私は毎日のように「ジーンズ」を穿きます。
最近はいろいろな色の「ジーンズ」がありますが、私は「ジーンズ」=濃い青色というイメージしかないので、持っている「ジーンズ」すべて濃い青色です。
 
さて、「ジーンズ」は何故『青色(藍色)』が主流なのでしょうか?
 
「ジーンズ」は、1848年ごろにアメリカ合衆国のカリフォルニアで起きた「ゴールドラッシュ」がきっかけでできた「ズボン(パンツ)」です。
鉱山で働く多くの鉱夫の悩みのひとつに、作業中に「ズボン」がすぐに掏り切れてしまうことでした。
仕立て屋のヤコブ・デービス氏は、この問題を解決しようと、1870年にリーバイス社のリーバイ・ストラウス氏から仕入れた生地の厚い「キャンバス生地(白色)」を用いて銅リベットでポケットの両端を補強した「仕事用パンツ」を発売、これが鉱夫らの好評を博し、このパンツが「ジーンズ」の原型となりました。
その後、素材は「キャンバス生地」から「インディゴ染めのデニム生地」へと変遷し、1940年代には現在のジーンズとほぼ同様のデザインとなります。
1953年、映画『乱暴者』ではマーロン・ブランド氏が「Levi's 501XX」を、1955年の映画『理由なき反抗』ではジェームズ・ディーン氏が「Lee RIDERS 101」を着用したことで、これを見た若者が影響を受け、「ジーンズ」はファッションとして一般に普及し、現在に至るということです。
 
ということで、「インディゴ染めのデニム生地」=『青色』のため、現在も合成品とはなりましたが、「ジーンズ」は『青色』なのです。
また、生地が頑丈で「青色」は「汚れ」が目立たないため、鉱夫たちは好んで「ジーンズ」を穿いたともされています。
 
「インディゴ」は染物や印刷に使われてきた最も古い染料の1つで、古代ローマ人は「インディゴ」を顔料・医療用・化粧品として用いていました。
虹の「青色」もこの「インディゴ色」です。
「インディゴ(Indigo)染色」の最も古い中心地はインドであったとされているため、名前に「インド(India)」が付きます。(indikon(古代ギリシャ語)→indicum(イタリア語)→indigo(英語)となった。)
 
「ジーンズ」が『青色』なのには、ほかにも理由があります。
「天然インディゴ」には、除虫効果のある成分「ピレスロイド」が含まれているため、蛇や虫除けのために使われたという説があります。
含まれている量はごく微量で効果がないとも言われていますが、おばあちゃんの知恵袋的な考え方で当時の鉱夫たちの経験で浸透した可能性は否定できません。
 
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ここからは私の想像ですが、「天然インディゴ」の大部分は熱帯植物のコマツナギ属から得られ、そのうち、特に「タイワンコマツナギ」と「ナンバンコマツナギ」が「インディゴ」の製造に利用されていました。
その中の「ナンバンコマツナギ」は医療にも利用されており、アステカ人は、尿の問題や潰瘍の治療のため種を使用、メキシコでは発熱した子供の額に葉を乗せたり、粉末にした種を潰瘍の治療に使用、ブラジルの北東部では、てんかんと炎症を治療する伝統医療として広く使われていたそうです。(2006年には、抽出物が「黄色ブドウ球菌」に対して優れた「抗菌活性」を有することが発見され、また2013年に、メタノール抽出物が「抗痙攣作用」を持つことが発見されています。)
ですので、山の中の奥深くまで行く鉱夫たちは、ヘビなどに噛まれた後すぐに治療をすることが難しいため、あらかじめズボンに「抗炎症薬」となる「天然インディゴ」で染めておいた、ということも考えられます。
応急処置的な考え方ですが、噛まれて何もないよりかはましだし、可能性はあると思います!
 
