映画「余命10年」観たて!Tジョイ長岡 | シュミちゃんの「塵壺 新報社」

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越後長岡藩・軍事総督の河井継之助の諸国旅日記「塵壺(ちりつぼ)」(“ごみ箱”)に因み命名。
雑記、映画批評、まちづくりやものづくりのプレゼン、官民、教育機関、メディア等への批評、提言を
新潟県長岡市を軸に記述します。

タイトルがインパクトあっよね。

ドキッとすっとゆうか。

ほんな訳れ、気になってたし、フライヤーのイメージスチールも、なんかイイ感じらっけ、観てえなと思うてて。

 

映画「余命10年」

Tジョイ長岡新潟県長岡市)れ観賞!

 

なんたって、俺は、広瀬すずちゃんと小松菜奈ちゃんが出てっと知っと、食指が動いての。一つに、ファンらもん。

 

菜奈ちゃんは、菅田将暉さんとご結婚されての(予感はあった。うん、羨まちい限り。こんな女性が傍に居たら、結婚出来たら、どんなに幸せらろうかと)。

 

作品は、作者の故・小坂流加さんの実体験を元にした同名原作小説「余命10年」を映画化。

実は、なんの情報も入れずに観い行ったっけ、どうゆうストーリーなんかと。

なんとなくらろも、途中ぐれえかららろうかな、これって実話なんじゃねとはと、感じ出して(エンドロールを観て納得したってゆうか。やっぱしと)。

 

映画的に観っと、菜奈ちゃんが、この役に相応しいかどうかってとこにあっよね。

俺はね、この役なら、そうらなあ~ 広瀬すずちゃんの方が適役らったかもと。

菜奈ちゃんて、全体的にポジティブなイメージが強いっけ(すずちゃんにも、それは存分にあっがあろも、どこかリアル感を持ってがよね)、例えば、俺が大ちゅきな映画、「ティファニーで朝食を」れのオードリー・ヘプバーンのような役柄がいんじゃねと。

ポジティブな裏の面(悲愴さ)が徐々に明かさいてくみてえな感じの方がさ。そうゆう意味れゆうと、「糸」のヒロインは中々合ってた方らと思うがあて。

 

ほんでの、(俺の個人的見解らっけ)脚本、キャスティング、演出に、ちっと難があったかなあ~ってゆうかの(ちょい辛口レビューになりやすが、スイヤセ~ン)。

ストーリー展開が、いわゆる表層的れ、こん手の作品におけるお決まりな流れれ、セリフもちっとなあ~

そん中んあっても、イイなあ~と思ったんは、坂口健太郎さんの主人公とリリー・フランキーさんとのやり取りらろっか。

 

キャスティングはさ、特に黒木華さんの姉役と、原日出子さん(旦那さんの渡辺裕之さんが先般、亡くならいて。お悔やみ申し上げますいの。当時、リアルタイムれ劇場れ観た映画「オン・ザ・ロード」好きらったがよなあ~)の母親役に違和感が始終あって。余りにも浮いてるってゆうか(演技云々らねくて)。エキゾチックな風貌れある菜奈ちゃんに、二人が似て無さ過ぎっがよねとゆうことんが。有り得ねえってゆうかの。こりゃ、どう見たっても、おっかしいろお~と。

田中哲司さんの医者役は、どっか笑いが込み上げてくるってゆうか、やっぱ、なあ~んかちごうよなあ~みてえな。こん作品における医者としての貫禄がねえとゆうんかなあ~(怒られっか。ヤべヤベ)。

リリー・フランキーさんの居酒屋のマスター役と、山田裕貴さんの菜奈ちゃんの同級生役は良かったと思うがあて。

 

演出も、ちっと問題な気がちてて(生ゆうてスイヤセ~ン)。なぞってる感がつようて。全体に(演出度がウッシィー印象らかな)。心の機微を伝えるリアクションのモンタージュの欠如ってがあろっかなあ~ そうゆうのって、故・大林宣彦監督、ビートたけしさんとかが上手いじゃね。観客をグッとこさせっが。

