【数字で見るスーパーマーケット②】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト



さて、今回も「数字で見るスーパーマーケット」をお届けします。

👥スーパーマーケットって全国にどれくらいあるの?

☝️大小合わせて全国に『23,000店舗』
ちなみにコンビニは全部で「57,000店舗」あります。


私の感想では、スーパーもコンビニも多過ぎ。そしてあるところにはあり過ぎて、無いところには店が無い(^^;

写真を見ればわかりますが、スーパーの店舗数は前年とほとんど変わりません。

なくなった(潰れた)店があっても、それと同じだけ別の店が開店しているということ。

私なら絶対にやりません(笑)

以前はスーパー同士で客を取り合っていましたが、現在はご存知の通り(生鮮品も扱う)ディスカウントドラッグストアがスーパーの客を奪っています。

この資料では分かりませんが、店の数が減ったとしても、スーパーの『総売場面積』は増えているはずです。店舗数よりこれが厄介で、より大手同士の競争が激化し、そのとばっちりを中小のスーパーが受け、ひいては地域商店街を衰退に追い込んでいきます。

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全てのスーパーマーケットの売り上げは『25.4兆円』
(全盛期のパチンコ業界の総売り上げと同じくらいでしょうか(失礼🙏🏻)

店舗数は「10店舗以下」の小規模企業が65%
→これが一番潰れやすい規模です。

スーパーに従事する「総従業員数」は全国で『109万人』

→これはなかなかのボリュームですね。

☝️いつも申し上げていますが、今後日本型のスーパーはますます減っていき、
①イオンなどの大手企業傘下のスーパー

②トライアルやドンキを代表とするディスカウントストア

③コスモスやドンキーに代表される生鮮食品を積極的に低価格で販売するディスカウントドラッグストア


これらが台頭してくることは間違いないと確信しています。

#出典スーパーマーケット白書2025

 

https://www.kobayashihisashi.com