まず、こちらの動画で「なぜコメの価格が高騰したか」の仕組みをご覧ください。

【令和の小泉劇場】コメコメ狂騒曲

 

 

 

米の高騰は根本的には市場原理によるものであるのに、 あまりに急激(に見える)だったので、消費者も混乱しているのでしょう。

それでも「JAが農水省と組んで備蓄米を買い占めて価格を吊り上げている」何ぞというあほな陰謀論まで巷ではささやかれているようで、ある人のブログでそこに反論コメをしたのですがいまいちわかっていただけなかったようで、もやもやしていたのですが、再度、もう少しわかりやすく説明してみます。

 

JAが米の価格を吊り上げようと思うなら、備蓄米の放出なんてあてにせずとも、昨年の秋に新米をどっさり買い占めればよかったんじゃね?

資金なら農林中金のヘッジファンドとやらの巨額の利益があるんだし、今までの付き合いで中小農家に少し色を付けた価格を提示すれば売ってくれるからね~

 

って、実際は米の買い付けでは企業が次々参入して高値で青田買いなんかして、JAは買い負けているんですよね~

ところで、農林中金の巨額の利益っていったいどこにあるの~

 

***

それでもやっぱり政府のやり方は疑問だらけ問題だらけですね。今までも小泉劇場を批判する記事をUPしましたが、ハッキリ言って進次郎大臣のやっていることは「貧乏人は古古古米を食え」ってことでしょう。(それに踊らされる消費者も、ねぇ・・・)

もう一つ言えば、2年前までコメの値段は下がり続けて、今年値上がりしてやっと30年前の価格に戻ったんです。(途中、平成のコメ不測の時も一時的に上がった)米がいくら安くても消費量は減り続けてたんですから、何をいまさら「じゃぶじゃぶに」するんだか(呆)

何か一部で「JAが備蓄米を買い占めて米の価格を釣り上げている」なる言説が流布しているようです。

本当にそうでしょうか。

 

こちらの動画をご覧ください

 

「米の流通と政府備蓄米の売り渡しについて、解説します」

>BUZZMAFF ばずまふ(農林水産省)

 

 

JAが大量に買い付けた備蓄米は、入札で何万トン以上とか一年後の備蓄米買い戻しとか、JAみたいな大手で大量のコメを扱える業者に限った条件があったからで、この条件で売り出したのは政府江藤農水相です。農水省の失敗です。

 

随意契約の備蓄米は、小売値から逆算して売り渡し価格を決めているんですから安くなって当然です。差額を負担しているは結局国民ですよ

まさに令和の小泉劇場に国民が踊らされているのです。

 

JAの肩を持つわけではありませんけど、異常に値上がりしている銘柄米はJAのものだけではないですよね。新米の買い付けにも業者の競争がありますから、JAはむしろ買い負けたりしてるんです。
値上がりは、マスコミの煽りとそれに乗せられた消費者の焦り」コスト上昇」「米高騰に目を付けた業者の買いあさり」といったものが主な原因だと思います。

特に、コスト上昇は農家も苦しめていますからある程度の価格上昇は受け入れていただきたいですね。

 

過去に農林水産省の指示のもと、コメ価格の統制に励んできたJAにも責任はあると思いますけど、今年の米価格の異常な上昇はJAのせいではありません。買い占めてまでして価格を吊り上げるメリットがJAにはありませんから。

ただ、今までの取引相手への配慮とかこの先新米が出るまで米が不足しないように少しづつ卸すとか、スピード感にかけていたのは事実です。これは私も大いに不満です。
(慌てて全部売ってしまって本当に足りなくなると「米の輸入」という話が出てきかねないので、それだけは回避したいんです)

 

今回、あまりに急激にコメ価格が上がって、物価高への批判から減税要求がますます燃え上がるのを懸念した「財務省」が「米価を下げろ」と指令したんではないかと推測します。その役割を「空気を読まない」進次郎大臣に担わせたんでしょう。

JAだけ悪者にしても解決する問題ではありません。

マスコミや「小泉劇場」に踊らされないよう、もう少し冷静に見てほしいと思います。

伊勢の神宮にて行われる神宮式年遷宮。

神宮式年遷宮は20年に一度、新宮にお遷りいただく行事です。

第63回神宮式年遷宮の諸行事が始まる中、長野県・岐阜県にて御神木が切り出され、岐阜県では昨日より加子母にて「裏木曽御用材伐採式」として行われ東濃各所をめぐり本日岐阜市金神社に到着。

 

御神木奉曳式が執り行われ1000人の参加者がエンヤーの掛け声とともに曳綱を行いました。

金神社到着後、御神木が神前に納められ、奉安祭を斎行。

 

 

3日間に渡る御神木行事。

 

最終日は宮司、権禰宜が羽島八剣神社でのお迎えに参加いたしました。

多くの氏子に迎えられこの後、海津今尾神社へ。

この後三重県内各所にお立ち寄りの後、内宮へ川曳き、外宮へ陸曳きされ納められます。

 

20年に一度の歴史的機会。

 

この瞬間に巡り合わせるご神縁に感謝いたします。