トランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談をめぐり様々な憶測が流布されていますが、こちら↓のブログ記事が参考になります。(記事引用青字)
『トランプという王様(大統領)』が推し進める『アメリカファースト(米国の利益第一主義)』が今や前面に押しだされています!?
オマケにトランプ主導下のアメリカファーストは、モンロー主義のような『内向き』にアメリカ国内に篭るのではなく。
むしろアメリカ国外の他国の領土や権益を、「それがアメリカにとって必要であれば」軍事的経済的に圧力をかけて“奪いに”かかる――とういう意味で、中露と同じ『大国の論理を振りかざして』今の、先の大戦後に築かれた国際秩序と「力による国境や領土の変更を許さない」という原則をないがしろにするという方向への転換を公然とうそぶいております(!)
そうなんですね~今のアメリカは世界平和なんてどうでもいい、アメリカだけ、アメリカさえよければって感じですけど、ビジネスマンだから現実的に損得勘定で考えればいいのかもしれません。
とにかく『和平』という“結果”が“得られればイイ”とダケ考えていて、ロシアが利を得ようが、ウクライナが事実上の属国化に陥ろうが知ったこっちゃないという態度がまさにアリアリです(呆れ
それでもウクライナ(や欧州)の頭ごなしにロシア(のプーチン)と直接和平について話を進めようとした態度をやや緩めたのは別にトランプが『正義の心に目覚めたから』ではありません (๑╹ᆺ╹)
ハッキリいいますとウクライナの言い分を聞いてやることに『旨味』が出たからです。
それがウクライナに埋蔵されている希土類をはじめとする5000億ドルの資源です!
まーウクライナにしたらアメリカの武力支援なしに国を守ることはできませんし、アメリカにしてもウクライナの資源をロシアにくれてやるいわれはありませんので、この辺りはすでに裏では合意できているんでしょう。
会談前から報道なんかでは、
『ウクライナがアメリカの圧力に屈して鉱物資源を差し出した』
という形で描かれていましたが、実際には、ウクライナ側が主導的に鉱物資源を活用して国際社会を動かし、自国に有利な勝利方法を模索していたというのが真相でしょう。
……しかし、想定外だったのが、トランプ・アメリカの度を越したジャイアンぶりと。
耐えねばならない重要な場面でゼレンスキー大統領がアメリカ側の暴論に抑えられず反論してしまったことです!?
あの会談は・・・トランプ大統領のプロレスだと思いますけど、そこでトランプが言いたいことは、ゼレンスキー大統領でなくNATOにも聞こえるように言っていたんだと思います。
ですがハッキリいいますとあの記者会見には、“悪意”が見え隠れしています。
40分に及ぶ異例の長い記者会見もそうですが、従来付くはずの“通訳”もおらず、記者の質問も意地の悪いモノが散見したといいます(例えば背広でなくラフな格好をしていることを揚げ足のように質問した記者(バカ)は、ゼレンスキー大統領が開戦以来、軍服かラフな格好で市民との連帯感を示している有名な事実を知らないんでしょうかね?(呆れ))。
トドメにバンス米副大統領の『和平交渉案』をキッカケに緊張が高まり、ロシアの侵略を侵略と見ず和平交渉を外交だという米副大統領に、たまらずゼレンスキー大統領が反論したのですが、その後はもう罵り合いでした――主にトランプ大統領がまくし立てる形での。
一黙様は「それでもゼレンスキー大統領は下手に出るべきだった」と仰るのですが、私はむしろあそこまで言われて黙っていたら返って見下されて、余計に譲歩を求められることになったと思うんですけど。
まあ、トランプにしてみれば支持者にエエカッコしたかったんでしょう。ちょっとやり過ぎだったとしても、裏ではちゃんと交渉は進んでいるようですし、EUは今度こそ?本気出すようですし。
そーしたトランプの発言や態度は、アメリカの権威を高めるのではなくむしろ貶め、距離を置かせているのですが……今のトランプ政権は「YESマン!」しかおらず『裸の王様』を諌める、猫の首に鈴をつける人間は誰もおりませんAA
ここでつくづく思うのが『安倍晋三氏が生きていれば……』という残念ばかりです。
本当に・・・
日本のみならず世界の大きな損失ですよ。EUの首脳なんか今頃、「教えてくれ、安倍総理はどうやってあの猛獣を手懐けたんだ」とか言ってそうです。
ところで、もう一方の当事国ロシアのプーチン大統領が一向に姿を現しません。トランプ大統領におだてられて、「ウォッカで祝杯をあげている」はずなのに。
このままいけば現状の一進一退の睨み合いを続けているダケで勝手にロシアは倒れることでしょう!
対してウクライナは、アメリカの支援が打ち切られても欧州や日本の支援が得られます。
欧州だけでなく日本にとっても、戦争が長引けば長引くほどロシアの国力軍事力は疲弊し崩壊していきますからねっw
その分、脅威が減るわけです。
「核兵器があるじゃないか?」
というならば、それが使えるかどうか? 実際の発射するかどうか以前の問題として、どれだけ“発射可能な核ミサイルが存在するか?”の時点から考えてみるべきなんじゃないでしょうか?
トランプ大統領がどんな条件をプーチン大統領に飲ませようとしているかわかりませんが、プーチンにしてみたらウクライナ領土を支配するくらいはできなかったら「この戦争(ではなく特殊軍事作戦)は何だったんだ」ってことで国民から突き上げを食らいます。それでなくても国内はボロボロなんですから。
トランプ大統領が口で何言ったとしても、アメリカは対ロシア経済制裁を一ミリも緩めていません。
祝杯じゃなくてやけ酒、だったりしてww
とまあ、一部だけお見せしましたが、本文はもっと面白いです!興味のある方は是非どうぞ。