二本松少年隊の話は最後約10分でしたが、「数学者が見た二本松戦争」(以下、本と略)を読んだお陰で各エピソードをしっかり盛り込んだ濃厚な内容であったことがわかりました
本に書かれていてハッとした、『少年兵は刀を背に差していても自分で抜くことができなかった』で、少年の幼さ、無邪気さを描く。
そして、その日。
二本松城を背にして。
畳二枚の粗末な胸壁。西軍の新式銃では安々と貫通する様子も。
圧倒的な兵力差に、若先生戦死、少年隊敗走。
本では
少年たちに情けをかけた西軍の将兵
とあった2つのエピソードもしっかり。
薩摩の隊長のセリフは大山弥助(反町隆史さんがめちゃカッコいいのです)に言わせました
長州の隊長(白井小四郎)は少年兵に刺されながらも、、、
二本松落城で終わりません。
最後の最後、覚悟を固める西郷家。
直接言わないまでも全てを悟ったこのときの西田敏行さんの演技、
涙に追い打ちかけられました
紀行はオンデマンドにはないのでした
なのでTV画面より。
もちろん二本松です。
今は霞ヶ城。城郭としても美しく必ず行きたいお城です。
少年隊の像。軍服を縫う母親像もあるのが余計に泣けます。
大檀口古戦場はこんな感じなんですね。
二本松の藩風や丹羽家についての言及は全くなしでした。
これは本で補って。
二本松、いつか必ず行きます。