仕事が忙しくなったのもありますが、イマイチ琴線に触れることがなく
ブログに書く気にまで行かない今年の大河。
いや悪くはないのです。
司馬遼太郎「覇王の家」の通り、岡崎時代の家康さんとその家臣団に
”天下統一”とか”泰平”とかの高邁な理想などなかったでしょうし、
松本潤さんの風貌も等持院にある木像に結構似ているので、
もしかしたら実像に最も近いのでは、とは思っています。
それに、何度も描かれてきた家康さん、同じようになぞっても
意味がないとは思います。
さて、10回目にして推しの北香那さん登場&好演で琴線来ました
「鎌倉殿」では出番も少なく北さんの魅力が十分出てなかったのに対し、
今回は期待以上、北さんにピッタリな難しい役でした
私もほとんど認識なかった西郡の局、後に「西国宰相」とまで言われる
池田家が姫路~岡山・鳥取を任されるのにつながる方でもありました
その他これまででいいところとしては、
・本多正信に過去の大河主役!
・軟弱ではない今川氏真。それを演じる溝端淳平さんも
・リアルジャイアンにしか見えない木村昴さん
・お隣の豊橋に住んでいても行くことはなかった蒲郡も
しっかりフィーチャー。
・紀行がいいこの10回は於大の方ということで、
今後の見所もあります。
・仲睦まじい築山殿が豹変するのか?その最期。
・そして何と言っても『どうする数正』
(このペースで行くと夏の終わりごろか)