もうの、心はやってさ、封切早々観い行って来たて。
庵野秀明監督(企画&脚本)、樋口真嗣監督が、どう描き出すんかと。
Tジョイ長岡(新潟県長岡市)のT-LEX上映れ観賞!
観客は、幅広い年代層が占めてたし(そうらなあ~ 映画「シン・ゴジラ」を観賞した時の客層と重なっが)、レイトショーらったろも、大勢入ってたて。こん作品に対する期待、関心の高さを覗わせっねかの。
さて、観賞後の逸る気持ちれ、早速レビュー!
まっじ、オッモシレかったあ~
もうね、のっけから、ワクワクが止まんねくてさ。
孫抱き年代も、とうに超えたジジイんがろもの。俺は。
終わっまれ、子供んように、心がはしゃぎ捲ったっちゅうかの。
T-LEX上映らったっけ、そりゃ、もう、大迫力れさ。まあ~さか、こん歳になって、こんげん素っ晴らしいシネコンシステムん中れ、「ウルトラマン」を観っなんて、一体誰が予想したろうかと。そんだけれも、うっれちいよね。正に、エポックメーキングらよね。
あの世界観を、随所に醸し出す演出が、すこぶるはまって。
うっれちい~ってゆうんかね。
手作り感とVFXの融合も、上手くマッチしてて。
キッチュな(リ)アクションをするウルトラマンの特徴を前面に押し出してっのも、すっごく好感が持てて、イイがあて。そうそうと。
ニヤニヤしてくるがいの。
ほんでの、役者陣が、みんな適役れ。違和感ねえが。
キャラクターが、効果的に棲み分けさいてて。
特に、長澤まさみさんの登場の仕方が洒落てて、渋くてカッチョイイがいの。
最初、一体だいらこれ?って。そう思わせる、背後からのアイレベルれ追う、そんカメラワークが絶妙れさ。そこにかぶる、「シン・ゴジラ」れもセンスに富んでた鷺巣詩郎さんの音楽も、また冴えてて(てゆうか、この曲って、「シン・ゴジラ」からのもんのがあろっか?自作からの引用ってゆう手法らか。ゴダールっぽいってゆうか)。
長澤さんはの、「シン・ゴジラ」の市川実日子さん的な存在らろっかな(あんときゃ、もうの、市川さんに惚れたよね。今もらて)。でもの、長澤さんの快活なイメージそのまんまに、アクティブんが。そこが見事に活きて。
なんちゅうかな、俺が、こいまれ観てきた彼女が出演した映画ん中れ、一番良かったんじゃねと思うぐれえに魅力的れ(とは言え、そんなに彼女の出演作を観てっ訳じゃねえがろもの)。うおっと思ったもん。そうらし、今回初めて、女の色気を彼女に感じたがあて(自分の尻を叩く仕草、アクションは、考えたのお~ ああゆうんが、キャラクターの魅力を引き出すがいの。やっるねえ~)。そいと、カワユさも垣間見せっし。インテリジェンスな面を感じさせるシーンじゃ、ザラブ星人とのやり取りれ、ロシア語が唐突に飛び出すんが、そう来たかと(ダー カニェーシナとか切り返すザラブ星人にもニヤリ)うひょっ、スッテキィ~
もうね、当然、惚れたっちゅうか。一気に好きになったもん。彼女を。ほんに、心掴まいたて。
こいこそ大成功らろう。ヒロインに惹き付けさせる、惹き込まさせる。大事んことらよね。
ウルトラキャッチの場面(こいも当時、十八番な演出)は、痛快れ、感動。(懐かちさも込み上げて)ジーンとなったて(ジュワッと涙が)。
ほんで、斉藤工さんのウルトラマンね。観っ前に、そん情報聞いた時ゃ、えっ、マジかって感じれ。どうしてと?ちと、ちごうんじゃねえんかなあと。
そいは、俺が斉藤さんに、どっか怖いようなニヒルさを潜めてる印象を受けてたかららと思うがあて。
らろも、こいがの、物語が進む内に、一気に覆されっがいの。イイじゃね!この方れ、良かったってゆう風に。
てゆうことはさあ~ やっぱさあ~ なんにおいても演出、見せ方んがよね。持って来方。そうゆうことんがらと思うたて。再認識(どうしてもキャスティングが合わん場合も、そりゃ、あっろもの)。
ストーリー展開は、総じて、ウルトラマンの往年のキャッチーな回(おお、あったあったとゆう名作!?問題作!?回)を、大まかに、現代のペーソスに落とし込んで、纏めてっが。