参考資料:
知識の博覧会(著:曽根翔太)
参考URL
https://ja.wikipedia.org/wiki/ナンバンコマツナギ

『服』には不思議がいっぱいあります。
 
女性の衣服(特に洋服)は男性と違いボタンが「左」についていますが、なぜなのでしょうか?
「ボタン」の歴史は今から約2万年前のウルム氷期までさかのぼります。
当時は動物の毛皮をまとうための「留め具」として「骨」を使ったピンを使用していました。
さて、13世紀ごろになると、「ボタン付きの洋服」が登場。
当時「ボタン」は高価な装飾品として使用されており、また、中にはフロントボタンだけでも何十個と付いている服もあり、自分で着るには手間も時間もかかっていたため、上流階級の女性たちは「使用人(召使い)」に服を着せてもらっていました。
その際、「使用人」が「ボタン」を留めやすいようにとドレスメーカーが考え、「ボタン」を左側に付けた、ということです。(諸説あります。)
 
次に、男性の紳士服のズボンの「すそ」を見ると、折れ曲がっているときがあります。(ロールアップのような感じで。)私の記憶が正しければ、自分の学生服は折れ曲がっていました。ご丁寧にスナップボタンまでついていましたね。
さて、これはなぜなのでしょうか?
「紳士服のズボンのすそを折る」習慣は、1880年代の終わり頃、イギリスのある貴族がアメリカ(ニューヨーク)に住む貴族の婚礼に招かれた時のお話から始まります。
当時のアメリカは舗装がされておらず、雨が降ると水たまりがたくさんできるくらいでした。婚礼の日は雨が降った後で、案の定、協会の前の道路は水たまりができていました。
イギリスの貴族はズボンのすそが汚れないようにするため、「すそを折り返して」から車を出ました。そして、協会に入ってからもすそを下すのを忘れていました。
その様子を見たアメリカ人は「これが最新のイギリスファッションなのか!?かっこいい!」と考え、その後、アメリカの仕立屋に「すそを折ったズボン」の注文をし、それが「紳士服のズボンのすそを折る」習慣につながったとされています。
 
次に、男性の紳士服と言えば「ワイシャツ」ですよね。
「ワイシャツ」の形を想像してみてください。前も後ろもやたらと長い。
長いのは、それを股に挟んで着ると「ワイシャツ」をピシッと着ることができるから!と思ったあなたは少し近い!
では、「ワイシャツ」の前後はなぜあんなに無駄に長いのでしょうか?
そもそも「ワイシャツ」は、ヨーロッパ地方で男女共用の「下着」として着用されていました。
ヨーロッパの男性は、1930年代に「ブリーフ」や「トランクス」ができるまでは、すその長い「ワイシャツ」や「ユニオンスーツ」を下着として使用しており、「ワイシャツ」の場合、すそを使って股間を覆っていました。ですので、現在「ワイシャツ」の前後が長いのはその名残ということです。
そのため、「ワイシャツ姿」は「下着姿」とも言えるので、人前で「ワイシャツ姿」になるのは現在でも無礼なこと、と思う方もいるんだそうです。日本人は、夏はクールビスとか言って「ワイシャツ姿」になっていますが、真の紳士からすれば「恥ずかしく無礼な姿」なのかもしれません。
あと、「ワイシャツ」の一番下のボタンがちょっと離れたところにあるのは、後のすそのボタン穴にはめるための物だったためです。予備ではなかったんですね。
ちなみに、「ワイシャツ」の語源は、「ホワイトシャツ(White shirt)」に由来します。
 
参考資料:
知識の殿堂(著:曽根翔太)
おとなのための知的雑学(著:松本健太郎)
 
参考URL

『服』は薬局でも登場します。
白衣?ではなく、『内服』『服用』『服薬』『頓服』の『服』です。
 

『服』という漢字は、「月(ふなづき、舟、供物をのせる盤(容れ物))」と「人に手をぴたりとつける意(ひざまついている人「卩」を後ろから手「又」で押さえている姿)」に分けることができます。(「月」は「臓」や「肺」「脈」などに使われている「肉月」ではありません。)

