問題!
 
さあ、みんなで考えよう!
 
 
 
 
 
分かりましたか?
答えは「ウラン(235U)」です。
 
『放射性ヨウ素131131I)』と答えた方、残念!
実は、原子力発電の「原料」は『放射性ヨウ素131131I)』ではありません。
 
さて、原発の問題がまだまだ続く日本ですが、原子力発電の原料は「ウラン」なのに、なぜ『放射性ヨウ素131131I)』が関係してくるのか、皆さんは知っていますか?
 
まずは原子力発電の「発電の仕組み」を見てみましょう。
原子力発電所では発電の原料となる「ウラン」の原子核に中性子を当て、「核分裂」させたときに一緒に出る「熱」を利用して大量の「電気」をつくっています。
 
原料「ウラン」は大きな特徴が4つあります。
①少ない量で大きなエネルギーを取り出すことができる。
 一般家庭1年分の電気を発電するために必要な燃料は、濃縮ウランならば0.011㎏、石炭ならば1210㎏。
②石油や石炭などの燃料に比べて輸送や貯蔵がしやすい。
天然ウランを製錬・濃縮して、直径約1cm、高さ約1cmのペレットと呼ばれる物に加工したものを使用。
③使用済燃料のリサイクルも可能。
④発電時は、CO2を排出しない。
です。
 
「ウラン」に中性子をぶつけると「核分裂」がおき、「ウラン」はほかの物質に分裂します。
その一例として、分裂で「イットリウム(103Y)」と『放射性ヨウ素131131I)』が生成します。
 
『放射性ヨウ素131131I)』は、
A:自然界では、徐々にエネルギーを放出して最終的に「キセノン(131Xe)」に変化します。
B:人間界では、『放射性ヨウ素131131I)』は通常のヨウ素(127I)と同様に甲状腺に集まる特徴があるため、うまくコントロールできる場合は「治療」や「検査」に使われます。
しかし、コントロールできない状態では『放射性ヨウ素131131I)』は甲状腺に集まり、周辺の組織や細胞を損傷させ、「甲状腺がんの原因」にもなりえると言われています。
また、『放射性ヨウ素131131I)』は「揮発性」があるため、不具合により原子炉から漏れると、大気中に拡散、広範囲にわたる汚染が問題になります。
 
なお、被爆予防には「ヨウ化カリウム製剤」が有効とされています。
甲状腺に集まるヨウ素には量的な限界があります。
『放射性ヨウ素131131I)』の汚染の恐れがある場合には、『放射性ヨウ素131131I)』が甲状腺に集まらないようにするため、事前に「ヨウ化カリウム製剤」を服用し、『放射性ヨウ素131131I)』による影響を予防することができます。
(ただし、すべての人が、国・県や市からの服用指示があった場合にのみ服用することが基本ですし、服用できない方などもいます。)
 
参考資料:
RP.+ 入門!甲状腺疾患(2018 春 Vol.17 No.2
参考URL
https://blogs.yahoo.co.jp/ito_pharmacy/69572453.html (『原爆』と『水爆』の違い、そしてその脅威)

あなたは『メラビアンの法則』を知っていますか?
別名『7-38-55の法則』『3Vの法則』ともいいます。
この法則は、1971年にアメリカの心理学者「アルバート・メラビアン」氏が発表した「人間が初対面の相手のどんな要素によって、第一印象を形作るのか?」について研究した結果の法則です。
 
『メラビアンの法則』によると、
①見た目の印象(Visual55%、見た目・表情・しぐさ・視線)
②声の印象(Vocal38%、声の質・速さ・大きさ・口調)
③話す内容(Verbal7%、言葉そのものの意味)
3つでコミュニケーションは分析できるとし、「第一印象」の90%以上は「①見た目」と「②声」で決まると博士は結論付けました。
「③話す内容」は、第一印象にはそんなに重要ではないというのは面白い結果ですね。
博士は、「話し相手は言葉そのものの意味よりも、むしろ「身振り」などの非言語的伝達のほうに大きな影響を受ける。」といいます。
 
