2011年の作品。これは掘り出し物でしたグッ

 

 

何か安っぽいコメディみたいなタイトルですが、オープニングからオシャレ!

そのまま最後までオシャレでしたグッ

主役のマシュー・マコノヒーがそうですし、多分知らない共演者たち、リンカーンの運転手、元妻、裁判長、刑事も感じいい。

そして、ストーリーも拍手

『え!?そのまま弁護続けてええの!?』と思ったのは初めてでした。

 

ということで、惜しむらくはタイトル真顔

リンカーンに乗っていることは何も関係ないし。

せめて邦題でなんとかしてあげれば良かったのに。

「真実の行方」とか「告発のとき」とか「告発の行方」とか、法廷モノはカッコ良くて思わせぶりな邦題が多いのに。(「行方」が付きがちですが(笑))

二本松少年隊の話は最後約10分でしたが、「数学者が見た二本松戦争」(以下、本と略)を読んだお陰で各エピソードをしっかり盛り込んだ濃厚な内容であったことがわかりました拍手

 

本に書かれていてハッとした、『少年兵は刀を背に差していても自分で抜くことができなかった』で、少年の幼さ、無邪気さを描く。

 

そして、その日。

 

二本松城を背にして。

畳二枚の粗末な胸壁。西軍の新式銃では安々と貫通する様子も。

 

圧倒的な兵力差に、若先生戦死、少年隊敗走。

本では

少年たちに情けをかけた西軍の将兵

とあった2つのエピソードもしっかり。

 

薩摩の隊長のセリフは大山弥助(反町隆史さんがめちゃカッコいいのです照れ)に言わせました拍手

 

長州の隊長(白井小四郎)は少年兵に刺されながらも、、、

 

二本松落城で終わりません。

最後の最後、覚悟を固める西郷家。

直接言わないまでも全てを悟ったこのときの西田敏行さんの演技、

涙に追い打ちかけられました拍手

 

紀行はオンデマンドにはないのでしたガーン

なのでTV画面より。

もちろん二本松です。

 

今は霞ヶ城。城郭としても美しく必ず行きたいお城です。

 

少年隊の像。軍服を縫う母親像もあるのが余計に泣けます。

 

大檀口古戦場はこんな感じなんですね。

 

二本松の藩風や丹羽家についての言及は全くなしでした。

これは本で補って。

二本松、いつか必ず行きます。

この回は二本松少年隊だけではなく熱い内容盛りだくさんでした。

BS4Kでの再放送を録画して観ているのですが、もう一度じっくり観たくなりNHKオンデマンド単品220円お買い上げしてしまいましたニヤリ

では、切り取り多めで。

 

オープニングの前回のいきさつが悪さ全開の世良修蔵。もうここからテンションアップ

 

後の白虎隊の悲劇の前フリもチラホラ。

 

敗色濃厚の白河口から停戦~恭順を説きに戻った西郷頼母。

この容保公御前での名優たちの大激論が素晴らしかった拍手

 

ここでは新旧萱野権兵衛の共演でもありました。

 

日本人初の理学博士、その後東大総長となる山川健次郎の理系センスも。

演じる勝地涼さんもピッタリ拍手

 

山本覚馬が獄中で口述筆記させていた管見が完成。なんとか獄外へ。

 

と、二本松の話に行く前にいっぱいになりました。

”後半へ続く”ということでニヤリ