【納得できない手数料】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト



普段銀行の窓口に行くことはないので気にも留めなかったが、今カウンター越しに「送金」を頼むと、1回につき990円の手数料を取られる(3万円以上の場合)。

まあ人件費高騰の折、それも仕方ないか…と思っていたら、ATMで現金を振り込むときも高い手数料を取られることが分かる。これは銀行の儲けが減ってきたせいかも知れないが、納得しづらいものでもある。

銀行はひと昔前はそれほど高い手数料を取ることもなく、なんならポケットティッシュやカレンダーをくれたものだった。そして窓口ではどこかしら品の良いお嬢さんたちが親切に対応してくれた記憶がある。

☝️世の中には「納得できない手数料」がある。
もちろん値上げする側にも相応の理由があることは承知しているが…

・スマホの使い方を専門スタッフに相談する手数料

・各種チケット販売におけるよく分からない手数料

・関東では常識のアパート等の賃貸契約の更新手数料


その他にも皆さんが感じている(ある種ボッ◯クリとも言える)手数料がたくさんあると思う。



☝️現在、世の中のあらゆるものは、ネット経由で行うことで人手を掛けずに「低価格化」を実現している。

客側も分からないことがあったら、チャットやQ&A、または詳しい人に聞きながら自分で解決する努力をして「低料金」に協力する。

それなのに(便乗とは言わないまでも)「納得できない手数料」が存在するのはよろしくないと感じる。私には国が何かと理屈をつけて新しい「税金」を取るかのようにも感じてしまう。

👥置いてけぼりの高齢者に不親切だ!

👥ネットバンクなんて信用できない!

👥客を公平に扱うべきだ!


さまざまな意見はあるだろうが、同じバスに乗れない人には「それなら自腹でタクシーに乗れ!」と言われているということ。これはある種の戦いだ、負けちゃいけない!

このままでいけばスーパーの「有人レジ」で支払う客は、手数料を取られる世の中になる。

☝️サービスに対してお金を払う習慣がなかった日本では「納得できる手数料」への理解は難しい。

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テクノロジーの進化は止まることを知らない。
今はスマホを手にAmazonで買い物をし、ネットバンクで送金し、SNSで好き勝手にやり取りしている(永遠にイケてる)自分も、パスワードを忘れ、口座番号も忘れ、SNSで連絡する相手もいなくなる時が来るのである。

しかしそんな現実に精一杯抗(あらが)って、「納得できない手数料」を払わないように頑張ることこそ長生きの秘訣である。

👤頑張って時代に着いていかねば(^^;

 

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