『服』の本来の意味は「舟べりにぴたりと付ける横板」または「盤(舟)の前で何らかの儀礼を行うこと」であり、「ぴたりと付ける(押さえつける)」という意味から、「身につける」「従う」などの意味が生まれました。
 
そのため、『服』には、
①ぴったりとつける意味
・衣などを身につける意味(「元服」や「衣服」など)
・体内に取り入れる意味(『服薬』や『内服』など)
・物をぴったり取り込んで離さない意味(「服膺」や「着服」など)
②寄り添い従うという意味(「服従」や「心服」など)
③仕事に従事するという意味(「服役」や「服務」など)
という3つの意味があり、『内服』『服用』『服薬』『頓服』に使われている『服』は、①の「体内に取り入れる」意味からきています。
 
『内服』『服用』『服薬』の意味は皆さん分かると思いますので、割愛します。
『頓服(トンプク)』はごくたまにご存じない方もいます。
『頓服』の「頓」には「1回」という意味があります。
ですので、『頓服』は「1回服用する」という意味になります。
『頓服』とは、発熱や痛みなどの症状が出た際に、「対症療法」として薬を「1回だけ飲む」ことを意味します。(2回目以降は大体68時間空けて服用。)
ですので、『頓服薬』は症状がない限り服用しないほうがいいということになります。
我慢できるくらいの症状であれば、むやみやたらに服用はせず、まずは体を安静にしておくことが大切です。
 
『頓服薬』は残ってもいいお薬です。使わなかった=急な症状が出なかった、症状が安定していた、ということですから。
ですので、『頓服薬』は残るお薬だと言えますが、そのお薬をずっと残しておくのはやはりいけません。
お薬の種類によりますが、処方から大体1年くらい経過すると使用期限が切れてしまいます。封を開けたまま長期保存しているお薬は期限関係なく「危険」だと思ってもいいと思います。
お薬は「処方期間内に使用する」ことが前提であり、多くは余らないよう処方されています。多くのお薬が余っていたら、必ず薬剤師に相談しましょう!
 
参考URL
https://blogs.yahoo.co.jp/ito_pharmacy/69847298.html (医者や薬剤師は、何故『白衣』を着ているのか!?)

『服』を着ない人はまずいません。いたら警察に捕まります。
『服』の起源は、(服というか下着ですが。)「禁断の果実」を食べたアダムとイブが無垢を失い、裸であることを恥ずかしく思い「イチジクの葉」でそれを隠した、まさにその瞬間でしょう。
そして、暑さや寒さなどから体を守るための『服』や、身分を表す『服』、おしゃれのための『服』と、文化や時代に合わせてあらゆる『服』が登場、我々の体をやさしく包んでくれています。
 
さて、「学ラン」「カッターシャツ」「パジャマ」「ステテコ」は、なぜそのような名前が付いたのでしょうか?
 
まず「学ラン」。
「学」は「学生」ですよね。では「ラン」とは何でしょうか?
「ラン」は「阿蘭陀(オランダ)」の「蘭」です。
江戸時代は洋装を「蘭服(ランダ)」と呼んでおり、明治時代に登場した西洋の学生服を「学ラン」と呼んだそうです。
また、西洋の学問を「蘭学」と言い、その字を逆にし「学蘭」と呼んだという説もあります。
 
「カッターシャツ」の「カッター」は、生地を裁断する「cutter」?
ではありません。
実は、日本が第一次世界大戦に「勝った」、というところからきています。
「カッターシャツ」は、大正711月に日本が第一次世界大戦に「勝った」時、「ミズノ」創業者の水野利八氏が自身が作ったスポーツシャツに「勝ったシャツ」→「カッターシャツ」と名付けたところからきています。
(ただし、ボートのカッター競技(レガッタ)用に開発されたシャツだったため「カッターシャツ」となったという説もあります。)
 
