆう事れ、一工夫欲しいなと。観っ側からすっと。言葉ワアリイろも、ちとの、空々しい気がしての、この手法が。いかにもって感じれ。日本てことを意味したり、日本人にしてみりゃ、桜への思い入れは、つええとは思うがあろもの。分かるんすけどね。たらの、この表現を、どう思ってがあろっかとの。いわゆる、サンドイッチカットって訳らよね。ついで話らろも、また、よくあんのが、タイトルを最後に入れっやつ(アバンタイトル手法)。アメリカ映画も、未だによくやっよね。これ。そいを観ったんびに、またかよと。ちと辟易すっがよね。くっだらねえ~と。もう、いいよと)。

 

らっけ、今作も、冒頭から、桜れ始まったんれ、ええっ~っと思た訳。またらかと(東京オリンピック、日本の開催の意味合いを込めてってこともあっから、冒頭に、日本の花としての桜を持って来たってんは、あるんれしょうけどね)。

ほんに、よっぽどの桜好きなんらなあ~(花好きは、女性らしいってゆうんかな。まあ、男も、そうゆう人多いがあろもの。実際、おいらっても、歳重ねたんもあってか、嫌いじゃねえし、うちの実家のアラナインティの親父も、花好きらっけんの)。

てゆうことから、ラストも当然、桜なんらろうと思てたら、そいはちごうた。そこは、変えてきたんかと。

 

映画東京2020オリンピック SIDE:A

Tジョイ長岡新潟県長岡市)れ先日、観賞。

 

巷れ、あ~らこ~ら爆死常態と揶揄さいてる今作。ほいでも、観客は、俺入れて、10人ぐれえ居たかな。

突如、1日1回の上映になっちまったっけの(全国的にそうらちい)。集約んがあこっつぁ。

年代層は、高齢層多し。若もんも、ちと居たかってとこ。

 

ほんで、何台もカメラを回してっからと思うろも、あらゆるアングル、サイズれ、小刻みにカット繋いれてて。

そいが上手く行ってっかどうかは、今一分からんろもの(なんつうか、変化がねくなあがあて。ズーッと同じリズムってんが。そう、そうゆうとこ。そうゆう点れ途中から、ちとの、ダレてくみってえな感はあっかもらな)。

 

当り前のことんがあろも、追ってるエピソードが、部分的れ結局、ダイジェスト映像になってたりすってゆうかの。

そいと、結構そうゆんは、SNSはもちろん、メディアれ、既に知り得てる情報ってのがあって、ワアリイろも、そこは、新鮮味とゆうとこじゃ欠けっかもらよな。

ちと、そいについては、予測してた感があったんけんの。

 

イイ点はとゆうとの、そうゆう中れ、アスリートとかの、生きた言葉(用意さいたセリフらねくて)は、心引くもんがあったりして。

世界代表とゆう、そうゆう立ち位置れある、次々と自分の極み、限界を乗り越えてってるもんしか出て来ん言葉らよね。それってさ。重みがちごうんってっか(結婚披露宴れの、ええ加減にせえ祝辞のように、超なっげえ~とか、不満の声がドヒャドヒャ上がった、あのバッハッハさんの挨拶が、超短けかったんは(笑)、かろうじて良かったろか。コンニャロメ!俺んの切りやがったなと。元に戻せっ!とか(うっわっ、勘弁しちくれえ~)、文句ゆうてたりちて。云な訳ねえか。バッハッハッア~)。

 

女性監督としての視点の切り取り方ってんは、理解出来っとこがあって。

殊に、自身の反映なんらろう、乳児を連れた女性アスリートの姿に、強い関心寄せてんは(夫が支え、応援する立場にあっ構図)。

あと、男性よか、女性アスリート達の比重が大きいんが観て取れっが(云なら、個人的にゃ、柔道女子の新井千鶴選手とマヂナ・タイマゾワ選手(ロシアオリンピック委員会)の、スッゲ壮絶な、あの歴史に残る柔道の試合、闘いを、追ってほちかったがよなあ~ んで、そん後の執念の新井選手の金メダル、タイマゾワ選手の銅メダル獲得試合もね)。

 

一つにさ、そうゆう意味れの挑戦のがあろうね。今作は。男性目線だけの映画じゃねえんらとゆう自己主張なんらろうと思う(アスリートの世界らっても、女性としての人権をしっかり主張、持つべきなんらとゆう)。

つまりさ、全ての女性への応援歌として、河瀬監督が送ってんかもね。そうも取れっろうと(フェミニズムってゆうんか…。単的過ぎ表現かもらろも。細かん事は知らんが、巷れの騒動の件考えっとさ、そんこいまれの生い立ちに、何が絡んでっかてゆう。男なんかにゃ、ぜってえ負けねえ~ 容赦しねえ~ なめんじゃねえ~精神が宿ってんじゃね。そいとさあ~ 擁護すっ訳らねえろもの、映画って、独裁者みたいになんねえと、マジ、世界に名立たるような名作が生まれねえとこがあっがよね。そこは理解出来っが)。