イメージカットのカットバックの流れが、多いんが目立って。そいらけらと、ちっと伝わんねんじゃねえかと。人間関係の重さ(命の重さか)ってもんが。印象付けさせようとする桜の木の下の突風の場面も、なあ~んかなあ~ 取って付けた感が。桜で始まって、桜で終わるってんも、まあね、ワアリイろも、ありきたりなパターンが正直否めねえとこがああがあて(うっわぁっ、言いまくりぃ~ ヤベヤベ。ボルテージ下げんきゃ)

 

撮影が良かったろっかなあ~ 美しかった。四季の移ろいを捉えた描写が。これもラブストーリーにゃ、定番のがらろもの。ふと思い出したんが、アメリカ映画「ある愛の詩」(この映画、良かったあ~)。

殊に、主人公の坂口さんとヒロインの菜奈ちゃんが歩く秋の陽だまりの風景は、結構秀逸らったと思うて。そうゆう面とかれ、なんらろう、確かにの、映画の空気としちゃ、爽やかな光に包まいてる映像れもあっが(映像的にゃ、ネガティブに全然陥らねえ。意図したんかな。そうらよな。たぶん)。そいは言えるて。

 

ほんでさ、ラブストーリーにおいちゃ大事んはずの音楽も、ちっとの、印象薄目んがよね(いいメロディもあっがあよ。たら、記憶に残んねえ)。遠慮したんか、抑え気味らったような。

先述の「ある愛の詩」のフランシス・レイや、今、巷れ、ウクライナにおける戦争もあって、(ミニシアター系の)リバイバル上映れ話題の映画「ひまわり」のヘンリー・マンシーニみてえな(映画「ティファニーで朝食を」も、そうらねかて)、心に、耳に残る、思わず口ずさんれしまう曲が、聞きてかったがよねえ~ 出来んかったがあろっかねえ~ 音楽を聞くと、ああ、あの映画ってゆう、そうゆう映画が、ほんに少ねくなってがあて。どうしてんがあろっかのお~ 期待してたがあろもなあ~(近年じゃ、実写らと、青春(ラブストーリー)映画「ちはやふる」の音楽は、そうゆう意味合いを、ちゃんと持ち得てたよね。ありゃ、良かった。スンバラシかった)

ワアリイろも、最後の主題歌も今回、俺にゃ、ちっとスーッと素直に入って来んくてさ(ファンの皆さん、スイヤセ~ン。ゆうとくろも、こん方の映画「天気の子」の音楽は良かったがあて。フォローしておかんきゃ。ヤベヤベ)。特に、歌詞のメッセージ性らったろっかなあ~ 頭ん中れ反発してたんは。今思うとさ。

 

てな訳れ、観っ前は、もしかしたら、スッゲ超号泣になっかと思てたがろも、そいは全く外された形になっちまって(そうゆう意味れガクン)。

総体的に、このタイトルもあってらっけ、こちら側に、大きな意識変化を起こしてくれっかとも、どっか期待してたとこがあったがろも、そいは、残念ながら観出せんかったの。そこが、口惜しいがいの。まあ、一番にらかな。

 

あとの、思うんは、小松菜奈ちゃんらろも、役どころが難しい女優なんじゃね(一番の適役ってなんのがあろうと)。

ほいと、菜奈ちゃんは、まあ~らまら、うぶんがらろっかなあ~

らっけさ、場数を踏むことなんらと思うて。あいこれと。俺はそう思うがいの。もっともっと溢れる、漲る魅力が増してくっと、ぜってえ信じてっけさ(マジ、生ばっかゆうて、ほんに、スイヤセ~ン)。

頑張ってくっれのお~!菜奈ちゃあ~ん!応援してっけ!

 

グダグダと大口叩いてしまったろも、締めに、皆さんが一生懸命製作したこん作品が、作者の故・小坂流加さんに、さらに光り輝き届きますようにと祈って。

 

Tジョイ長岡で只今、大ヒットロングラン上映中!

俺が観い行ったときゃ、観客はの、幅広い世代らったて。

大勢入ってたいの。

こりゃもう、商業映画の興行としちゃ、大成功らこての。パチパチパチィ~

 

 

 

 

ほんじゃね

 

令和4年 5月11日

 

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