IPMN MRCP12回目 | 日々是好日

日々是好日

「命尽きるまでの5年間が幸せならばその人生は成功である」
と信じて僕ぁ、残り人生を悔いなく大切に生きていきたいのである。
Yukihiro kodera is a chronic pancreatitis

半年ごとのMRCPに行く。

今回は実にスッスッと事が進んで、10時には診察終了。

皆さん、まだコロナを警戒して受診を控えてるのかなぁ?

担当が別の先生に変わっていたのには驚いた。

消化器内科でただ一人膵臓専門医の肩書を持つ

先生だったのに、先日辞めたと。

前回予約を取るときに一言も聞かされていなかった。

看護師さんに聞いてみたが、消息は不明。

開業したのでも無く、移動先も濁されて・・

なんだか腑に落ちない引継ぎだけど。

そういえば前回診察の時

「次回、月曜は都合悪いので火曜でお取りします。

担当日ではないけど院内にいますので」

いると言うたじゃん。

でもまぁ逆に良かったかも。

今回の先生のほうが波長も合うし託しやすい気が。

なにより、研修医とか新人さんでないし。

若いのだとすぐに移動で代わるから困ります。

診察室に入るなりいきなり

「奥様も呼んで下さい」と言われたにはギクッと。

「嫁も?嫌な予感がしますなぁ」

「いえいえ、そういうことではなくて安心して下さい。」

膵臓は前回同様で著変なく心配なしと。

3㎝大になったら手術対象といわれていたが、

最近のガイドラインでは膵管の拡張や膵胞内に

結節が見られなければ

そのまま経過観察で良いという事になっとるらしい。

先生の経験上ではIPMNが癌化したのはどれくらいの率?

「1割ぐらいでしょうか」

なぜか安心する僕。

「先生、わしゃまる5年、半年ごとに検査していつも

変化なしだから今後は1年ごとの検査で

いいんじゃないですか?」

 

横から嫁が速攻で

「半年ごとでお願いします」

 

「時間が経つほど危険になるという事でもないですから

1年毎の人もいますよ。でも半年ごとのほうが安心でしょう」

 

慢性膵炎発病当初は、意外な診断に???で

ネットでやたら調べまくってやたら落ち込んだり

わしゃ、膵臓癌で死ぬんかいなとため息ついたり・・

大体がネットで調べまくったのが良くない。

慢性膵炎はやがて癌になるぅ、癌になるぅ

IPMNは癌化するぅ、癌化するぅって記事ばっか目についてさ。

ただの胃の不調や仕事疲れも全部

「膵臓が悪化してるのでは??」

と思っちゃって、自分で病気を作ってたりして。

 

しかし、半永久的に半年ごとに検査っちゅうのもなぁ

75歳まで変化なしならそこで打ち止めだな。

そこまで生きれたらもう充分だわさ。

って心境になりたいなぁ。

でもわしってほんとはビビリだしなぁ・・・