▲裏銀座【北アルプス】2023.08.01-04② | ロマンはどこだ!

ロマンはどこだ!

ロマンを探して山旅を。
ぼくらは希望の音を鳴らして歩くのだ。

 

予想以上の大展望!

 

 

日時:2023年8月1日(火)~4日(金)
山名:裏銀座(北アルプス)
※野口五郎岳 2,924m&水晶岳 2,986m&雲ノ平
ルート:ブナ縦尾根→裏銀座縦走コース経由の雲ノ平のピストン
 

 

*****

 

■1日目

 

【其の壱】℗▶烏帽子小屋、前烏帽子岳までピストン

 

 

■2日目(8/2水)

天気:晴れ時々くもり

ルート:烏帽子小屋▶野口五郎岳▶水晶岳▶雲ノ平山荘(テント泊)


am3:56 @2,528m

2日目は2時に起床。

なんだかんだしてこの時間に出発ですが、こういう時コンタクトをしなくても良い、化粧もしなくて良いってなったら、もっと早く支度が終わるのにな~。

朝ごはんを歩きながら食べるようにしても、意外とこういうことに時間がかかるのよね。。。

と、話はさっそく逸れましたが、まだ真っ暗なのでヘッデン点けてスタートです。

 

 

気温は只今7℃。

そういえばニゴウはこの山行でシュラフを持って行かず、インナーシーツだけで凌ぐという軽量化を図っておりました。

案の定寒かったらしいのだけど、あと2日あるのに大丈夫なのかしら。

 

 

烏帽子小屋のテント場から樹林帯をすこし進んでいくと、森林限界に出ました。

まだ暗くてよくわからないけれど、今日はお天気期待できそうです。

じわじわと高度を上げてながら登っていきます。

 

 

 

朝のショータイムがはじまりました。

この青と橙が混ざり合う時間がとても美しい。

 

 

 

昨日テン場で、野口五郎岳だと思っていた三ツ岳が近づいてきております。

近づくにつれてその大きさに圧倒されます。

険しくはないのだけど、大きな山を越えていくという気持ちになるお山。

 

 

 

みなさん、こんなに早く出発しないのか、前後に誰もおりません。

心細いような、でも贅沢なような静かな時間。

 

 

 

45分ほどで道標のあるところにやってきました。

このへんはおだやかな稜線歩きで、朝のはじまりを眺めながらゆっくり進んでいきます。

 

 

 

 

 

三ツ岳への登りに差し掛かると、槍が見えてきました!

 

 

 

振り返って烏帽子岳。

おそらく烏帽子小屋も見えてるはずなんだけど、どのへんだったかな。

 

 

 

おはよう、2日目の太陽!

 

 

 

イワツメクサも朝日に照らされて輝いております。

 

 

 

am5:10

野口五郎岳への道標。

 

 

 

三ツ岳へは登らずに、東側を巻いていくようです。

 

 

 

 

 

このへんの稜線歩きは気持ち良かったなぁ。

 

 

 

高瀬ダムが見えております。

 

 

 

このあたりは岩がゴロゴロしていましたが、そんなに歩きづらいこともなく。

しかしこのあと大変な思いをすることになるとは知らず、余裕で歩くワタシ。

 

 

 

お、今度こその野口五郎が見えてきましたよ!

あのたおやかな稜線がまたいいじゃないですか。

 

 

 

am5:29

三ツ岳の西峰を通過する稜線ルートと、ピークを巻くお花畑ルートの分岐にやってきました。

我が家はお花畑ルートへ。今日は工程が長いのでね、巻けるところは巻いていきます!

 

 

 

とはいえ、野口五郎さんの山容がかっこ良すぎて先に進まない(嬉)!

こういうどっしりとした山容がけっこう好きなんですよね。

 

 

 

お花畑ルートというだけあって、お花がそこかしこに。

 

 

 

 

 

このへん、すごく気持ち良かった!

風もちょうど遮られるし、ポカポカして暖かくて、もちろん展望も最高だし!

 

 

 

赤牛が見えてきました。

お花畑ルートで15分ほど進んできましたが、たしかこのあたりで稜線ルートと合流したんだっけな。

 

 

 

岩ゴロが時折現れます。

 

 

 

岩場が終われば、行く先の稜線を眺め、

 

 

 

また岩場を登る。

 

 

 

お、このニゴウさん、カッコいいんじゃないの?

 

 

 

 

 

遠くから見てるとそんな岩々していないのに、さすが野口ゴーロ。

岩ゴロゴロゴロだわ。

 

 

 

 

 

山と高原地図にも大きな岩が堆積するって書いてあるけど、このへんのことでしょうね。

重なっていて隙間はそれほどないので、わりと歩きやすかった記憶。

 

 

 

さっきから似たような写真ばかりですが、歩いてると絶景続きで撮らずにはいられんのですよ。

 

 

 

はい、振り返ってパチリ。

 

 

 

岩々。

 

 

 

 

 

またも振り返ってパチリですが、この稜線が伸びているかんじ、とても好き。

こういうトレイルをあそこからこうやって歩いてきたんだよねって言ってるのがまた良き。

 

 

 

読売新道▼

 

 

 

水晶▼

 

 

 

このニゴウのちっぽけさで、広大な景色さがよくわかるでしょうか。

 

 

 

あ、なんかケルンぽいのが現れましたよ。

なんだか変わった形ですが、風よけ?

 

 

 

さっきの振り返り稜線もステキだったけど、この稜線も大好物!

あ~、ずっと眺めながら歩いていたいけど、今日はまだ先が長いからなぁ。

 

 

 

am6:51

100mとペイントされた石を発見しました。

ん?何に100m?山頂はそんなに近くないから小屋?でも全然見えてませんけど~。

 

 

 

ホントに100mで着くんかいなと思っていたら、屋根が見えてきました!

なるほど、あれは小屋まで100mってことだったのね。

一段下がったところにあるので、遠くからだと全然見えない場所だったようです。

 

 

 

このへんは風が強くてテント場が作れないくらいっていうのもあって、こうやって下がったところに小屋があるんでしょうね。

 

 

 

am6:54

野口五郎小屋到着です!

 

 

【トイレmemo】

 

〇男女共用

〇和式(ボットン)

〇トレペあり

〇手洗水×

〇200円

 

 

am7:07

行動食などを食べて小休止したのち出発します。

向かうは三俣方面!

 

 

 

すこし進んでいけば、またも読売新道方面が見えてきました。

 

 

 

振り返って野口五郎小屋。

ここからだと下がったところにあるのがよくわかる。

 

 

 

足元はだんだんゴロゴロトレイルに変わってきました。

 

 

 

10分ちょっと登ってくると、山頂が見えてきました!

 

 

 

 

 

am7:23 @2,924m

野口五郎岳、到着!

 

 

 

さー、お次に向かうは水晶!

あのやや右のちょっと茶色っぽくなってるあたりが水晶小屋のようです。

まずはあそこまで行かねばならんのですが、。。。遠いなぁ。

 

 

 

 

【其の参につづく】