「パジャマ」はインドや中東で着られていた「パエ・ジャマ」という民族服からきています。
「パエ・ジャマ」はペルシア語で「脚を包む服」という意味があり、インドや中東の人達は普段着として使用していました。
19世紀後半にインドに駐留していたイギリス人がイギリスに持ち帰り、一部の人だけに普及していたそうですが、1934年に公開されたアメリカ映画「或る夜の出来事」で主演男優の「クラーク・ゲーブル」氏が下着をつけずに「パジャマ」を着たのがセクシーだと話題になり、「パジャマ」が一般にも普及したんだそうです。
 
最後に「ステテコ」。
お父さんが履いているズボン下にはく下着「ステテコ」は、「踊りの掛け声」からきています。
後ろ鉢巻きに股引姿で、お囃子に合わせて鼻をつまんで「捨てる」真似をしながら、「捨ててこ、捨ててこ」と掛け声をかけて踊る「捨ててこ踊り」という踊りが江戸吉原にありました。
明治13年に落語家の「三遊亭円遊」氏が東京浅草の並木亭で、この踊りを演じてから大流行。円遊が「だぶだぶの股引」を履いて、それが着物の裾の下から見えたのが滑稽だったそうで、そこから幅広の股引を「ステテコ」と呼ぶようになったとのことです。
 
参考資料:
知識の殿堂(著:曽根翔太)
おとなのための知的雑学(著:松本健太郎)
ちゃぶ台のちゃぶって何だ?ヘンな「呼び名」のおかしな由来(著:素朴な疑問探究会)
 
参考URL

皆さんは『鴆毒』という毒があるのをご存知でしょうか?
読み方は「チンドク」。
「鴆」という鳥の羽を酒に浸して作った毒薬のことを言います。
(この毒を使って人を殺めることを「鴆殺(チンサツ)」と言います。)
 
「鴆」は、大きさは鷲ぐらい、緑色の羽毛、銅に似た色のクチバシを持ち、「毒蛇」を常食としているためその体内にも「猛毒」がある、という何とも奇妙な鳥です。
耕地の上を飛べば作物は全て枯死してしまい、古い文献には石の下に隠れた蛇を捕るために糞をかけたら石が砕けたという記述もあるそうです。
 
本当にそんな鳥がいたのかどうかは不明ですが、「鴆」の記述がある文献も数多くあり、また、実際にニューギニア島には「ピトフーイ」という毒を持つ鳥がいるので、もしかするといたのかもしれないという可能性はあります。
 
さて、そんな猛毒『鴆毒』は「菜根譚」という思想書にも登場します。
 
「耳中常聞逆耳之言、心中常有払心之事、纔是進徳修行的砥石。
若言言悦耳、事事快心、便把此生埋在鴆毒中矣。」
 
意味は、
 
「通常は聞きづらい言葉を聞いて、心に添わない事があるからこそ、他人の心の痛みが解かり、徳を修めるための基盤となる心ができるもの。全ての言葉が心地よく、心に快適であることは、自分の人生をこの『鴆毒』の中に投げ入れるようなものだ。」
 
いわば、「自分にとって快適でない言葉や事柄こそ、自分を成長させる。」と言います。
何とも厳しく、そして、でもやはりそうだよなぁと思ってしまう言葉ですね。
 
参考資料:
中国の古典 菜根譚 (著:湯浅邦弘)
参考URL

人間の歴史は『革命』の歴史でもあります。
文化、経済、技術、社会体制、政治体制などの変化は『革命』が起きるからこそ変化し、人間は今の社会を作り上げてきました。
 
『革命』は「Revolution」と英語で言いますが、この「Revolution」は元々天文用語でした。
1543年にニコラウス・コペルニクスが地動説の論文「天球の回転について」を出版しましたが、その題名の「回転」を「Revolution」で表しています。
そして、そこから徐々に、短期間でころっと変わる、政治体制の突然の変革『革命』のことを「Revolution」というようになりました。
 
さて、『革命』という漢字を見てみると「革」と「命」ですよね。
「命」は分かるとして、なぜ「革」なんでしょうか?
 