さて、この『メラビアンの法則』は誤解の産物という見方もあります。
初めから言語の情報力を軽視したような実験であり、この法則は「コミュニケーションにおける各要素の伝達力を検証したものでもなければ、非言語情報の重要性を立証したものでもない。」「誤解され、誤って引用されている。」という意見もあります。
 
私はTEDをたまに見ますが、表情が豊かであったり、人の良さが顔立ちに出ていたり、ジェスチャーを多用していたり、少しおどけてみたりするプレゼンを見ると、話が少々難しかったり面白くなくても最後まで見入ってしまいます。
一方、化粧が濃くても、ひげを長々と生やしていても、言っていることに自分が共感できればいいプレゼンだったなぁと思います。
また、不祥事などのニュースを見ていても「まことに申し訳ございません」と口では言っていても、謝ってそうな顔をしていないと「ホンマは「めんどくさいなぁ」なんて思ってるんとちゃうんか!?」と疑ってしまう場合もあります。
一方、泣きじゃくりながら本心から「ごめんなさい」と謝っていると思えると、「かわいそうに」「そんなに攻めんといてあげて!」と思うこともあります。
 
コミュニケーションは「11」の時もあれば「1:多数」の時もありますが、難しく考えずに、どんな時でも3つのバランスは大切であり、自分なりの表現がしっかりできていれば、第一印象云々考えなくてもいいのかもしれません。
 
参考資料:
必ず役立つ!「〇〇の法則」事典(著:烏賀陽正弘)
錯覚の心理トリック(著:清田)
参考URL
https://ja.wikipedia.org/wiki/メラビアンの法則
 

人間は「加齢」によって、体は老化し生理機能は衰退していきます。
高齢者の身体的特徴は、病気にかかりやすくなったり、慢性化しやすくなったりと、診断の基準となる症状や徴候がはっきりしない場合もあります。
 
現代の高齢者は元気な方が多く見受けられますが、「老化」は人それぞれで、個人差も大きくなるため、『漢方薬』による補助的治療が有効な場合があります。
 
~高齢者に多い自覚症状と用いる漢方薬~
①肩こり
 ・比較的体力のある人・・・葛根湯
 ・体力のない人・・・当帰芍薬散、加味逍遙散
②腰痛
 ・排尿異常、夜間多尿などにも有効・・・八味地黄丸
③関節痛
 ・水太りの女性の変形性膝関節症・・・防己黄耆湯
 ・下半身が冷え、上半身がほてる・・・五積散
④疲れ
 ・慢性疾患による全身衰弱・・・補中益気湯、十全大補湯
⑤かゆみ
 ・かゆみを主訴とする慢性湿疹・・・当帰飲子
⑥胃腸障害
 ・やせ型で慢性胃炎症状・・・六君子湯
 ・やせ型で手足の冷え、顔色が不良・・・人参湯
 ・やせ型で冷たい飲食物で下痢・・・真武湯
⑦便秘
 ・常習的な便秘・・・麻子仁丸
 ・排便があっても残便感・・・潤腸湯
⑧排尿異常
 ・前立腺肥大症などで夜間頻尿・・・八味地黄丸
 ・八味地黄丸が無効の場合・・・牛車腎気丸
 ・八味地黄丸の服用で消化器症状・・・清心蓮子飲
⑨うつ状態
 ・体力があり興奮しやすく不眠・・・柴胡加竜骨牡蛎湯
 ・体力がなく不眠、不安、心悸亢進・・・加味逍遙散
⑩不眠
 ・体力があり不眠とともに心悸亢進・・・柴胡加竜骨牡蛎湯
・体力低下で中途覚醒、早朝覚醒・・・酸棗仁湯
⑪糖尿病
 ・頻尿・・・八味地黄丸
 ・しびれ、下肢痛・・・牛車腎気丸
 ・肩こり、耳鳴り・・・大柴胡湯
⑫免疫異常
 ・体力低下、疲労感、食欲不振・・・十全大補湯
 ・衰弱、疲労倦怠、食欲不振・・・補中益気湯
 ・吐き気、食欲不振・・・小柴胡湯
 ・胃腸虚弱、消化不良・・・真武湯
 ・胃腸虚弱、胃アトニー、下痢、嘔吐・・・人参湯
 
