まず懺悔から(笑)
2年前からの大河ドラマ「太平記」の再放送にドはまりし、満を持してその原作の吉川英治「私本太平記」を読もうとしたのですが、本がない
約30年前買って読んで、今の家のあの本棚の右下に置いておいたはずなのに・・・
・・・10年ぐらい前に『もう読むことない』と思った吉川英治作品「宮本武蔵」、「新・水滸伝」と一緒に処分したのでした
(「三国志」、「新・平家物語」はちゃんと置いてます)
ということで、全巻買い直し
さて、第1巻。
(児島高徳公墓前を再)
歴史が大きく動く前の前。
なのであまり面白くないのは想定内(笑)
まあ、登場人物紹介ぐらいのつもりで読み切りました。
主人公足利尊氏(ここではまだ高氏)に、
一色右馬介、足利直義、新田義貞、佐々木道誉、日野俊基
北条高時、赤橋守時、等々々
『完全に大河ドラマの役者さんのイメージで』と言いたい所でしたが、チョイチョイ「逃げ上手の若君」
特に、足利尊氏の魅力的な目元の表現が、”魔魅の眸”!
真田広之さんイメージの所に、あの眸がと飛び込んで来ました
お話は赤橋守時が執権に就いた所まで。
その後、この文庫本は解説ではなく紀行文があるのでした。
これがとても良かったので書き留めて行きます。
(いずれ姫路~赤穂の播州地方も出て来るのか!?)
第1回は主人公足利尊氏とライバル新田義貞の地元にまつわる場所。
足利氏側は、栃木県足利市の鑁阿寺(ばんなじ。凄いです、一発で変換できました!)
新田氏側は、群馬県太田市の円福寺。
(太田市の市章が新田氏の家紋)
まだまだ新しい発見にもつながりそうな「太平記」になりそうです