『革命』の語源は漢語で「天命を改まる」という意味からきています。
 
・天命⇒命
「天命」には「天(天帝)から与えられた使命」という意味と、「天から与えられた宿命・運命・寿命」をいう意味があります。
 
・改める⇒革(あらた)める
 「かわ」には「皮」と「革」があります。
「皮」は、動植物の肉や身を覆い包んでいるもの、表皮、物・物事の中身を覆い包んでいるもの、という意味があります。
「はぎ取る前のかわ」が「皮」ですね。
 一方、「革」は、獣類の毛を取り除き、なめした皮、という意味があります。
「はぎ取った皮」が「革」ですね。
その「革」を使い、形を変え製品化しているものが「革製品」です。
で、はぎ取ったしわしわの「皮」をピンと張って「形を変える」「改める」となるため、「革」には「改める」という意味があるのです。(「革」の訓読みは「あらためる」です。)
 
『革命』は良い方向に向くこともありますが、多くの血が流れるなど悪い面もあります。
『革命』が良いか悪いかは何とも言えませんが、その土台があるからこそ今の社会があります。
 
参考URL

『乳児用液体ミルク』は、これからの災害時における「妊婦さんの負担軽減」に貢献できるのか?
 
『乳児用液体ミルク』は、牛乳などを原料とし「乳幼児に必要な栄養素を加え液状にしたもの」と定義されています。
 
『乳児用液体ミルク』の特徴は以下の通りです。
①育児の負担軽減。
「粉ミルク」のように「お湯」に溶かす必要がなく、封を開ければすぐに赤ちゃんに飲ませることができるため、夜間・共働き世帯、母親不在時などでも授乳が可能。また、母乳はストレスで止まることがあるため、その際の代替品としても有効。
②調乳の手間が省略され、外出時の所持品も少なくできる。
半年~1年程度保存が可能。水やお湯を沸かす際の燃料が不要なため、災害時や外出時などに役立つ。
 
現在日本での製造は、乳児用の「調整豆乳」として三育フーズ株式会社が製造販売している「ソイヤラックネオ」のみで、牛乳を原料としているものはありません。
ですが今後、国内の粉ミルクメーカーなどが製造に乗り出す見通しで、流通は早くても2019年以降になるとのことです。
 
日本における『乳児用液体ミルク』の使用は、これまで3回の災害時に「救援物資」として提供・使用されています。
A:東日本大震災
フィンランドに住む日本人の母親たちの発案で被災地に送られた。
B:熊本地震
日本フィンランド友好議員連盟のイニシアチブにより、フィンランド企業より大使を経て無償で提供された。
C:胆振東部地震
91011日に、フィンランド製の1050本の液体ミルクが東京都より北海道の胆振管内厚真町など5町に提供された。
 
しかし、胆振東部地震で提供された乳児用の液体ミルク1050本のほぼ全量が、使われずに保管されていることが22日、北海道新聞の調べで分かっています。
9/23() 10:11配信北海道新聞の記事(URL参照)によると、
【道によると、道災害対策本部などの職員が11日ごろ、胆振、日高両総合振興局や道立保健所に対し、「液体ミルクは国内で使用例がない」「取り扱いが難しい」として使用を控えるよう各町の担当者や保健師に知らせることを求めた。】
とあります。
しかし、『乳児用液体ミルク』の日本での使用例もあるし、取り扱いも全く難しくありません。
「使用を控える」という結果になったことは、(東日本大震災や熊本地震ではどのくらい使用され、どのくらい余ったかは定かではありませんが、)『乳児用液体ミルク』に対する認知度は全体的に低く、知識や活用方法はまだまだと言えるのでしょう。
 
食品で「アレルギー」を考えるのは当たり前のことですし、何かあったらそれこそ大変ですが、たとえ前例がなくても取り扱いが難しくても、どこかにそれを必要とする人も必ずいると思います。
あらゆる可能性を否定せず、適正使用ができるよう、事前に努力すべきではないかなと思います。
 