参考になれば幸いです。
 
参考資料:
すぐに使える漢方薬入門(著:関水康彰)
参考URL:

人前で緊張しないように、手のひらに『人』という漢字を書いて飲み込む。
明日は試験だから、今日の晩ご飯は『カツ丼』にしよう。
試合の前は、この『勝負パンツ』をはくぜ!
 
なんて、皆さんは自身の人生で大切な場面などあると、何かと『ゲンを担いで』いませんか?(ちなみに私はトンカツ派で勝負パンツはありません。)
 
『ゲン担ぎ』の『ゲン』は『験』と書きます。
『験』には「仏教の修行を積んだ効果」や「効き目」などの意味があります。
また、『ゲン担ぎ』は元々「縁起を担ぐ」と言われており、江戸時代に流行った「逆さ言葉」で「縁起」を「ぎえん」と言うようになり、それが徐々に『げん』に変化したとする説が一般的です。
 
さて、そんな『ゲン担ぎ』は本当に効果があるのでしょうか?
ただの気休め?ただの神頼み?
いやいや、きちんと実験で証明されています。
 
ドイツのケルン大学心理学者「リサン・ダミッシュ」助教授によると、「一見、根拠がなさそうな「迷信」「おまじない」や「ゲン担ぎ」にも、実はちゃんと効果がある!」と言います。
 
迷信を信じている28名の学生を2グループに分け、一方のグループには「このボールは『ラッキーボール』だよ。」と言い、もう一方のグループには「このボールは『ただのボール』だよ。」といい、それぞれに「ボール」を渡しました。
そして、1m離れたごみ箱に10回そのボールを投げ入れさせました。
 
結果は、
『ラッキーボール』だと言われたグループ:平均6.42回成功
『ただのボール』だと言われたグループ:平均4.75回成功
となりました。
 
また、お守りを持っている41名の学生を2グループに分け、試験を受ける際、一方のグループにはそのお守りを「持ち込ませ」、もう一方のグループには「持ち込ませなかった」実験もしました。
すると、『お守り持参』の学生のほうが試験の点数が高く、また、自身の回答に自信を持つ割合も高かったという結果になりました。
 
このような実験でリサン助教授は「運や迷信を信じている人は、自分に自信を持ちやすく、忍耐力も向上するため、結果として運動能力や記憶力が高まる。」ことを発見し、「『迷信』や『ゲン担ぎ』などには効果がある」と結論付けました。
 
一流選手や経営者、成功者たちが『ゲンを担ぐ』のは、本人たちのただの神頼みではなさそうです。
「信じる者は救われる」のは、神様や他人ではなく「自身を信じている」だから「自信につながる」なのかもしれません!
 
参考資料:
錯覚の心理トリック(著:清田予紀)
参考URL

ドラッグストアなどで一般の医薬品(OTC)を購入するとき、直接、薬剤師から買わないといけないお薬があるのをご存知だと思います。
 
OTCには4種類あり、その中の2種類は必ず直接、薬剤師の指導を受け購入しなければいけません。
~販売時の確認や情報提供等をするものの資格種別~
①要指示医薬品・・・薬剤師
②第一類医薬品・・・薬剤師
③第二類医薬品・・・薬剤師または登録販売者
④第三類医薬品・・・薬剤師または登録販売者
 
