鎮守の森といえど里山は、常に手をかけ続ける必要があります。

 

神宮式年遷宮での研修で何度も御神木の里や神宮にて山の管理のお話しをお聞きしました。

山の木々でさえ管理していかなければダメになってしまいます。

里山であれば尚更。

先人たちは『切れば植える』を繰り返して、自然の恩恵に感謝すると共に後の世の人々のために手をかけてきました。

 

植樹や森の管理は、50年先、100年先を見越して行う必要があります。

 

植えた木々が成木になったとき、高さ、幅、根がどこにはっていくか。

 

神社の森は長きにわたり作られます。

 

>山の木々でさえ管理していかなければダメになってしまいます。

>里山であれば尚更。

 

>植樹や森の管理は、50年先、100年先を見越して行う必要があります。

 

>神社の森は長きにわたり作られます。

 

 

少し前に話題になった神宮外苑再開発に伴う樹木伐採も同様ですね。

 

 

伐採に反対する人たちは、今さえ良ければいいと考えているんでしょう。けれど、植生や自然環境は50年100年先を見越して考えていかなければいけないものです。

目先の利益に固執して将来につけを回すことはやめてほしい

 

現在国会で行われております予算委員会で、日本維新の会は自民公明との三党合意で高校無償化の公約を実現することをもって来年度予算案に賛成し、それによって予算案は衆議院を通過しました。

一方それに先立ち、国民民主党は自公との幹事長会談で「所得税控除限度額178万円を目指す」ことで合意し予算案に合意しました。

結果として、所得税控除限度額は宮沢洋一税調会長を代表とする財務省勢力によって国民民主党案は反故にされ、103万円の壁をほんのちょっと崩した程度のしょぼいものになってしまいました。

 

 

 

上にあげました動画では、政党同士の交渉のやり方で「国民民主党の失策、維新の会の前進」と解説されていらっしゃいます。

公約実現に失敗した国民と成功した維新、という政党政治の観点ではその通りなんですけど、果たして維新は本当に成功したんでしょうか。

巷では「維新が予算に賛成したことで、178万円控除が邪魔された、ガソリン減税も邪魔された」「維新は国民の敵」といった評価が沸き上がっています。

私も同感です。維新の思惑は外れ支持率が急落していることが何よりもの証拠です。

 

↓こちらのブログにまとめられたご意見と全く同感です。(引用させていただきました)

 

 

維新の会の執行部が目論んでいたのは、、、

 

⚫︎公約として大阪府が負担しなければならなかった高校無償化の予算を国に付け替える

⚫︎後戻り出来ない万博の莫大な赤字が発生するのが判明しているので、どうにかして国から補填させる

⚫︎国民民主党の手柄を奪い党勢を回復する

 

大きくこの3つだと思っている

 

減税どころか更なる負担を国民に背負わす高校無償化を進めるに当たり、全体的にな減税を進めたくない財務省と自民党宮沢洋一氏を中心とした勢力との思惑が一致した

政府増税派はこの維新の会の思惑を利用し、高校無償化と万博の赤字補填をチラつかせて、減税ではなくバーターに維新の会に予算案賛成させた

高校生がいる一部の有権者には高校無償化は減税と同じなので、国民民主党から手柄を一定程度奪えると考えていた

 

しかし、この稚拙な裏取引は世論は当然気づかれて、当然批判される

現在の自民党と維新の会と国民民主党の支持率を時系列を見れば明らかであろう

 

高校無償化を実現するにしても時期を誤った

 

 

そして、維新の会は目論見が外れたので焦っているのが現状である

 

 

ガソリン暫定税率などを否定した予算案に賛成したのに、今さら反対していないなどと言い出している

 

私は最初、国民民主党には期待していませんでしたが、功を焦った岸破政権による昨年の衆院選によって少数与党となり、国民民主党がにわかに注目を集めました。

ここで、キャスティングボードを握った国民民主党が打ち出したのが「所得税減税」です。

かつて減税案がここまで現実味を帯び、現役世代の負担を減らす政策が国会の場で明示されたのは初めてではないでしょうか。

その結果として「財務省解体デモ」が沸き起こったし、本当に国民が求めている政策が何か、それを実現しようとしている政党はどこか、有権者が知るところとなったわけです。

 

ということで、国民民主党は失敗しましたが、維新が前進したとはちょっと言い難いですね。

前原共同代表は満足でしょうけど、試合に勝って勝負に負けたんですよ。維新の支持率が下がって次の選挙でさらに議員数が減れば、前原氏の思惑通り立憲に吸収合併・・・なんてね

 

陛下よりご治定賜り、長野県木曽、岐阜県加子母の裏木曽より御神木の選定がされ切り出しが始まります。

 

正式に県内でも第63回神宮式年遷宮を銘打ち活動が始まります。