参考URL
https://blogs.yahoo.co.jp/ito_pharmacy/69963645.html (『牛乳アレルギー』の人が特に注意しなければいけないものはどれ?)
https://ja.wikipedia.org/wiki/乳児用液体ミルク
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180923-00010002-doshin-hok (9/23() 10:11配信北海道新聞の記事)


追記

どっちが本当なんでしょうね。
まぁ、やはり認知度・知識・使用方法はまだまだってことでしょうか。
人間、誰でも「間違い」はおかすもの。
その名をとどろかせる名人でさえも時には失敗をします。
 
有名な平安時代の仏僧「弘法大師(空海)」も失敗をし、「弘法にも筆の誤り」ということわざが生まれました。
 
では、空海さんは「何の字」を間違えて書いたのか、知っていますか?
 
空海さんは書の達人としても有名人でした。
ある日、空海さんは嵯峨天皇からの命をうけ、京都にある『大内裏應天門』の額を書くことになりました。
その時、空海さんは「應(応)」の一番上の点を書き忘れ、「まだれ」を「がんだれ」にしてしまうというミスをおかしてしまいます。
その額は間違えたまま飾られ、そこで「間違い」が見つかります。
 
しかし、そんなミスをしてもカッコよく無かったことにする空海さん。
掲げられた額を降ろさずに「筆を投げつけて」点を書き、書き直したといわれています。
 
なお現在、このことわざには「誰にでも間違いはある」という意味だけが残っていますが、本来は「さすが大師!書き直し方さえも常人とは違う!」というほめ言葉の意味も含まれているんだそうです。
(ちなみに私のブログは、投降後に誤字や脱字、分かりにくい表現があった場合はコッソリと直しています(><))
 
空海さんのように「間違い」をおかしたときにこそ、取り乱すことなく冷静に対応したいものですね!
 
参考URL

問題!
『牛乳アレルギー』の人が特に注意しなければいけないものはどれ?
 
①乳糖(経口薬)
②乳化剤
③練乳
④乳酸カルシウム
⑤乳酸菌
 
アレルギーに敏感な親子さんはご存知かもしれませんが、この中で特に気を付けなければいけないのは「1つ」だけです。
 
乳幼児の食物アレルギーの原因第2位の「牛乳」「乳製品」。(1位は「鶏卵」。)
ごく微量でも「アナフィラキシー」を誘発することもあるため、子供を持つ親は『牛乳アレルギー』の原因物質を含んでいるかどうかを正しく見分ける知識が必要です。
 
『牛乳アレルギー』の原因の多くは、牛乳タンパクに含まれる「カゼイン」です。
「カゼイン」は熱や発酵に強いため、牛乳を使った焼き菓子・グラタン・ヨーグルト・チーズなども注意が必要になります。
 
では、先ほどの問題の答えは何か?
すべてに『乳』がついていますので、全部ダメ!?
ではありません。
まず①から考えてみましょう。
①乳糖(経口薬)
 「乳糖」は牛乳から精製されますが、経口薬では基本的に『牛乳アレルギー』の人は心配する必要はありません。
 「乳糖」は二糖類で、精製時に「乳漿タンパク」が混入する可能性はありますが、日本小児アレルギー学会の「食物アレルギー診療ガイドライン2016」では、経口薬についての投与制限はありません。
 ただし、「乳糖」を含む注射剤や喘息治療用の吸入薬ではアレルギーの誘発症状が確認された事例がありますので、心配な場合は医師・薬剤師に相談しましょう。
 
②乳化剤、④乳酸カルシウム、⑤乳酸菌
 『乳』が付きますが、これらは「牛乳」と関係ありません。
 ・乳化剤・・・卵黄・大豆・牛脂などから作られている。乳化剤は、水と油を混ぜやすくする乳化効果のほかに空気と液体、個体粒子と液体なども均一化する働きがあり、分散・浸透・洗浄・起泡・消泡・離型など食品のいろいろな場面で機能を発揮する。
 ・乳酸カルシウム・・・化合物の名称。医療用では制酸薬やカルシウム剤として、低カルシウム血症や骨粗鬆症の治療、妊婦や発育期の児童の「カルシウム補給」に用いられる。
 ・乳酸菌・・・菌の名称。オリゴ糖などの糖を利用して、乳酸をはじめとする酸をつくりだす細菌の総称。
 