①と②を購入する場合は、薬剤師からの指導や確認が必要で、購入者は薬剤師からのいろいろな質問に答えなければなりません。
(このことは法令により定められています。ただし、③と④の一部確認事項などは努力義務です。)
 
~販売時に確認等が必要な項目~
A:使用者の確認(①は、使用者本人以外への販売は不可!)
 ・使用する人は誰か?の確認。
B:使用者の基礎情報の確認
 ・年齢
 ・他の医薬品の使用状況(日頃飲んでいる常備薬やサプリメントなども確認。)
 ・性別(女性の場合は妊娠や授乳の有無、妊娠している場合は妊娠週数なども確認。)
 ・症状(現在の症状)
 ・医療機関の受診の有無
 ・現在、治療中の疾患
 ・当該医薬品の使用歴(購入する医薬品を今までに使用したことがあるかどうかの確認。)
 ・副作用歴
 ・その他、確認しなければならない事項(複数個購入する場合、その理由等。)
C:情報提供内容の理解の確認
 ABの内容で不明な点等がないかどうかの確認。
D:情報を提供した薬剤師の名前などの伝達、また、購入後の相談や連絡先の案内
 
なお、①と②の販売後、薬剤師は以下の事項を記録します。
~販売後に記録が必要な項目(①と②の場合)~
 ・販売日時
 ・販売した製品名
 ・販売個数
 ・情報提供の理解の確認結果
 ・販売、情報提供した薬剤師の名前
 ・購入者の連絡先(必要な場合)
 
購入の際は、毎回上記の内容を質問される場合もあります。
購入者にとっては毎回となると面倒なことだとは思いますが、それだけ慎重に使わないといけないお薬だとも言えます。
お薬は何でも適正使用が第一です。ご理解とご協力、よろしくお願いします。
 
参考資料:要指示医薬品・一般用医薬品販売の確認リスト
参考URL

人間誰しも『幸運』を願います。
人間、生きていれば「俺にも運があれば成功するのになぁ。」とか「あいつの成功はたまたま運がよかったからだ。」とか「俺は不幸だ!」なんて思うこともあります。
『幸運』は人間にとって人生を豊かにするだけではなく、いくら努力しても手に入らないことの多いものでもあります。
 
しかし、『幸運』を呼び込むことは自分の力ではどうすることもできないものなのでしょうか?
 
イギリスの心理学者「リチャード・ワイズマン」はこう言います。
 
「『幸運』は突然天から降ってくるものではなく、心がけ次第である。決まった習慣を身につけさえすれば、つまり、「自ら決めた考え」や「行動」で『幸運』を招くことができる。(ワイズマンの法則)」
 
ワイズマンはこのように、『幸運』は自分の心がけで招くことができる!と断言しており、『幸運』が訪れる「機会」や「素地」を普段からなるべく多く作っておくと良いとも言っています。
 
「ワイズマンの法則」は4つあります。
①チャンスが最大限に拡大するように努める。
 『幸運』に恵まれる人は、「機会」を自ら作り、それを捉えることに長けているといいます。また、人脈を広げ、これは!?と思う人に出会えばそのチャンスを逃さず利用し、絶えず強い好奇心を持って、新しい経験を積むようにしているといいます。
 
②自分の本能や予感に素直に従う。
 『幸運』に恵まれる人は、自分の本能(カンなど)に素直に従い、効果的な決断を下したうえで行動しているといいます。また、直観力を高めるために「瞑想」をしたりし「邪念を払拭」する努力を普段から行っているといいます。
 
③幸運を願い、期待する。
 『幸運』に恵まれる人は、常にポジティブ。期待することで、自身の願いを「少しでも」実現できるようにしています。
 
④不幸を幸運に転じさせる。
 『幸運』に恵まれる人は、絶えず物事の明るい面を見ています。幸運な人は、不運な目にあってもくじけず、それを克服する精神力を持っているといいます。
 
『幸運』はふとした時に訪れます。
普段からこの4つの法則に従い「準備」をしていれば、『幸運』はきっとあなたのもとに訪れることでしょう。
そして、『幸運』が訪れた際は、その『幸運』で満足せず、それを最大限に利用しましょう!
 
