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「どうぶつからの感謝状(後援:環境省)」で理事長賞▲

英語と中国語で学ぶ中国語講座ChinesePod、の看板講師ジェニー先生による文化サロン。番組内の中国語比率は少し低いですが、ジェニー先生の英語はゆっくり&ハッキリしていて判りやすいです。

今回のテーマは中国の大学受験科目から英語が無くなる…という噂話から英語教育についてのお話し。

ジェニー先生の今回のお相手は、中国人のヴェラ先生と、アメリカ人のジェイソン先生(←fluentUの人?fluentUは中国のCMやドラマなどyoutube等の動画に英語の字幕をつけた中国語学習サイト。有料会員になるとpdfにて動画スクリプトが貰えますが、pdfに書かれた字がアホみたいに大きくて…ちょっと食指動かず。ナマの手加減なしの動画に英語訳がつくのは魅力的な着眼点なのに惜しい!)。

ヘッドフォンChina to Stop Teaching English in Schools?(24分間・無料MP3)


・・・過去の放送・・・
  (cf) 第1回: 一人っ子政策の終焉
  (cf) 第2回: ネット上のスラング
  (cf) 第3回: 世代間ギャップ(70后80后90后)
  (cf) 第4回: 不倫騒動と愛人文化
  (cf) 第5回: 台湾との関係
  (cf) 第7回: アメリカのTVシリーズin中国
  (cf) 第8回: 白酒

・・・

今回は中国の英語教育に対するごく一般的な感想という印象で、状況も日本と似ていて目新しさは感じずあまりメモ取らず(学生は受験英語の枠にとらわれていて、洋画など英語の世界の奥深さや面白さまでは踏み込む余裕がない、とか)。心に残った部分だけ抜粋↓

音标IPA(Internatioanl Phonetic Alphabet)、発音記号も書けないとダメなんだそうです。  ←私の親時代みたい。私の時代は発音記号は夏休みの宿題でやらなくてもOKだったのでクラスで自習してきたの私だけでした。

●中国での英語の試験は大学受験だけでなく、大学卒業のためにもCET(College English Test)という試験があるのですね。
4級と6級。4級は不管你读什么一定要考的(専攻が何であれ合格必須)。
…有名な油絵画家が、自分の大学の教え子がいくら芸術的才能があってもこの英語の試験を通過しなければならないのはdoesn't make sense(道理にかなわない)として辞職したそうです。

●…but I guess one of the fundamental difference is, for native english speakers, learning a foreign language is always just an option ―― and the consequence of not doing it isn't that big.(根本的な違いは、英語ネイティブにとって、外国語学習は常にオプションでしかないこと。そしてやらなくても結果は大して変わらない)

但是对于英语不是native language的人来说,就是,你一定要学英语 and in such an important part of your school life of a, what determines whether you end up in a good university or if you have a good job or not 就是对你的生活, 对你的life是很重要的。(だけど英語は、非ネイティブにしてみたら必ず勉強しないとならないもので、学校生活でも重要、最終的には大学・就職に響いて、人生にとって重要なこと)

●英語教育の相場の話では、相場は日本並みだなぁと思いました。
2~3才児向けのグループレッスンが1時間200人民元
オンラインのフィリピン英会話は避ける傾向にあり(白人信仰あり)、白人ネイティブならオンラインでダベって時給200元($35位)にはなる。

ディズニーもそこに目をつけて子供向け英語センターを設立(saw the huge opportunity / set up kids' English centers in China)、あのangry birdも英語センターを設立したとか…。

・・・

英語@中国、といえばpart1。

昨年ベストセラーになった、CCTVで人気キャスターの柴静さんの10年の報道生活の記録「看见」の日本語訳を読みました。

中国メディアの現場は何を伝えようとしているか: 女性キャスターの苦悩と挑戦
柴静さんが現場取材を通じて見たSARS、四川大地震や、空気汚染、DVなどの社会問題のルポ。

今回中国での英語教育の話題だったので思い出したのが、
「中国の女性重罪犯には夫殺しが多いという。その背後にある真実とは?夫に暴力を振るわれ、ついに殺人に至る中国の妻たち」という言葉で始まるドメスティックバイオレンスの章 (第4章沈黙の叫び)。

凄惨なDV被害者のエピソードの中に、あの有名なクレージーイングリッシュ(疯狂英语)の創始者・李陽氏のDVの話も。

後日談も掲載されていたものの、とてもむなしい:「李陽は結局心理療法を受けに行かず、家庭にも戻らず、各種メディアの取材を受け、反ドメスティック・バイオレンス大使になろうとした。」 「彼(李陽)はキム(奥さん)に『これは中国の文化だ』と弁護したことがあるという」

(cf)クレイジー・イングリッシュの李陽のDVと離婚裁判、フェミニズム運動


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英語@中国、といえばpart2。

今週の泡泡中文(popup chinese)の中国を紹介する週刊podcast番組:sinicaのゲストはジェシカ・バイニキさん。
 ●Sinica: OMG, in conversation with Jessica Beinecke(MP3あり)

ジェシカさんは、VOAの OMG!美语」(youtubeチャンネル) というコーナーで、米語のスラングを2~3分の短編動画で日々紹介している方。(iPhoneアプリもアリ)

英語と中国語を交互に言う(字幕あり)、感情の込め方も色々なパターンで繰り返し言う、という形式なので自然とフレーズが記憶に残ります(夢でうなされそうw)。

2011年、中国で150万回再生されるほど流行ったという動画では、鼻くそ、耳くそ、目やに、の言い方を紹介w(動画タイトル「yucky gunk」:キモいベトベトしたもの)  ←私もハリポタを読んで何よりもまず速攻で覚えたのが百味ビーンズの鼻クソ味(Booger beans)…

 「OMG!美语」(youtubeチャンネル)

彼女の中国語の名前はBai Jie(白洁)で、これは皮肉にも中国で有名なポルノ小説のタイトルと偶然にも同じだったそうw

ジェシカさん、金髪に青い目で小顔…HEROSのチアリーダー役のヘイデン・パネッティーア(日本のイルカ殺戮に抗議してた女優)によく似てます。
喋り方は、鈴木蘭々か、こずえ鈴、かなー。底抜けの明るさ。


VOAの英語学習番組は、「美语怎么说」シリーズもいいかも↓。
 音声:英語、字幕:英語&中国語。

…ドラマで口語の勉強するのって時間掛かってかったるいなぁとなかなか踏み込めないんですけど…この動画シリーズで代替出来るかも~w

↓クロームキャストが最近やっと日本でも発売開始なので(送料込で4500円とお手頃)、↑上記シリーズ動画をテレビで見るのも良いかなと(iPad miniで長時間見てると小さい画面で目が寄ってくるのでw)。
今はdビデオ対応。来月からauビデオパス対応。そのうちHuluも対応すればもっと使い甲斐がありそうです。