ということで、残った「③練乳」が『牛乳アレルギー』の人が特に注意しなければいけないものとなります。
「練乳」は「加糖練乳」ともいい、牛乳に糖分を加えて濃縮させた牛乳製品です。「コンデンスミルク」ともいいます。
「練乳」のほかに、「全乳粉」「脱脂粉乳」「乳酸菌飲料」「発酵乳」などの加工食品も「牛乳」が含まれているため『牛乳アレルギー』の人は注意しなければいけません。
(「乳酸菌」はOKでも「乳酸菌飲料」はダメです。)
 
『牛乳アレルギー』の子供のカルシウム摂取量は、アレルギーでない子供と比べ、半分程度と報告されていますので、日々カルシウムを摂取する必要があります。
「牛乳アレルギー用ミルク」「小魚」「青菜」「海藻」「大豆製品」などを積極的にとりましょう。
 
参考資料:
日経DI 20189月号
参考URL
https://ja.wikipedia.org/wiki/乳酸カルシウム
https://blogs.yahoo.co.jp/ito_pharmacy/69790280.html (吸入剤における『乳糖』に関する注意点)
https://blogs.yahoo.co.jp/ito_pharmacy/69684484.html (アナフィラキシーショック)
https://blogs.yahoo.co.jp/ito_pharmacy/69839777.html (『アナフィラキシーショック』による年間死亡数)

咳が100日程度続くことから名づけられた『百日咳』。
 
『百日咳』は飛沫感染によって引き起こされ、潜伏期間は710日程度、症状や経過は年齢と過去の予防接種歴によって異なります。
ワクチン接種前の「乳児」や未接種の「小児」も注意が必要ですが、四種混合ワクチンの効果が減弱した「年長児」や「成人」も感染に注意が必要です。
 
『百日咳』の主な症状は以下の通りです。
①カタル期:約12週間・・・マクロライド系抗菌薬が有効。
 ・風邪のような上気道の炎症症状から始まり、次第に咳の回数が増え、程度も激しくなる。
②痙咳期:約23週間・・・菌が残っているときはマクロライド系が有効。咳には、気管支拡張薬・抗アレルギー薬・鎮咳虚誕薬・漢方薬などを用いる。
 ・発作性咳嗽(「コンコン」という短い咳が連続的に起こり、その後、息を吸うと「ヒュー」という笛声が出る。)が現れる。
 ・発作は夜間に多い。
 ・しばしば嘔吐を伴う。
 ・微熱または発熱はない。
 ・顔面浮腫・点状出血・眼球結膜出血・鼻出血などが見られることもある。
③回復期:約23週間・・・咳に、気管支拡張薬・鎮咳虚誕薬・漢方薬などを用いる。
 ・時折、発作性の咳が出る。
 
『百日咳』は、特に生後6カ月未満の乳児が感染すると「無呼吸発作」や「肺炎」などの合併症を発症するなど、重症化しやすく最悪、死に至る場合もあります。
また、『百日咳』のワクチンの免疫効果は412年で減弱するため、近年は「咳が長引く」などで受診したら、実は『百日咳』だったという成人や小学校高学年以上の患者さんが増えています。
そのため、ワクチンの効果が減弱した人が『百日咳』にかかっていることも知らずに咳をしていると、周りに菌をまき散らし、飛沫感染によって「乳児」にうつることがあると大変危険です。
咳が長引く場合は、『百日咳』の可能性がありますので、「風邪かもしれないから大丈夫だろう。」とか「そのうち治るだろう。」などと放置せずに、周囲の感染拡大防止のためにも早めの受診をしましょう!
 
参考資料:
クレデンシャル September 2018/No.120
参考URL
https://blogs.yahoo.co.jp/ito_pharmacy/69653229.html (『長引く咳』の原因と特徴)