そうゆうた面れ、彼女らの姿勢にゃ、殊に世の女性達が、勇気付けらいる面は、あんじゃねみてえな。

 

藤井風さんのエンディングソングはの、中々メッセージ性があって、素敵な感銘を、観客に与える歌んがらろも、なんせ、全英語ってんのがなあ~ 

せっかくの日本開催んがっけさ、美ちい日本の言葉れ表現してほちい気もして(反対に、そこに英語字幕入れりゃいんじゃねと)。

そいとさあ、このテーマソングを、ふんだんにアレンジ変えたりちて使ってほっちい気がしたがよね。せっかく作ったんらっけさ。

SNSの投稿れ、観っ前に知ったがろも、劇伴が殆どねえとゆう。そいは、ホントらったて。ほんに、なんでんがあろうね?(そうゆうのって、サントラCDの販促に全然繋がらねえと思うがあて)。

 

映像れ勝負ってんも分かっろもさ、ドキュメンタリーとは言え、今作も、エンターテイメント(オリンピックらって、スポーツエンターテイメントれもあっろうし)、商業映画んがっけさ。そいも公式のらよね。観客ってんは、そこに、作家性、芸術性ってんは、あんま求めてねえがよね(例えばさ、自身れ、全額出資して(理解示すスポンサーが居っ等も)作ってんなら、そりゃ別に、自身が思い描く表現れ、全面イイろもと思うろもの)。たとえ、そいをすっにもしても、観客の心を乗せてあげんきゃなんじゃねと。真底感動させてあげんきゃいけねんじゃねと。商業映画の役割ってあっろうと(大林宣彦監督が、そういった点を心得て、映画を作ってたよね(外してる作品も、あっろも。笑))。

 

そんげんことれ、俺にしてみっとの、なんかどっかフラストレーション溜まっちまった感なんらかなあ~ ああ、そうら、女性が撮った映画っらってゆう(やっぱ特有のか)、掴みどころがねえモヤモヤ感に包まいたんが、実感らよね(冒頭れも、ちと述べたろも)。

 

俺んとっちゃ、オリンピックてんは、子供ん頃から、憧れ、大好きなイベントれ。

アラナインティの親父は、1964年の東京オリンピックを観に行ったりしててさ、ズッとスッゲエと思うてきたりしてんもあってとか。

映画らっても、(リアルタイムれ観てねえろも)レニ・リーフェンシュタール監督の「民族の祭典」「美の祭典」、(同)市川崑監督の「東京オリンピック」、(同)クロード・ルルーシュ監督の「白い恋人たち」、近年じゃ、「ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜」も観たしの(リアルタイムれ、映画館れ観たが。号泣したて)。

ん中れも、特段好きんなんが、「白い恋人たち」れさ。もうね。

自分的にゃ、こいを超えるオリンピックの映画って、ねえと思ってっけの。

こん映画ん中れもさ、今作のメッセージしてっことは、映像、音楽(フランシス・レイさん。超スッゲイイイ~)れ、既に、十分表現さいてがいの。ピエール・バルーさんやニコール・クロワジールさんが歌う挿入歌にゃ、色濃く出てっけの。そうゆうんがさ。もうの、ひっくるめて、トータルれ、スンバラシイがあて。

 

あとの、SNS等の声れ、市川崑監督の「東京オリンピック」と比較してんがあっようらろも、そいこそ、全く時代が、ちごうっけの。

一番は、関心度らろうて(あん頃と、あらゆる面れ、全く低なってるとゆう現実)。

とんかくオリンピック自体の在り方(存続)が今、問わいてる時代んがらしさ。同一線上れ語っのは、そいは、ちごうんじゃねえかなあとも。

そうゆう意味れの(ダークサイド)、産み出されちまった、時代の申し子的なエポックメーキング作品になっちまったんじゃね。

 

そっから、SIDE:Bがあっとかれ(分けっ必要性って、あったんかなあ~感。(巷の反応等)どうなるんらろう感…)、次作もそうらろも、ちと、やっぱってゆうんかてんがあって、被写体が、森〇郎さん推しなんらよね。一応(笑)。なんらかんら結構出てくっがよね。うっへって感じれ。まあ、どうれもいいがあろもさ。

 

映画東京2020オリンピック SIDE:A」。

Tジョイ長岡れ上映中!

 

 

 

 

 

ほんじゃね。

 

令和4年 6月18日

 

注目自分のYoutubeチャンネル!!
クリック Jungka N  


をご検索くらはい!

自分が取材した映像や自作映像作品等を、ご覧頂けまちゅる。

チャンネル登録、どうぞ宜ちく~!

 

超デカ盛り!!
大人気の大衆食堂『喜味屋』!!
(新潟県長岡市摂田屋)
長岡洋風カツ丼とチャーハンを食すビックリマーク


ご視聴くらはい!