参考資料:
必ず役立つ!「〇〇の法則」事典 (著:烏賀陽正弘)

家にあるお薬、キチンと「保管」されているでしょうか?
 
お薬はキチンと保管しておかないと、色が変わったり、ベタベタしてきたり、薬の効果が弱くなったりする場合があります。
 
お薬の保管は『添付文書』というお薬の説明書に記載されている「貯法」に従って行います。この『添付文書』は医療関係者向けの説明書ですので、インターネットで検索しない限り患者さんは基本、見ることができないものになっています。
 
患者さんが「お薬の保管」に関して気を付けなければいけないことは「3つ」あります。
①温度
②湿度
③光
です。
 
①『温度』が高いと、お薬は変質しやすくなります。また、お薬の分解が速くなる場合もあります。そのため、多くのお薬は低い温度での保管で安定します。
ただ、中には安定しないものもあるため「お薬によって適切な『温度』がある」と考えたほうがいいでしょう。
基本お薬が、
「室温保存」ならば、130℃(室温で保管する薬は、冷蔵庫での保管には向いていません。)
「常温保存」ならば、1525
「冷所保存」ならば、115℃(保管温度が設定されているお薬の場合はその温度で保管。)
です。
なお、「室温保存」と「冷所保存」の最低温度が0℃ではなく1℃の理由は「薬の凍結を防ぐため」です。0℃にならないように注意しましょう。
 
②『湿度』が高くても、お薬は変質しやすくなります。
特に夏場は『湿度』が高くなるので注意が必要です。
また、同じ『湿度』でも開封後の状態で変質する場合があるお薬もあります。
「漢方薬」などは開封すると、空気中の水を吸い取って固まったり、変色することがあるので、開封後、お薬が残ってしまった場合は残さず捨てたほうがいいでしょう。
 
③お薬の中には『光』を吸収して分解するお薬もあります。
「ワーファリンカリウム」というお薬は、『光』にさらされると黄色から濃い黄色に変色します。また、含量も低下する場合もあります。
『光』の影響を受けやすいお薬は、包装が「遮光包装」になっている場合が多いので、「服用しないのに開封する行為は危険!」ですので注意しましょう。
 
なお、お薬には「使用期限」もあるので、「何のお薬かわからない」とか「いつもらったかわからないお薬」は大切に持っておらず、捨てましょう。
 
お薬の保管は、「お薬箱」「冷蔵庫」に入れとけばいい!とは限りません。
お薬の特性を考え正しく保管するためにも、お薬の悩みから逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ!
何かお薬のことで気になれば薬剤師に相談!です(^^)
 
参考資料:
基礎からわかる ハイリスク薬(著:浜田康次)
参考URL
https://blogs.yahoo.co.jp/ito_pharmacy/69348443.html (お薬の誤薬を防ぐためには?)

『おとうさん』『おかあさん』の語源知っていますか?
 
『おとうさん』は「お」「とう」「さん」に分けることができます。
「お」は敬語の「御」。「さん」は敬称です。(これは『おかあさん』も一緒です。)
 
「とう」には、大和言葉の「尊し」「貴し」という意味があります。
また、数を数えるとき、和語の数え方では「ひ、ふ、み……この、とお」と言いますが、この「とお(十)」というものが「数字的に満ち足りている様子も表している」とされています。
10という数は最初の節目の単位で、一から九までの基数を一まとめにする単位が「十」であり、古典漢語ではこれをdhiәp(呉音でジフ、漢音でシフ)と言い、「合わせて一つにまとめる」という意味があります。
「お父さん」と書く理由は、「父」という漢字が「手で斧の刃の部分を持つ」という意味があるためです。
 
