先週地元山梨にコストコが開店して、これで全国37店舗目だという。
何かと話題に上る店だが、(私を含め)まだコストコに行ったことのない人はたくさんいるわけで…。
テレビやSNSでみんなが「映える」商品を上げてるのを見て自分も行ってみたくなるが、コストコの店舗はほとんどが郊外にあり、車で出かけなければその「アメリカン」な空間を体験することはできない。
👤年会費を5,000円も払うなんてもったいない!
👤商品が大容量過ぎて食べ(使い)切れない。確かに安いかも知れないけど、かえって割高。
👤ホットドッグが180円?私がいつも行くオーケーやロピアだってさあ…
👤私、あの体育館みたいな雰囲気がどうも好きじゃなくてね
☝️要約すれば
『私もコストコに行ってみた〜い(><)』
ということだ(笑)
そこでコストコが近くにない地域に登場し始めたのが『コストコ再販店』である。
すでに全国で300店舗以上展開されているというこの「再販店」。
店舗のオーナーが最寄りのコストコへ買い出し(仕入れ)に行って、持ち帰った商品を「転売」するというビジネスだ。
2〜3割の手間賃(利益)を乗せて、コストコに行けないお客さんに「コストコ体験」を提供する。新規参入のハードルも低く、脱サラやサイドビジネスとして始める人や、スーパーの一角に売り場を設けて集客に繋げる店もある。
【年会費不要・コストコの人気商品を必要なだけ!】
ジャンボパックのパンやデザートは、一般家庭で使う量に店舗で「小分け」して販売されている。
☝️コストコは元々「卸売業(問屋)」であるため、商品を個人や法人が「転売」することを容認している。
まあ定価で買った商品を、誰が転売しようが構わないということ。全国展開にはまだ時間が掛かるし、何があっても責任は最終販売者の「再販店」が取ることになる。こりゃ都合がいい!
本国アメリカにはコストコが600店舗もあるため、「再販店」は無い。
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メディアはこんなネタが好きなので、よくローカルニュースで「コストコ再販店」のことを取り上げる。
👤私は「再販店」の寿命は、コストコのリアル店舗が近所にできるまでだろうな…と思っている。
そして、先週地元にリアルコストコがオープンし、隣町のコンビニ跡地にできた「コストコ再販店」の未来を憂う私…。
👤新聞記者がその再販店に取材に行った。
店主は「近所にコストコができたので、これからは仕入れも楽になる。今後はより一層お客さんが増えると期待している!」
さてその結果やいかに…?
私は毎日その再販店の前を車で通る。リアルコストコは今日も大盛況だ。
「再販店」の結果は皆さんの想像通りである。