2020年8月27日 ジャパンベストヘルス株式会社 | 林田学監修:適格消費者団体の動向

林田学監修:適格消費者団体の動向

元政府委員・薬事法ドットコム社主の林田学です。適格消費者団体の動向についてお伝えしていきます。
適格消費者団体は、景表法・特商法に関して消費者庁を補完する役割を果たしており、その動向は重要です。

 

1.消費者団体

さいたま消費者被害をなくす会(=なくす会)

 

2.概要

 

なくす会は、2020年8月27日付で、ジャパンベストヘルス社に対して、サプリメントに関するウェブサイトの一部表示の削除又は適切な表現に修正することを求め申し入れをおこなった(>>)。申し入れの内容は以下の通り。

 

【1】申し入れの対象となる表示

①「第1位 エイジングケア部門」の表示

②「\みてみて/始めた人から喜びの声続々!」と題する体験談の表示

③「4ヶ月継続した方の中の96.1%が効果を実感できたと回答」及び、「96.1%弊社のモニター回答より」との表示

④.「通常9800円(税抜き) 初回特別価格1980円」との表示

 

【2】利用規約第14条の削除

「尚、出荷準備期間中やお届け済み商品代金の未払いがあるときは次回お届け分の休止または解約をお受けすることができませんので、お支払をお済ませの上、出荷準備期間前(次回お届け予定日より約7日前)にご連絡頂きますようお願いいたします。」

 

 

ジャパンベストヘルス社は広告を「全面的に停止」と回答(>>

ただし、4月にも「全面的に停止」と回答したが修正されておらず、なくす会は広告削除の最終確認をして検討するとしている。