『おかあさん』は、「お」「か」「あ」「さん」に分けることができます。
「か」は、大和言葉で「火」「日」という意味があり、「カッと熱く輝く様子」を表しています。
また、「あ」は、大和言葉の「生れ」から取られたもので、「愛のエネルギーで命を生み出す」ことを指します。
ですので、『おかあさん』は『太陽のように明るく輝く、子供を産んだ女性』という意味があります。
「お母さん」と書く理由は、「母」という漢字が『胸に乳房のある女』という意味があるためです。
 
なお、宮中では『おとうさん』は「おもうさん」、『おかあさん』は「おたあさん」と言います。
「おもうさん」は「お母屋様」が転訛してできた言葉です。「母屋」は父母が住んでいる家(建物の主人(寝殿の場合は邸の主人)の住空間)のことです。
また「おたあさん」は「お対の屋様」が転訛してできた言葉です。母親は「北の対(たい)の屋」(寝殿以外の主要殿舎を「対(たい)」又は「対屋(たいのや)」と呼びます。)に住むためです。
「おもうさん」も「おたあさん」も住んでいる部屋から名づけられているのは面白いですね。
 
参考資料:
歴代天皇大全(著:不二龍彦)
参考URL
https://www.chichi.co.jp/web/「お父さん」「お母さん」って呼ぶのはどうして/
「頭痛」には漢方を使う時があります。
 
「頭痛」における漢方薬の服用は、「片頭痛」や「緊張性頭痛」などの『常習性頭痛』に使われ、胃腸虚弱で西洋医薬の服用が難しい人(高齢者など)には好適とされています。
(ただし、器質的疾患(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳疾患)による頭痛には不適です。)
 
①片頭痛
 ・冷えがなく、胃腸はふつう~弱い人で、口渇、尿量減少、めまいのある場合・・・五苓散
 ・冷えがあり、胃腸が弱い人で、頭痛発作が起こる前に項部のコリがあり、嘔気や嘔吐を伴う場合・・・呉茱萸湯
 ・冷えがあり、胃腸が虚弱な人で、易疲労感を伴う場合・・・桂枝人参湯
 
②緊張性頭痛
 ・胃腸が丈夫で項部のコリが続く場合・・・葛根湯
 ・攻撃的や怒りっぽい状態になりやすい場合・・・抑肝散
 ・高血圧や肥満があり便秘がちな場合・・・大柴胡湯
 ・冷えがなく、胃腸が普通な人で、末梢循環障害、のぼせ、生理不順などを伴う場合・・・桂枝茯苓丸
 ・冷えがなく、胃腸が弱い人(特に高齢者)で、早朝の頭重感(午前中には軽快する)、イライラ、耳鳴り、脳血管障害後遺症による頭痛などを伴う場合・・・釣藤散
 
③体力が弱く片頭痛と緊張性頭痛の両方を持っている人
 ・冷えがあり、胃腸が弱い人で、浮腫傾向、月経時頭痛悪化、更年期障害を伴う場合・・・当帰芍薬散
 ・冷えがあり、胃腸が弱い~虚弱の人で、冷えにより頭痛が増す場合・・・当帰四逆加呉茱萸生姜湯
 ・冷えがあり、胃腸が虚弱な人(特に高齢者)で、めまい、胃下垂、貧血気味、食後の眠気を伴う場合・・・半夏白朮天麻湯
 
