皆さま

 

今回は自分に合った神社の選び方についてお話しいたします。

 

よろしくお付き合いくださいませ。

Q.私たちには誰でもその人に合った神様、仏様がいるということですが、その見つけ方を教えてほしいのですが。
 

A.その人に合う神様、仏様というのは、簡単に言えば「波長が合う」ということです。その人を守ってくれる存在なのです。

たとえば願い事なども、その人に合った神様、仏様にお願いしたほうが、ダイレクトに効果は出ます。
 

Q.それはどうしたら探すことができるのでしょうか。
 

A.それはなかなか難しいことで、前著でも述べていますが、たとえば力のある霊能者に聞けばすぐにわかります。自分で見分けるにはこれはもう「勘」ということでしかないですね。

神社に行ってみて、すがすがしいとか、気持ちがよくなるとか、その人の直感で探す。だから、ひとつにはいろんな神社を回ってみることが大事ですね。佇んでみて、いい感じ、ぽかぽかしてくる、つまり体が温まる感じがする場所は、とってもいいところ、自分に合うところですよ。

逆に寒けがするところはよくない。それは、その人に合わないのですね。そういうところに行くと冷えるのです。

これはその神社がいけないということではありません。もちろん放置された神社で、無人化してあばら家になっているような神社には魔物がすんでいますから、これは近寄らないほうがいいです。だれも祭る人がいない、だれも掃除しない、そういう神社にはネガティブなものが集まってくる。神社というのは、魂が集まりやすい場所ですから。


Q.体が明らかに反応して、「ここは自分に合っている」と確信できればいいのですが。勘に自信のない人もいるのではないでしょうか。
 

A.実際行ってみて、そこで手を合わせてみたら、何となくじーんと来るとか、感情が動く場所が必ずあるはずです。気持ちがよくなるとか。それは男とか女とか言うこともありませんし。

「自分は鈍い」という人もいるでしょうが、10分間ぐらいじっとそこの神社とか、お寺に佇んでみてください。それで家に帰って三日間、体がぽかぽかしているとか、これまでと違ういい形で体の変調を感じられるから、いくら鈍感な人でも効果が実感できるはずです。

実際に私も「自分はそういうことは何にも感じない」と断言する人を、この間ある神社に連れて行ったのです。「ちょっとここで佇んで」といって、一緒にいて、その後帰りましたが、帰ってから三日間ぽかぽかしていたという報告がありました。「ああ、これが神社ヒーリングなんだ」と初めてわかったといって納得してくれました。それまで気を感じたことがないとか言っていたけれども、違いが体感できたと。

言ってみれば、自分に合った神様を探すというのは、すなわち自分探しの旅ということなのです。そこは波長が合うかどうかというのを、まず自分で実感するということですよ。体の感覚ですよ。体感的に理解していかないと、こういう世界はわからない。体で感じたものは本物ですから。

Q.いくつか回ってみて、「ここはいい」というところが複数あった場合はどうすればいいのでしょうか。

A.それはその中で、消去法で決めます。一番ぴんとくるというか、気持ちのいいところを絞っていくのです。A、B、Cとあるのだったら、その中で一個ずつ消していく。その中で、一番ぴんとくるのはどこか。順位をつけるのです。ほぼ同等であっても、微妙に違うはずです。


そのためにも何度か足を運ばないとわからないと思いますが。

Q.夢には出てこないものでしょうか。
 

A.あります。眠る前に「自分に合った崇敬神社、私のお祀りすべき神社を教えてください」という形で問いかけるのです。そして夢で答えを待つ。寝る前に神棚があれば神棚に向かってもいいし、ベッドに入ってからでもいいでしょう。3回唱えてから寝る。

その答えは神社の情景といったビジョンで出てくる場合もあるし、声がすることもあります。

この方法だと間違いはない。夢とか、ああいう無意識から出てくるものはかなり本質を突いていますから。

それともうひとつは系列から探すことも可能です。自分の家、先祖とか、家で代々どういう神様を祀っていたとか、そういう情報が残っているのだったら、それに従ったほうがいいと思います。

家の敷地内に屋敷神がある人は、間違いなくその系列ということになります。それは自分の生まれた家、生家のものです。もちろん結婚とかされて、その家に入るといった場合には、その家の神様ということになります。
 

Q.自分に合った神社をネットで教えてくれるというところがあるのですが。自分の氏神と自分の産土神、生まれたところの神社と教えてくれるのです。でも生まれ故郷の実家の近くの、割とシンボリックな神社とかになってしまうようですね。
 

A.それはもう、たぶん地図で調べてそうしているのではないでしょうか。ネットではそれが限界かもしれません。私たちというか、巫師はピンポイントでそれを見抜きますから。

Q.自分が祀るべき神様は、必ずしも住んでいる近くではない場合もあるのでしょうね。
 

A.それは先祖が絡んでくるのです。先祖が他県から流れてきている場合もあるでしょうし。結局それはルーツを探すということにもつながってくるわけです。自分探し、ルーツ探しですね。



Q.自分に合った神様が見つかったら、ほかの神様は拝んではいけないのでしょうか。
 

A.そうやって自分に合った神様が見つかったら、自分の崇敬する神様は、この神様だけと決めてしまうのです。ほかの神様は拝まない。もちろん通りがかりの神社で気になったところに立ち寄るのは構いません。

ただ、本当はもう既に「この神様を信仰します」ということを決めている人は、あっちこっち立ち寄らないほうがいいのですが。有名な神社に行くのも、趣味としていくのであればまったく問題ないけれど、そこを信仰の場として行くのだったら、それは筋が通らないということになります。

それによってバチが当たるとかいうことはないけれど、相殺されてしまうのです。波長というか、神様の性質が違うものが混ざってしまうと、プラスマイナスゼロになって、何も起こらない。巫師の世界ではそれを「神様がけんかする」と言うのですが。

Q.氏神様はどうなりますか?
 

A.それも同じです。あいさつはするけれども、信仰はしない。私だったら、お稲荷さまが守護神と決まっているので、氏神様も引越しのときにあいさつには行ったけれど、拝んだりはしません。

 

 

 

 

 

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