まず、こちらの動画で「なぜコメの価格が高騰したか」の仕組みをご覧ください。
【令和の小泉劇場】コメコメ狂騒曲
米の高騰は根本的には市場原理によるものであるのに、 あまりに急激(に見える)だったので、消費者も混乱しているのでしょう。
それでも「JAが農水省と組んで備蓄米を買い占めて価格を吊り上げている」何ぞというあほな陰謀論まで巷ではささやかれているようで、ある人のブログでそこに反論コメをしたのですがいまいちわかっていただけなかったようで、もやもやしていたのですが、再度、もう少しわかりやすく説明してみます。
JAが米の価格を吊り上げようと思うなら、備蓄米の放出なんてあてにせずとも、昨年の秋に新米をどっさり買い占めればよかったんじゃね?
資金なら農林中金のヘッジファンドとやらの巨額の利益があるんだし、今までの付き合いで中小農家に少し色を付けた価格を提示すれば売ってくれるからね~
って、実際は米の買い付けでは企業が次々参入して高値で青田買いなんかして、JAは買い負けているんですよね~
ところで、農林中金の巨額の利益っていったいどこにあるの~
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それでもやっぱり政府のやり方は疑問だらけ問題だらけですね。今までも小泉劇場を批判する記事をUPしましたが、ハッキリ言って進次郎大臣のやっていることは「貧乏人は古古古米を食え」ってことでしょう。(それに踊らされる消費者も、ねぇ・・・)
もう一つ言えば、2年前までコメの値段は下がり続けて、今年値上がりしてやっと30年前の価格に戻ったんです。(途中、平成のコメ不測の時も一時的に上がった)米がいくら安くても消費量は減り続けてたんですから、何をいまさら「じゃぶじゃぶに」するんだか(呆)