④頭痛全般
 ・頭痛を伴った風邪の初期や特定の原因がないような頭痛の場合・・・川芎茶調散
 
なお、高齢者の場合は、初めの投与は3分の2程度の用量から開始すると安全とされています。
 
上記の漢方薬は市販でも販売されているものもあります。
ただし、まずは医師・薬剤師に相談して服用するほうがいいでしょう。
 
参考になれば幸いです。
 
参考資料:
すぐに使える漢方薬入門 (著:関水 康彰)
参考URL
https://blogs.yahoo.co.jp/ito_pharmacy/69848332.html (肥満症に対する漢方処方)
https://blogs.yahoo.co.jp/ito_pharmacy/69745892.html (服用時に注意すべき『生薬』)
https://blogs.yahoo.co.jp/ito_pharmacy/69131346.html (「治療のために妊娠中でも使われる薬の例」と「妊娠中・授乳中に注意すべき漢方薬一覧」)
https://blogs.yahoo.co.jp/ito_pharmacy/69542009.html (「メーカーで異なる『漢方薬』)
https://blogs.yahoo.co.jp/ito_pharmacy/69393697.html (「ミイラ」と「ブス」と「かやく」と「やかん」と「くすだま」の関係)

皆さんは『セロトニン』という物質をご存知でしょうか?
 
『セロトニン』は、中枢神経系の伝達物質として働き、脳機能の調節において重要な役割を果たす物質です。主に「生体リズム」「神経内分泌」「睡眠」「体温調節」などに関与しています。
 
そして、この『セロトニン』は別名「幸福ホルモン」とも呼ばれています。
『セロトニン』は「ドパミン」や「ノルアドレナリン」など他の神経伝達物質の調整も行っており、人間の「気分」や「感情」のコントロールを行っているからです。
 
「ドパミン」は以前もお話ししたように、「喜び」や「快楽」「意欲」をもたらす働きがある物質で、過剰になると「過食」や「買い物依存」「アルコール依存」になったりします。不足すると、「無関心」「性機能低下」「運動機能低下」になります。
また、「ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)」は、「緊張」や「不安」「集中」「積極性」をもたらし、ストレスに打ち勝とうとするときに働く物質です。過剰になると「攻撃的」になったり、「ヒステリー」「パニック」になったりします。不足すると、「無気力」「意欲減退」になります。
そして『セロトニン』は、この「ドパミン」や「ノルアドレナリン」が過剰になって暴走しないように調節する役割があるので、『セロトニン』のバランスは人間の「幸福」をコントロールするために大変重要な物質と言えます。
 
『セロトニン』は散歩などで日光を浴びたり、早寝早起きをしたり、よく笑うことでたくさん出るといわれています。
一方、ストレスや夜遅くまで起きていたり、家の中に閉じこもり日光を浴びない生活が続くと『セロトニン』の量は増えず、バランスも崩してしまいます。
 
『セロトニン』は「メラトニン」という物質とも関係しています。
「メラトニン」は、「季節のリズム」や「睡眠・覚醒リズム」「ホルモン分泌リズム」といった「概日リズム(サーカディアンリズム)」を調整する作用があります。
そして、そんな「メラトニン」の原料となるのが『セロトニン』なのです。
 
「メラトニン」は夜間になると分泌量が増えるため「暗闇を伝えるホルモン」とも呼ばれています。
(鳥やネズミなど多くの動物は、日長時間を「メラトニン」の分泌時間の長短という信号に変換して「季節を感知」しているんだそうな。)
また、「メラトニン」は幼児期(15歳)に一番多く分泌され、歳を重ねる毎に分泌量が減っていきます。ですので、歳を取るとメラトニンの分泌量が減り、「睡眠・覚醒リズム」が崩れ、「眠る時間が短くなる」となるのです。
「メラトニン」が不足すると「糖尿病の発症率が高くなる」という研究が報告されてもいますので、夜型の方はやはり早寝早起きを心がけたほうがいいでしょう。
 
コンビニもテレビも薬局も24時間な現代社会。
規則正しい生活を送るのには誘惑の多い世の中ですが、『セロトニン』のバランスと自身の体をよく考え生活しましょう!
 
参考URL
https://blogs.yahoo.co.jp/ito_pharmacy/69232175.html (アドレナリンとは?)
https://blogs.yahoo.co.jp/ito_pharmacy/69655676.html (女性は男性よりもなぜ長生きするのか?)