団体交渉実施報告 | IQVIA労働組合(旧クインタイルズ)のブログ

IQVIA労働組合(旧クインタイルズ)のブログ

「クインタイルズ労働組合発足のお知らせ」
2013年4月に、かねてより発足準備しておりました「労働組合」が発足いたしました。

団体交渉実施報告
   
 標記の件、下記の通り開催しましたのでサマリーをお知らせします。
なお、詳細につきましては組合員には別途郵送で伝達する予定です。
 
                              - 記 -
日  時:2015年3月30日(月) PM7:00~
場  所:芝浦港南区民センター (港区)
出席者:会社側/M人事本部長他3名
      労組側/東京管理職ユニオンSアドバイザー他4名

【協議・交渉内容】
1.組合の組織・役員変更の説明
  Sアドバイザーから以下のことを説明した。


今日の医薬品業界を取り巻く環境は大きく変わってきている。クライアントである製薬企業においても半ば強要された配置転換や、名指し早期退職といった理不尽な人事が推進されている。

我々はこの悪しき現実に対抗するために、業界横断的機能ユニオンの形成、MRの横断的結集、企業別結集を目指すことを掲げ組合の再編を図った。

結果、クインタイルズ労働組合の上部にメディカルユニオンを置き、新しい役員体制を布いた上で再スタートすることが、企業別結集に留意した横断的職能集団となり得ると判断した

本構想は、昨年11月に開催された定期大会で承認され、MUの下部組織として、正式には本年1月から実質再スタートを切って、横断的活動を実施している。

それに伴い、我々と考えを異にしたT副長と、実質昨年支部長としての任務を遂行できなかったH支部長は、昨年末で脱退した。

今後はメディカルユニオンのクインタイルズ支部として昨年同様に、引き続き団体交渉を申し入れていくことを確認した。


最後に質問として、当組合を脱退したH氏、T氏は新たに労働組合を結成して会社側に団体交渉を申入れていくとのことであったが、現状はどうなのか確認した。会社側の回答は、脱退した事実も把握してなく、新組織結成や団体交渉の申入れは一切ないとのことであった。従って、会社との団体交渉権を持っているのは、現状当組合のみであるということになる。


2.団体交渉協議5事項

  <協議事項>


1) 従業員代表選挙の違反問題
2) 定年後再雇用 (高年齢者雇用安定法に基づく)
3) 再雇用されたA氏の雇い止めについて
4) 旧称PJ-B対象者の早期適正配置とコンプライアンス違反の訴求
  (組合員から事例の発表)
5) 上記の事項に関連する事項
(TPS/単身赴任制度

 会社側の回答を項目別にブログ記載することは、今回は都合上割愛しますが、組合員には追って別途お知らせ致します

なお、今回の
協議事項のトピックスとして皆様にお伝えしたいことがあります。それは5)の項目の単身赴任制度についてです。

【単身赴任制度について】
※単身赴任制度について、説明があったPJとないPJやチームが存在する。また、当制度が適応になる社員とそうでない社員とが存在し、内容が明確でないことを指摘した。その結果、単身赴任は『制度』ではなく『内規』である。従って、実行に関する決定は、各責任部署に一任しているとのこと。

 クインタイルズ社員の皆様、この件ご存知でしたか?
単身赴任の業務命令が下されても、あくまで
内規上のことで制度ではないため、PJやMR、上長判断によって異なる訳です。この件は、次回じっくりと検討したいと思います。皆様もクインタイルズの全ての体制についてについて、真剣に考えてみて下さい。組合は『単身赴任』に関する一連を、今後要望事項として取り上げて行くつもりです。一人でも多くの方の組合参加をお待ちしています。



― クインタイルズ労働組合 ―

 (東京管理職ユニオン・メディカルユニオン・クインタイルズ支部)
東京都渋谷区代々木4-29-4 西新宿ミノシマビル2F
TEL:03-5371-5170  FAX:03-5371-5172
e-mail:sodan@mu-tokyo.ne.jp    
http://www.mu-tokyo.ne.jp