【もうすぐ節分、で〜恵方巻き!】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト



👹あと一週間もすれば「節分」である。知らないうちに「食べるものである!」と刷り込まれた「恵方巻き」が食卓に並ぶ家も多いはずだ。

私の田舎(山梨)では、昔から節分に「イワシの丸干し」を食べる(飾る)習慣があり、私の店でもこの時期のチラシには必ずそれを入れて特売していた。(子供の頃に何の意味があるのか不思議だったw)

バレンタインデーのチョコレートと同じで、これは明らかに販売者(おそらくスーパー?)が仕組んだ「ヒマな時期に『ハレの日』を作る作戦」だったと言い切れる。

それが今では完全に根付いて、結構な値段で高級な「恵方巻き」がスーパー・デパート・コンビニ・専門店で販売されている。似たようなロールケーキまで販売されていて、その商魂たるや頭が下がる(^^; セブンイレブンが全国で売り始めたのが1990年代なので、歴史はそれほど古くない。

☝️ちなみに今年2024年の恵方は『東北東』、そちらを向いて(縁や福が切れないように)巻き寿司まるごと無言で食べる。中の具は七福神にちなみ7種類らしいが、そこまで厳密ではない。なぜなら元々売り上げの低い時期に仕掛けた「販促商品」。だから願い事が叶うかどうかは知ったこっちゃない (笑)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

その恵方巻きも5、6年前に、「廃棄」の多さを嘆いた個人スーパーの若旦那が「捨てるのはもったいないので、当店ではすべて予約販売にして、当日の店売りはしません。ご容赦ください🙏🏻」とSNSで告知した。

それを見て、売る方も買う方も「そりゃそうだよね!」と反響を生み、全国にその流れが広がった。(良いことだ!本当は業界のリーダーがやるべきだった)

☝️統計によると、
・節分に恵方巻きを食べる家庭→40%

・豆まきをする家庭→30%

・年の数だけ豆を食べる人→20%

・何もしない(寿司は高いし豆は汚れる)→40%


さて、皆さんの恵方巻きはいかに…?


👤「節分」と言えば(昨年ここにも書いたが)、子供の頃、不肖の父に向かって「鬼は〜外‼️」と豆をぶつけて追い出した記憶しかない私だが、そんな自分がもう年の数ほど豆を食べられない年齢になっていた(^^;

#鬼は外福は内
#大豆の代わりに落花生をまく

 

https://www.kobayashihisashi.com