みんな大好き『シャウエッセン』、日本人がそれまで食べていた、歯応えのないウインナー市場に登場した当時、自分のスーパーに初めて入荷した時のことを覚えている。(そろそろ私も「生き字引」の年頃かw)
今皆さんがスーパーで見かける比較的価格の高いウインナーは、すべからくこのシャウエッセンを模倣した商品と言っても過言ではない。
私の世代など「魚肉ソーセージ」や「赤ウインナー」が主流だったので(それはそれで美味しいけど)、初めてシャウエッセンを食べた時の衝撃を覚えている。
「バキッ・バキッ!」そう、シャウエッセンの特徴はこの食感にある。まさに″贅沢な″未知の美味しさだった。
発売元の日本ハムは、本場ドイツに何度も視察に行き、当時日本に珍しかった「皮付き」ウインナーに勝負を賭けたのだ。
☝️今ではもうだいぶ知れ渡ったが、シャウエッセンなどの皮付きウインナーを美味しく食べるには、いきなりフライパンで焼くより、一度茹でてから焼いた方が、より旨味や食感が増す。
本来、日本ハムが薦める食べ方は「焼かない・切らない」が基本だったが、私のように「いきなり電子レンジへ入れる」不精な客に対しても、時流に合わせてそれを公式に「解禁」したw。
👤(私の中の悪魔が囁く…)
シャウエッセンは高い…(税込み500円近い)。塩分もカロリーも高いし、添加物も当然入っている。最近の値上げもモロに反映されてるし、中身も減った。パッケージも巾着をやめてコストダウン?そして特売ではあまり安く売らない。これじゃロピアや業務スーパーの「完コピ」ウインナーで十分じゃね?
そんなことを思うのは私だけではないと思うが、40年もの間「シャウエッセン推し」を続けてきたファンは、多少高くなったとて商品を買い続けるのである。
シャウエッセンは2030年に世界で1,000億円以上を売り上げる「ロングセラー商品」に成長した。
・伊藤ハムの「アルトバイエルン」
・プリマハムの「香薫」
このライバルたちが、シャウエッセンを超える日が来るのだろうか…?