そいを、きちんと巧みに見せてくいるがいの。素晴らしい脚本らと思うて。
特に、こん人を、つこうてきたかあ~とゆう、メフィラス星人役の山本耕史さんは、はまったてたよねえ~(なんか知らんろも、奥さんの顔も、浮かんじまって) 。居酒屋れの、うっまそうな日本酒と肴を味わいながらの談話シーンは、自分が呑み食い好きらっけ、好っきらなあ~ てゆうか、斬新(呑み行きたなったて)。
そう、これって、思い出すんが、ウルトラセブンのメトロン星人とモロボシ・ダンが、夕暮れの東京の寂れた木造アパートの一室(四畳半?)れ、ちゃぶ台挟んれ、やり取りするシーン。そいが、モチーフらろっかなって。
こうゆう記憶に留めてしまう程の衝撃(異化効果)さが、往年のウルトラマンシリーズには、あったがよね。
そんでの、今の、ウクライナとロシアの戦争とゆう、リアルな現実も相まってさ、総体的にキーワード、シチュエーションに、なんか辛辣な意味合いを、大きく持つことにもなっがよね。意図した訳じゃねえがらとは思うろもの。
所々、効果的に挿入さいる、往年のウルトラマンの耳に残る音楽を、そんままつこうてんも、心を高ぶらせっがいの。
拍手してくなっぐれえに。おっ、待ってましたあ~ やったあ~って感じれさ。心高鳴っ訳。たっのちい~
カメラワークが、うっれちいのは、元々、樋口真嗣監督の真骨頂れあるロウレベルからのあおりカットは有名んがろも、明らかに、実相寺昭雄監督を、強く意識したもんらよね。
そいは、ひしひしと伝わってくっが(その実相寺監督の映像の大元は、ソ連映画「戦争と貞操(鶴は翔んでゆく)」(1957年 ミハイル・カラトーゾフ監督)らと、思うがよね。演出、カメラワーク、照明、音楽が、すっげカッチョイイが。超オススメっす!)。
一切外国人が出て来んかったんは、なにやら意図してがあろと思うろも、敢えて日本国だけとゆう、ミクロな概念に拘ることによって、マクロな外界を想像させる手段を用いたとゆうことんがあろっか。
あと、世界的にも見て、度重なる自然災害(特に地震)に見舞わいてる特異な日本列島、神国日本を、デフォルメするためらったがあろっか。
俺は、そう取ったて。
禍特対(科特隊)、禍威獣(怪獣)のネーミングも、日本のみならず、世界を揺るがしてる自然災害(災禍)、戦争災害(戦禍)、パンデミック(コロナ禍)の、ご時世を捉えた納得の表現。センスあっね。
ほいと、(今や世界的男優になったと言える)西島秀俊さんをキャップ(隊長)とする禍特対の全メンバー、良かったねえ~ なんつうたって、彼らが愛おしくなっのは、そん証拠っしょ(室長役の田中哲二さんも、適役らったと思うて)。
たらの、禍特対においてはさ、やっぱ、普段はスーツれイイがあろもさ、出撃ん時ぐれえは、戦闘服を着てほちかったがよね。そいこそ今、注目浴びてるファッションデザイナーれにも依頼して製作してもらってさ。そん方が、カッチョイイじゃね。どうらろ?(確かに、長澤さんにしてみりゃ、スーツ姿らったっけ、先のウルトラキャッチれのカワユサや、巨大化れのインパクト、エロス感は出てたと、今んなって思う面も)
あと、戦いの場面れ、そいも十八番の夕陽をバックにした鮮烈な戦いを、もっとじっくり観てかったなと。
エンディングソングの米津玄師「M八七」(やっぱ曲名が捻ってあってイイね)は、詞がジワジワ響いてくっが。そいと、旋律を、さらに引き立ててゆく編曲が壮大れ、こん作品に相応しいと思たて。始めよけりゃ、終わりよしとゆうことれもあっがよね。
締めに、続編てゆうか、また製作してほちいと思うたて(何やら、庵野監督は、三部構成で考えてるとか。期待~)。
映画「シン・ウルトラマン」(邦画の今年度の実写映画れ、興行№1スタートらっ!)。
Tジョイ長岡で上映中!(T‐LEX上映有※要確認)
こりゃ、もう、超オススメっすっ!
自分は、今んとこ、邦画(洋画も含めてか)の今年度ベスト1れすて。
ほんじゃね
令和4年 5月18日
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